地域に開かれた学校づくり

 塚口幼稚園に絵本を寄贈しました
 本校3年生の横山さんが、子どもたちのために是非役立ててほしいと、絵本を約100冊寄付してくれました。これらの絵本は横山さんが子どもの頃に使っていたもので、今は使わなくなり、是非活用してほしいとのこと。横山さんの熱い思いを受けた生徒会は、話しあった結果、会計長の橋本和佳奈さん(2年)の出身である塚口幼稚園に寄付させて頂くことに決定しました。塚口幼稚園の園長先生も本校生徒会からの寄付を快諾してくださり、11月15日(月)の放課後、生徒会役員5名で園を訪問することとなりました。
 幼稚園のピンク色の建物、そしてお母さんに手を引かれて家路に向かう園児たちの姿を見ると、「自分もあんなときがあったんだ」と懐かしく感じられました(書記長山本陸くん談)。新生徒会発足後初めての活動でやや緊張気味の5名を、幼稚園の先生方が笑顔で迎えてくださり、無事に絵本を寄贈することができました。
 塚口幼稚園の伊藤園長先生曰く、「絵本は子どもの感性を育て、創造力の向上に重要な役割をもっており、子どもの成長には必要不可欠なもの」ということです。子どもたちはお母さんから絵本を読んでもらって、やさしい気持ちや人を思いやる気持ちが育まれるのですね。

本を寄付してくれた横山さん(真ん中) 伊藤園長に本を寄付する生徒会長の昇さん 園長先生、教頭先生と本校生徒会役員