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平成26年度のアルバム

オープンハイスクール
   1月20日(火)に本校の第2回オープンハイスクールがおこなわれました。保護者・中学生・先生あわせて約40名の参加がありました。ガイダンス、授業見学、質疑応答、全員が熱心に参加してくれました。みなさんの受験をお待ちしています。

震災追悼行事
   1月16日(金)に阪神淡路大震災の追悼行事をおこないました。当日は、震災・学校支援チーム(EARTH)のメンバーである県立播磨工業高校の田中昭司先生を講師にお迎えして「家庭で防災について話し合おう」をテーマに講演をしていただきました。その後、中庭で「1.17  20TH 絆」の文字をキャンドルでつくりました。黙祷し、この体験を風化させてはいけないとあらためて思いました。神戸新聞平成27年1月17日(土)付

ボランティア
   1月15日(木)に尼崎市立博愛幼稚園でお正月遊びに参加しました。凧作り、カルタ、コマ回しなどのお手伝いをしました。次回は1月20日(火)に本校校庭で今日作った凧上げとしゃぼんだま作りをする予定です。

始業式
   1月8日(木)に始業式が行われました。学校長より「税」・「未」・「羊」・「美」の4文字について、紙に印刷して説明されました。いよいよ最後の学期です、頑張って卒業・進級しましょう。

球技大会
   12月22日(月)に球技大会がおこなわれました。男子は、サッカーとバスケットボール、女子はバスケットボールを行いました。男子サッカーは1年生が、男子バスケットボールは3年生が、女子は2年生が優勝しました。総合優勝は1年生でした。当日は冷え込みが厳しかったですが、怪我もなく楽しくおこなえました。


生徒生活体験発表会
   12月17日(水)に生徒生活体験発表会をおこないました。
【発表内容】
 ・ 保育所ボランティア活動
 ・ オープンキャンパスから入試を終えて
 ・ マイコンカーラリー
 ・ インターシップ 建設セミナー
 ・ 自衛隊体験入隊
 ・ 高校生防災ジュニアリーダー学習会
 ・ 生徒会リーダー合宿
 ・ 進学、就職試験を終えて(模擬面接試験実践)
  発表後に、城内高校卒業生の盛則章さんから講演をしていただきました。全校生は真剣に聞き入っていました。






職員研修
   12月15日(月)に特別支援教育の職員研修を行いました。阪神昆陽特別進学校西面先生をお迎えして、「特別支援教育の在り方」というテーマで講演をしていただきました。教員一同真剣に研修にさんかさせていただきました。
進路講話
   12月15日(月)3・4時間目に本校食堂において、産業人OBネットの板倉範幸様を講師にお迎えして、1年生を対象に、「人生を楽しく過ごすには」というテーマで進路講話をしていただきました。「何のために働くのか」「就職と就社の違い」など、自らの体験から貴重なお話しをしていただきました。生徒も真剣な眼差しで講話に聞き入っていました。
県下一斉募金
   12月13(土)に阪神尼崎駅前中央公園において「東日本大震災復興支援県下一斉募金」を行いました。生徒11名・教員11名が参加しました。当日は多くの市民の方々から32,659円の募金をしていただきました。ありがとうございました。
進路ホームルーム
   11月26(水)に全校生を対象に進路ホームルームがありました。昨年度卒業した卒業生の職場を訪ねビデオインタビューを行い、その様子を体育館で放映しました。全校生徒が真剣な表情で先輩の言葉に聞き入っていました。

生徒会選挙
   11月25日(火)に生徒会選挙がおこなわれました。それぞれ立候補者が自分の想いを熱く語りました。投票の結果全員が信任されました。新役員の皆さん1年間よろしくお願いいたします。

オープンハイスクール
   11月20日(木)に本校の第1回オープンハイスクールがありました。60名を超える参加者に来ていただき、学校説明・系列説明の後、授業見学をしていただきました。1月には第2回のオープンハイスクールがありますのでご参加をお待ちしております。
開校記念式典
   11月19日(水)に本校体育館に於いて開校記念式典が行われました。当日は、稲村和美市長をはじめ多くの来賓の方にご出席していただきました

