2015年5月

5月22日(金)小学校算数科 教師の授業力向上研修講座(2)を科学実験室にて実施しました。  

 講話・演習「第2回 アクティブラーニング型 算数授業創り道場」


1.算数授業創り演習 第4学年 「角の大きさ」 1時間目

  (1)個人思考タイム
  (2)チーム相談タイム
  (3)模擬授業(プレゼンテーション),交流(相互評価)
  (4)こんな授業なら?
   ①角を測る必要感⇒ズレ
   ②「重ねない」という条件を与える
   ③同じ図形を調べているのに結果がちがう⇒結果のズレ
   ④新しい単位,小さな単位の必要感
  ⇒どんな道筋を通して,子どもたちに出会わせるのか?

2.チーム内でレポート発表(これまでに一番愉しく展開した算数授業)
  (1)2分間プレゼンテーション
  (2)評価S・A・B
  (3)質疑(8分) 司会者は次の提案者
   ☆ 一番うまくいった授業の共通点をまとめると
     …「授業は導入で8割決まる」
   ○教材のおもしろさ ○見せ方 ○発問

3.次回までの課題
  ○公開授業の指導案を完成(10月以降の単元)
    ⇒同じ学年でグループを構成し,プレゼンテーションを行う。
  ○指導案を全員に配布する。指導案の読解後,検討します。
 

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  【アンケートより】

○一番うまくいった授業を交流し合うことですごく勉強になりました。たくさんの引き出しをもつためにも情報収集,
   教材開発が大切だと感じました。
○とっても楽しかったです。本当にすぐに自分の力になる授業(研修)で大変有難いです。
○楽しく学べることができました。教材,授業づくりのスキルがどんどん上がっていく気がします。
○導入が8割というのが最近少し実感としてわかってきました。
○前回と同じチームで授業づくりができたので,話し合いがスムーズにできたように思いました。
 

 

5月14日(木)塚口中学校にて数学科教育研修講座を実施しました。「数学的活動を軸とした授業づくり」等について,
講話をいただきました。  

①公開授業
   第2学年数学科「式の計算」 文字式の利用 式による説明
  『カレンダーの数の並びで,いろいろな性質をみつけよう』
②あいさつ     教育総合センター所長
授業者より
④指導助言および講話 「数学的活動を軸とした授業づくり」


1 「確かな学力」を育む手立て

 
  習得  基礎的・基本的な知識・技能を確実に定着
 活用  (こうした理解・定着を基礎として)
             知識・技能を実際に活用する力の育成
 探究  (この活用する力を基礎として)
             実際に課題を探究する活動を行う
   習得と探究を活用でつなぐ
            →自分のこととして学んだものは身につく 「確かなわかり」

2 数学的活動を軸とした授業づくり
  
    数学的活動は問題解決的な過程で実現される
          【数学的活動をとらえる2つの視点】
 ◆生徒が目的意識をもって主体的に取り組む
   → 新たな性質や考え方を見いだそうとしたり,
          具体的な課題を解決しようとしたりすること
 ◆数学にかかわりのある様々な活動
         本来の「活動」は,子どもの興味や体験・作業から疑問が沸き起こり,
         それを課題として追究・解決していく一連の「活動」のこと
          (問題解決的な過程で実現される)
  【本時では】
  「どのような場面で何を考えさせるか?」
   多様な考えを発表させることだけが目的になるのはのぞましくない。
      → 多様にわかっていくことが重要である
            文字式を活用して説明することが目的
      → 例えば,自分なりに何か見つけたことを自分のものとして
            証明できるかどうか
      → 数学的活動の過程を振り返り,レポートにまとめ発表することなどを
            通して,その成果を共有する機会を設けること。(学習指導要領)
 表現の転換 → 式と図をつなぐ 場面と式と図が行き来する
 授業の後半に向けて生徒の活動がさらに充実し,意欲的に活動していく姿が
 見られるような授業
      → 一人ひとりの「わかり」が確かなものとなること…「やってみる」ことを
            大切にする
 

 




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4月28日(火)教育総合センター第2研修室にて新任校・園長研修を実施しました。 


講話 「新任校・園長に望むこと」

1 教育総合センター所長 あいさつ
2 講話 「新任校・園長に望むこと」
  講師 尼崎市教育委員会 教育長
 
(1)はじめに
    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」⇒德必有隣

(2)全体を把握しようとしているか
   ①今後の社会の動向は
   ②国の教育に関する動向は
   ③県教委の教育に関する動向は
   ④尼崎市の市全体は
   ⑤尼崎市の教育における現状と課題
    ◆小中学校における学力向上(校種間連携を含む)
    ◆適正規模・適性配置(第2次計画)の実施
    ◆尼崎養護学校の市内移転 ◆市立幼稚園の見直し
    ◆校舎の耐震化工事  ◆教育環境の充実
    ◆市立高等学校の特色化づくり ◆給食内容の充実
    ◆学校開放に伴う業務の改革・改善
    ◆学校教育と社会教育との連携
    ◆若手教職員の指導力向上
 
(3)学校園を経営する
   「人・カネ・モノ・教育課程」の管理
    ○黒田如水 水五則
    1つ「自ら活動して他を動かしむるは水なり」
    1つ「常に己の進路を求めて止まざるは水なり」
    1つ「障害にあい激しく其の勢力を百倍し得るは水なり」
    1つ「自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せて容るるの量あるは水なり」
    1つ「洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり 雨となり
                雪と変じ霞と化して凝っては玲瓏たる鏡となり
                而も其性を失わざるは水なり」
 
 

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 【アンケートより】

○ 校長としての重みを改めて勉強させていただきました。
   「打って出る」に応えられるようがんばっていきます。
○ 校長としての自覚と責務が高まりました。
   自校の子どもたちはもちろん,尼崎の子どもたちのために,さらにがんばります。
 

 

・ 「前面に出る」教育総合センター  教育総合センター  所長  佐藤 喜代子

・ 教育総合センターの事業の概要  教育総合センター  所長  佐藤 喜代子

・ 平成27年度教育相談・特別支援担当の運営方針  教育相談・特別支援担当課長 小寺 英樹

・ 教育総合センター 及び 教育相談・特別支援担当 事務分掌表 (平成27年5月1日現在)

  教育総合センターだより No.136(PDF)

 
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