塚口幼稚園でのボランティア活動に参加しました。

 本校生が令和3年12月15・16・20・21・23日の5日間、塚口幼稚園でボランティア活動を行いました。参加者は1年生6名、2年生8名、3年生2名の計16名(うち生徒会役員5名)です。今回は塚口幼稚園での活動内容をご紹介します。
 活動日の放課後、自転車で学校を出発し園に向かいます。到着するとまずは先生方にご挨拶。そしてすぐに園の清掃活動にとりかかります。子どもたちが遊ぶグラウンドの落ち葉拾いや小石拾い、そして排水溝の掃除などをします。教室の飾り付けに使うパンチ作業もさせてもらいました。色とりどりの用紙に、桜やハートの形の切り抜きをつくっていきます。
 それが終わるといよいよ子どもたちとのお遊びです。どう関わったらいいのか最初はとまどっていた本校の生徒たちも、すぐに子どもたちとうちとけ大はしゃぎで遊びました。鬼ごっこや、自転車、鉄棒そしてブランコ。子どもたちはみんな本当に元気いっぱいで、広いグラウンドをいくら走り回ってもまったく疲れないことに一同驚き。高校生の方が先に息が上がってしまいました。
 外遊びが終わると、次は室内遊びにうつります。男の子たちは電車を走らせたりブロックでおうちをつくったりして遊びます。女の子たちは、絵を描いたり、折り紙やままごとなど。遊びを観察していると、子どもたちもそれぞれ個性があるのがよくわかります。
 活動も日を重ねるにつれ、本校生も子どもたちの名前を覚え上手に遊べるようになっていきました。子どもたちや園の活動にも慣れた頃、活動最終日を迎えるのは少し寂しい感じがしました。今回の活動を通して、子どもたちの無邪気で純粋な心に触れることができました。参加した生徒たちもいろいろな感情が湧きあがり、たくさんの学びがあったようです。
 私たちはときに「知識」を得ることに重きをおきがちです。でも、目には見えないけれど大切な「何か」がきっとある。子どもたちとのふれあいの中で、参加した本校の生徒たちはそう考えたのではないでしょうか。お世話になりました塚口幼稚園の先生方、そして園児のみなさんに感謝申し上げます。