学校長式辞
本日は、尼崎市長 稲村和美様、尼崎市 市議会議長 杉山公克様、尼崎市教育委員会委員長 濱田英世様をはじめ、市議会議員様、市教育委員会事務局様、学校関係者様など、多くのご来賓の方々のご臨席を賜り、このように盛大に「琴ノ浦高等学校 開校記念式典」を挙行できますことは、この上ない喜びであり、心からお礼申し上げます。
琴ノ浦高校は、平成二十二年四月の、尼崎市立高等学校教育審議会答申「尼崎市立定時制高等学校の今後のあり方について」に基づき、生徒のニーズに合った、より魅力ある市立定時制高等学校への再編を受け創立されました。
これまでの「働きながら学ぶ定時制高校」という位置づけはもちろんのこと、全日制高校に進めなかった生徒、不登校経験者や、ほかの高校に進学したものの中途退学した生徒など、いわゆる学び直しの役割も担っています。
また昨今、将来に対して明確な目標を持てないまま高校に進学する生徒も多く、普通科高校ではあるものの、二年生からは選択科目を有効に活用した四類系を設定し、普通科目だけでなく、工業や商業の類型を設けて、専門科目の座学と共に、専門的な実験・実習が学習できるような、柔軟なカリキュラムの設定と、専門高校にも引けを取らない施設・設備を整備していただきました。
現在一期生である二年生が、このような素晴らしい環境の中で、それぞれの将来の夢や希望、志を持って日々充実した学校生活を送っています。また二期生である一年生諸君は、総合的な学習の時間やキャリア教育を通して、将来進むべき方向性を模索しているところです。
このように二学年しかいない現在の琴ノ浦高校ですが、『琴ノ浦高校は自分たちがつくるんだ』という信念の生徒諸君と共に、本日このよき日を迎えることができました。
しかしながら、市内定時制高校の先輩である、城内高校、そして尼崎工業高校のこれまでの長い歴史と頑張りを忘れてはなりません。この先輩二校がこれまで脈々と積み上げてきたよき伝統と英知があったからこそ、この琴ノ浦高校が誕生したことを忘れてはなりません。
先輩方のいろいろな思いの中で、新しい学校の創立に際して、気持ちよくご理解ご協力いただき、今日のよき日にご支援いただいた同窓会の皆様に感謝とお礼を申したいと思います。 理想と夢を抱いて船出した琴ノ浦高校ですが、現実には沢山の課題を抱えております。しかし、その一つひとつは、新たな道を切り拓こうとしたからこそ生まれた課題なのであります。我々教職員一同は、これからも、ひるむことなく、焦ることなく、校訓である「自律・創造・協力」の精神のもと、生徒諸君と一緒に粘り強く努力を積み重ねて参ります。
最後に、まだまだ未熟な琴ノ浦高校ではありますが、本日ご臨席賜りました皆様には、私たちの心に秘めた、ゆるぎない決意をご理解いただき、今後ともこれまで以上のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げて、開校記念式典の式辞といたします。

平成二十六年十一月十九日  
尼崎市立琴ノ浦高等学校   
校長 大川 真澄


生徒代表挨拶
 昨年、私たちの学校、尼崎市立琴ノ浦高等学校は、この尼崎の地に新しい学校として開校致しました。そして本日、新校舎完成を祝うとともに、開校記念式典がこのように盛大に行われます。私たち在校生一同にとって大きな喜びであり、また、多くの来賓の方々の御臨席をいただき、ともに祝い、喜んでいただけますことに、在校生を代表いたしまして心よりお礼申し上げます。
 私たちは今、本校の前身である尼崎市立城内高等学校と尼崎市立尼崎工業高等学校の流れを受け、商業・電気・機械についても学んでいます。他の学校にはないこの特色は、私たちにとって普通科でありながら専門的な知識・技能も与えくれる大きな財産となっています。また、地域貢献では地域のお祭りに参加したり、阪神尼崎の駅前で東日本大震災の募金活動をしたりと、琴ノ浦高校に来て、地域の人々と触れ合い、様々なことを体験し、自分自身の視野がすごく広がりました。現在、第2学年として将来の夢に向けて動いている中、これらのありがたみを日々実感するばかりです。
 この開校記念式典は、私たち一期生にとってなぜこの琴ノ浦高校を選択したのかを改めて振り返る良い機会になると思います。希望を持って入学してきたこの学校で、何を学び、何を経験し、そして何を得たかったのか。どのような高校生に成長し、どのような人として卒業したいと思っていたのか。夢見ていたことがきちんと達成できているかを見つめ直したいと思います。そして、これからの学校生活の1分1秒を無駄にせず、この琴ノ浦高校で巡り合った仲間たちや先生方と、誠実に懸命に生きて行きたいと思います。  最後となりましたが、このような喜びに満ちた記念式典に参加できることに深く感謝するとともに、今日を節目に決意を新たにし、明日へ向うことを誓いまして、生徒代表の挨拶といたします。
 
