生活のリズムを点検しよう
−「早寝・早起き・朝ごはん」で生活リズムを−
 
校長  倉橋 忠 
 
最近の朝、生徒の校門を通過する時間帯が遅くなってきました。少しずつですが遅刻者も増加しているように思います。と同時に、忘れ物をしている生徒も増加しているように思います。どうして、そんなことになっているのでしょうか?
原因は、朝、起きるのが遅い。あるいは、家を出るのが遅い。のどちらかでしょう。それには、夜ふかしをしているか、寝る前に、次の日の学習の準備をしないで朝になってからする、などの生活リズムの乱れがあると考えられます。
夜遅くまでテレビを見たり、ゲームをしていませんか? 学習効果を定着させるには、学習の後は寝ることがコツです。学習と睡眠の間に、脳が活動することが多ければ多いほど学習効果の定着に不利であると、指摘する心理学者もいます。
翌日の学習の準備は、寝る前にしていますか? 小学生の時の基本は、中学生になっても、これからも大切な生活習慣です。忘れてはなりません。
全国的には今、「早寝早起き朝ごはん国民運動」が展開されています。その運動を推進している文部科学省は「毎日朝食を食べる子どもは、ペーパーテストの得点が高い傾向にある。」また、「夜更かしをするなど夜型の生活が続くと、時差ぼけのような状態になり、体の調子が悪くなったり、意欲が低下したり、疲れが残る」ようになると警告しています。
人間の体内時計の周期は25時間ですが、私たちは1日24時間の周期で生活しています。朝、太陽の光を浴びることで体内時計は修正され、健やかに1日を過ごすことができるのです。健康で活動的な毎日を過ごすためには、朝の光を浴び、朝ごはんをしっかり食べ、昼は活動し、夜は早く眠るといった規則正しい生活習慣を身につける必要があります。
今年もあとわずかになった今、基本にもどって自分の生活リズムを点検し、新しい年のための準備をして欲しいと思います。
 
保護者の皆様へ
−家庭で取り組む「早寝・早起き・朝ごはん」−
子どもが規則正しい生活習慣を身につけるためには、家庭での取り組みが不可欠です。「毎朝、栄養のバランスがとれた食事を必ずとる」「早寝早起きの習慣をつける」「体操や散歩など毎日規則的に身体を動かす」など、各家庭で子どもが守るべき約束事を作ることも大切です。子どもたちの健全な育ちを支援するためにも、「早寝・早起き・朝ごはん」の実践に、保護者のご協力をお願いします。