2016年8月

8月8日(月) 図工・美術科教育研修講座を園和小学校 図工室にて実施しました。 


1 【実技研修①】絵具の“ステキ”を再発見!
  ~フリードローイングからの展開・わたしとだれかへ~

   絵の具の付け方をためす
   絵の具の現れ(表われ)をためす
    ◎「選ぶ」のではなく、つくりだしながら…
    ◎自分で決める、やってみるという図工の学びの基本
    ◎「要求されていること」から「やりたいこと」へ
   技法の捉えの2面性
    ◎名付けられない無限の可能性  
    ◎名付けてしまうことでの枠

2 【講話】身体とものと行為が出会う・そこから始まる
  ワクワクする世界へ(造形遊びと工芸的造形)
   ○造形遊びの現在
   ○造形遊びの展開観
   ○造形遊びの理解の二つの側面
   ○工芸的造形の論理とは
    ◆素材や方法があって、それを繰り返す中で
      展開のビジョンが生まれる
   ○工芸的造形の思考を鍵とした造形遊びと工芸の接近
    ◆これまでの美術の約束事を一旦カッコに入れて、
      素材・方法との具体的な出会いからはじまる
      造形の思考を考える。
    ◆「生きてはたらく力」にかかわる美術教育の
      オルタナティブとしての造形遊びと工芸→今一度見直すと
      たくさんのヒントがあるのではないだろうか…
    
3 【実技研修②】絵具の“ステキ”を再発見!
  ~フリードローイングからの展開・わたしとだれかへ~

   トリミングで2点 
    「ここ!!」をさがす
    1点は自分のため 
    1点はだれかのため
   作品交換会

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【アンケートより】
○造形遊びと工芸のお話がとても興味深かったです。造形遊びの考え方、作品の指導の根本的なところを
 改めて、考える機会となり、とてもよかったです。
○テーマをあらかじめ決めるのではなく、やっていく(つくっていく)中で、自由に発想を広げながら、
 完成させていく楽しさが大切なのだと今日の講座を受けて学びました。
○子どもらしさを育てて、自然体で作品づくりへと導いていける、そのような授業を心がけていきたいと思いました。
○子どもたちへの発問の仕方等、勉強になることがたくさんありました。
 最後に他の方の作品がもらえて、とてもうれしい気持ちになりました。
○画用紙に絵の具をつけているうちに、「次はどうしよう!」「次は何にしよう!」とわくわくする気持ちになりました。
 授業でもやってみたいです。
○「表したいテーマからではない造形活動」たいへん勉強になりました。
 教師が要求するのではなく、子どものやりたいことからはじめたいと思います。

8月1日(月)算数科教育アクティブ・ラーニング部会(第2回)を601研修室にて実施しました。 

講話・演習 「アクティブ・ラーニングで創る算数授業演習」 


1 教師の腕が落ちる?夏休み

 
2 5年生「偶数と奇数」の場面をどう構成しますか?
  個人作業→グループ検討→→尾﨑先生の授業実践を通して
    
3 指導案演習①
  (1)指導案提案(15分程度)
  (2)質疑(グループ全体で1時間程度)
    ○同意点は青の付箋,疑問点・改善点はピンクの付箋に記入
    ○次の提案者が司会
   →他の先生の授業提案を聞いて,同意できる点とその根拠や
     代案を示すことも大切な教師の授業技量です。

4 指導案演習②
  (1)各学年グループで代表授業を選出
  (2)各代表授業者プレゼン → 次回
  (3)本代表授業2本選出   → 次回

【次回に持ち寄る課題 8月25日(木)】
  同学年の代表授業と同じ場面の授業略案作成(他グループも可)
  A4版1枚以内(裏表可),参加者分(48部)を印刷

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【アンケートより】
○同学年の先生方と交流ができ、とても参考になりました。
 また、尾﨑先生のお話(授業)を聞き、今回もわくわくして楽しい気分になりました。
○尾﨑先生のお話は、いつお聞きしてもためになります。この講座が毎年続くようにしてほしいと願っています。
○具体的に授業の実践を紹介していただけたので、2学期からの指導に役立てたいです。
○いつもとても楽しくためになります。やはり、今日も授業の「導入」が大切であると勉強になり、
 また、自分の未熟さにも気付くことができました。また明日からがんばっていきたいです。
○まねしてみたい実践が多かったです。次回も楽しみにしています。
○指導案を持ち寄ることによって、自分では気づかなかった指導方法や児童が気づくであろうという点が多く見えてきて
 よかったと思います。

7月22日(金)理科教育研修講座(1)を5階 500~506研修室にて実施しました。 

講話・演習「理科実験で活かせる指導のポイント~電気の利用~」


1 はじめに
  ○講師紹介
  ○JEMAの理科教育支援活動のねらい
  ○エネルギー(電気)の学習の整理)
 
2 JEMAプログラム体験【蓄電】
  ※実験器具セット 2名に1セット
  ○蓄電の授業①「電気はためることができるのか」
  ○蓄電の授業②「コンデンサーに電気はどれくらいためることが
   できるのか」
  ○小学校6年生における授業映像視聴
  ○JEMA講師からのアドバイス

3 JEMAプログラム体験【発熱
  ※実験器具セット 2名に1セット
  ○発熱の授業①「電気と熱の関係~電熱線の並列つなぎ編~」
  ○発熱の授業②「発熱のふしぎ~電熱線の直列つなぎ編~」
  ○小学校6年生における授業映像視聴
  ○JEMA講師からのアドバイス

4 おわりに
  ○JEMA講師からのメッセージ

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※平成26・27年度に受講履歴がある方で、発展的な学びを希望された5名は、 別室にて「オプション実験」を体験しました。
  ○電流・電圧と抵抗  ○電流と磁界


【アンケートより】
○電気の分野は苦手なので、実験などをたくさんすることで、
 興味・関心を得られることが体験を通してわかりました。
○企業の方が講師である研修を受けさせていただき、学ぶところが多いと感じました。

 
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