平成二十六年十一月十九日  
生徒代表 永田陽奈

平成26年度城琴祭
   11月13日(木)本校において城琴祭が行われました。当日は寒い中、275名もの来賓・保護者・卒業生が来校し、大いに盛り上がりました。

工業教育フェアー
   11月8日(土)9日(日)に兵庫県立但馬ドームにおきまして兵庫県ふれあいの祭典が開催され、同時に県下の工業高校による「工業教育フェアー」が開催されました。本校では、展示と工作教室を行いました。雨模様でしたが、用意していたセットは全てなくなり大盛況でした。
平成26年度尼崎市連合PTAソフトバレーボール大会
   10月18(土)午後、PTAソフトバレーボール大会が、県立尼崎北高等学校で開催されました。少ない人数の中で、見事勝利し、8校中5位となりなんとか面子を保ちました。開会式では「優勝を目標に、楽しくゲームをしてください」との挨拶があり、楽しい中にもいい汗をかくことができました。来年も開催予定ですので、多くのPTA役員、保護者の皆さんの参加を待っています。

進路ミュージカル
   10月1(水)進路についてのそれぞれが持っている隠れた気持ちやフリーターではなくて、正社員となることの大切さを、舞台の役者さんたちが見事に代弁してくれているようで、目が釘付けになるミュージカルだった。


阪神丹有地区定時制生活体験発表会
   9月13(土)伊丹市スワンホールに於きまして「阪神丹有地区定時制生徒生活体験発表大会」がおこなわれました。本校からは富田博さんと酒井利栄さんの2名が出場いたしました。本校からは惜しくも県大会に出場はできませんでしたが、富田さんが入賞しました。

<夏季休業中の取り組み/font>
   本校の夏季休業中の取り組みを紹介いたします。
・小高連携講座
・地域向けパソコン教室
・自衛隊体験入隊

県下一斉募金
   7月12日(金)正午より阪神尼崎駅前中央公園に於いて「東日本大震災復興支援県下一斉募金」をおこないました。生徒19名・教員17名・生徒会役員が参加しました。当日は暑さが厳しかったですが、生徒達は元気いっぱい募金を呼びかけていました。多くの市民の方々から35,801円の募金をしていただきました。本当にありがとうございました。

 
ハローワークによる進路講話
   7月9日(水)3・4時間目を使って3、4年生対象に進路講話を行いました。講師はハローワーク尼崎の崎山様に来ていただき就職の心構え、正社員とフリーターのちがいなど、パワーポイントを利用してわかりやすく説明していただきました。真剣に聞き入っていました。

心肺蘇生法の講習会
   7月7日(月)13時30分より尼崎市中消防署の消防士・救命救急士の方に来ていただき心肺蘇生法の講習をしていただきました。全職員が参加し、心肺蘇生法・AEDの使い方などの講習を受講しました。生徒や地域住民を守るために職員の目は真剣でした。

修学旅行説明会
   7月4日(金)19時より視聴覚教室に於いて修学旅行説明会を行いました。当日は22名の保護者の方々に参加していただきき、日本旅行の方より、日程や注意事項などを説明していただきました。
校内生活体験発表大会
   6月20日(金)3〜5時間目に本校体育館に於いて、校内生活体験発表大会がありました。1位は3年生の酒井利栄さん。2位は富田博さんが選ばれました。地区大会も上位入賞目指して頑張ってください。

総合体育大会
   6月7日(土)〜6月15日(日)に兵庫県下で総合体育大会がおこなわれました。

交通事故防止講演会
   6月2日(月)に交通事故防止講演会が行なわれました。本年度は尼崎市総務局生活安全課、尼崎南警察署の方々から、「自転車の交通ルールについて」の内容を約50分講演していただきました。
   全校生徒は、自転車利用に関する安全運転啓発DVDや講義を謹聴し、交通ルールやマナーを意味を、尊い命を守り、他者を思いやることであると学びました。

