学校長挨拶

 尼崎市立尼崎高等学校ホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。
 令和6年4月1日に着任いたしました荒川哲でございます。
 本校が所在する尼崎市は兵庫県の南東部に位置する、人口45万人の中核市です。市外局番が「06」から始まることから大阪府に位置しているものとよく間違われます。阪神電車、JR8、阪急電車が東西に走っており、大阪や神戸、京都や奈良へもアクセスよく、関西3空港へも1時間以内で移動できる交通の便がとても良いまちです。 また、山がなく、坂道も少ないため、徒歩や自転車での移動に最適なまちです。
 本校は、大正2年(1913年)旧尼崎城郭内に尼崎町立実科高等女学校として創立され、昭和23年(1948年)に尼崎市立尼崎高等学校と校名変更するとともに、昭和41年(1966年)に現在地の上ノ島町に移転しました。 現在、3万人を超える卒業生は、経済界・政界・教育界・芸能界・スポーツ界など各界で活躍されています。
校章は松葉に琴柱(ことじ)を配し、「女」という字を表した高等女学校時代の校章を図案化し、その周りに琴の十三絃を意味する13本の斜線を入れています。 三角形は不動安定の形を表すとともに、新制高校発足当時の市尼・県尼・市商の三校併合の意味を込めて昭和24年(1949年)に制定されたもので、自省のことば(校訓)である「正しく、強く、美しく」の理想を象徴したものです。
 現在、本校は、各学年普通科6クラス、体育科2クラスからなり、本校の校風でもある「文武両道」を追求して教育活動を進めております。
部活動も活発であり、運動部、文化部問わず全国大会出場などの好成績を上げています。 技術を磨くだけでなく、様々な活動を通し、好ましい人間関係の構築を図り、学ぶ意欲の向上や「自分はできる、やれる」といったような自己肯定感をはじめ、責任感、連帯感などを育みながら、社会でリーダーとなれる人材を育成しています。
尼崎市が策定した尼崎市立高等学校3校共通のスクールミッション
「Agency(エージェンシー)~自ら考え、行動し、未来を拓く「人」を育てる~」
があります。さらに先人の言葉にある「時を守り、場を清め、礼を正す」ことにより学校生活の基礎・基本の土台を固め、「次世代を担うリーダーの育成する学校」を目指し、これからの予測困難な時代を生き抜くために、教職員一同、全力で指導支援してまいります。また、保護者、地域の皆様の声をいただき、本校教育活動の改善に生かしていきながら、社会に開かれた学校づくりに取り組み、地域の皆様から愛され応援される「市尼」であり続けたいと考えております。
尼崎市立尼崎高等学校
校 長 荒 川  哲