生徒総会
   6月2日(月)の交通事故防止講演会に続いて「平成26年度第1回生徒総会」が行なわれました。
   生徒会長の挨拶に始まり、昨年度の決算報告、行事報告、クラブ活動報告、今年度の予算計画、行事計画、クラブ活動計画などが審議され、全ての議案が承認されました。全校生徒は真剣に総会に臨んでいました。生徒会執行部の皆さんお疲れ様でした。

進路ホームルーム
   5月28日(水)本校体育館に於いて、進路ホームルームを実施しました。
≪2校時≫
   本校体育館に於いて、全校生徒対象に「技能五輪競技大会に挑む若者たち」というDVDを鑑賞しました。DVDでは、工業系・サービス系の職種の紹介がありました。卒業後の進路を考える良い機会になりました。
≪3校時≫
   キャリア教育のプログラムとして、紳士服で有名な『洋服の青山』様に来ていただき、3・4年生対象に着こなし講座をしていただきました。スーツの選び方や着こなし方から、お辞儀の方法まで細かく教えていただき、参加した生徒も楽しく学べました。
PTA総会
   5月12日(月)19時より本校南館に於いてPTA総会がおこなわれました。PTA役員の選任等が提案され全ての議案が承認されました。新PTA役員さんとともに生徒の皆さんが成長できる学校をつくっていきたいと思っております。宜しくお願いいたします。
尼崎市長による本校視察
   5月12日(月)13時30分より稲村和美市長、濱田英世教育委員長、徳田耕造教育長をはじめ多くの尼崎市教育委員会幹部職員の方が本校を視察に訪れられました。現在進んでいる安全、安心な学校づくりのための耐震工事中の本館にヘルメットをかぶって工事の状況を視察されました。

尼崎市議会議長による本校視察
   5月9日(金)17時より尼崎市議会議長北村保子様、副議長開康生様が本校の視察に訪れられました。校舎見学後、生徒達と一緒に食堂で給食をお召し上がりになりました。 とても良い雰囲気の学校だとおっしゃっていただきました。

あまテラサカス2014
   5月5日(月)に地域コミュニティ活動の一環として、「あまテラサカス2014」に参加しました。当日は、稲村和美市長も絶賛のフランクフルトとジュースの販売と本校の名前入り風船の配布を行いました。時折小雨が降るあいにくのお天気でしたが多くの生徒・PTA・職員が参加し、「あまテラサカス2014」を盛り上げました。

情報モラル・サイバー犯罪防犯講演会
   4月30日(水)の3時間目に兵庫県警本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方を講師にお迎えして、「情報モラル・サイバー犯罪防犯」について講演をしていただきました。実際にあった身近な事例を基に講演され生徒も職員も真剣に聞き入りました。

校外学習
   4月26日(土)に校外学習が奈良にて実施されました。日程は、興福寺集合、開会式、写真撮影、国宝館、東金堂拝観、自由行動、閉会式、解散でした。興福寺周辺には、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、新薬師寺、奈良公園、若草山などがあります。好天の中、学友との親睦を深め、古都奈良を学習しました。

避難訓練
   4月24日(木)に避難訓練を実施しました。本校は現在耐震工事中の為、体育館と運動場の2カ所に別れて避難をしました。みんな真剣に訓練に臨んでいました。

朝鮮語講座開校式
   4月21日(月)に朝鮮語講座の開校式がおこなわれました。一般受講者の方と本校の4年生と同じ教室で1年間勉強していただきます。本校では市民の皆様にこのような公開講座を開講しておりますのでふるってご参加お待ちしております。
オリエンテーション
   4月11日(火)〜4月15日(火)に新入生に向けてオリエンテーションが行われました。1学年主任、総務部長、生徒指導部長、教務部長、進路指導部長から、本校生としての心構え、校則、教育課程、進路実績などについて説明がありました。今後の高校生活に生かしてもらいたいです。
クラブ説明会
   4月15日(火)新入生に向けてクラブ説明会・見学会が行われました。運動部(10)文化部(17)の部長、顧問からクラブの活動内容について説明がありました。積極的な入部を期待しています。
入学式
   4月9日(水)に本校体育館において、第2回入学式がおこなわれました。158名が学校長より入学を許可されました。3年間・4年間頑張ってください。

学校長式辞(全文)

  早い桜の開花に、春の花々も遅れまいと一斉に花開き、確かな春の訪れを感じるこの佳き日に、ご来賓の尼崎市教育委員会事務局高校教育担当、門積直樹様、本校同窓会長、渡辺功様、本校PTA会長、小井谷ちよみ様はじめ、数多くのご来賓並びに保護者の皆様のご臨席をいただき、平成二十六年度、尼崎市立琴ノ浦高等学校の、第二回入学式を、盛大に挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない喜びであります。ご臨席頂きました皆様方に心よりお礼申し上げます。
  先ほど、入学を許可いたしました百五十八名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんとの出会いに感謝します。琴ノ浦高校は皆さんを待っていました。
  この佳き日を迎えることが出来た新入生の皆さんの、生き生きとした姿に、これまでお子様を温かく、またある時は厳しく育んでこられた、保護者の皆様のお喜びも、一入ではないかと、お察しいたします。保護者の皆様に、心よりお喜び申し上げます。  今日までの道のりは、決して平坦な時ばかりではなかったと思います。それだけに今日の日を、この上もない喜びに感じておられることと拝察いたします。
  さて、入学生の皆さんに、今日からの琴ノ浦高校での生活に際して、二つのお願いをしておきたいと思います。
  まず一つは、「感謝の心」を忘れないということです。素直に「ありがとう」が言える人になってください。「ありがとう」の言葉は、すごいパワーを持っています。
  素直な気持ちで「ありがとう」を言える人は、素直な気持ちで「ありがとう」を受け入れ、他者を受け入れ、行動できる人になれるのです。ですから「感謝の心」とそれを素直に表現する「ありがとう」を言える人、そして「ありがとう」と言われる人になってください。
  二つ目は、「責任」を果たすということです。
  皆さんは自らの意志で琴ノ浦高校を選び、受験に勝ち抜き、琴ノ浦高校への入学を決めました。すなわち、皆さんは人生における独立の第一歩を自らの意志で踏み出したのです。 「少しくらいは」とか、「これくらは」、「今日くらいは」とかいった、自分に都合のよい言い訳をつけて、安易な方に流れようとするかもしれません。しかし、人は「したくても、我慢しなければならないこと」と、「したくなくても、しなければならないこと」があるのです。どうか、自分を厳しく律する気持と、謙虚に反省する心を持って、しっかりと責任ある高校生活を歩んでください。
  次に保護者の皆様に申し上げます。
  お子様の入学にあたり、ほっと一息ついておられることだと思います。しかし、本校で、夢や志を持ち、それを実現させて、社会で力強く生きていくには、学校と保護者が車の車輪のように、同じ方向性を持って進んでいかなければなりません。学校と保護者が、それぞれ役割を持ち、連携・協力していくことが何より大切です。
  本校は、常に生徒のことを第一に考える、熱心ですばらしい教職員ばかりです。私をはじめ、教職員が一丸となってお子様の教育に邁進いたします。ですから、ご家庭におかれましても、本校の教育方針をご理解いただき、基本的な生活や学習習慣の確立に、ご協力賜りますようお願いいたします。
  学校の主役は生徒の皆さんです。皆さん一人一人が琴ノ浦高校生としての自覚とプライドを持って、先程、私がお願いした二つのことを心に留め、地域に信頼され、貢献できる素晴らしい学校にしようではありませんか。 終わりに、本日ご臨席賜りました皆様方に、改めてお礼申し上げますとともに、新入生にとって有意義ですばらしい高校生活になることを祈念し、式辞とさせていただきます。

平成26年4月9日

尼崎市立琴ノ浦高等学校長 大川真澄


着任式・着任式・離任式・始業式
   4月8日(火)に本校体育館において、着任式・始業式・離任式が行われました。最初に行われた着任式では10人の教職員の紹介がありました。その後の始業式では大川校長より「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」という本の紹介があり、意識改革と目標や夢の実現に頑張ることの大切さを話されました。離任式では7名の教職員の方が離任されます。公務の都合上5名の先生しか参加できませんでしたが、それぞれに熱い思いを語られました。当日は、卒業生も多く来校し別れを惜しんでいました。