ラフティングを生かした人生を(進路通信第6号)

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「修学旅行の経験を学校生活に生かそう」

 
解散式のあいさつで、実行委員長が話した言葉が、今も耳に残る。修学旅行の経験をどう生かす?
 グラウンドにこんにゃくいもを植えてみるか。武庫川をラフティングで下ってみるか。そういうことじゃない。
 「時間の使い方」という視点から、ある場面を紹介したい。それは、ラフティングだ。
みんなが、あらかじめトイレをすませ、てきぱきと着替えたために、スムーズに行程をこなし、1時間も早く徳島を出発できた。時間をうまく使った成果だ。これは、たまたまではない。ポイントは「うまく準備できた」という点だ。
 前日に行われた先生の深夜会議。どうすればスムーズにラフティングができるか、眠い目をこすりながら、話し合った。その中で、

1.ホテルでトイレに行っておく
2.水着をあらかじめ着ておいてもよい
 
の2点を、徹底しようという提案があった。
 当日の朝。その2点を、担当の先生が全体に伝えた。しっかり聴いていたあなたたちは、実行に移したのである。インストラクターさんも「着替えがはやくて助かりました」と、あなたたちの「準備」のすばらしさを高く評価してくれた。この経験をどう生かすか。
 要するに、どんな場面でも、
しっかり準備しておけばあとが楽、ということだ。では「しっかり」とは、どういうことか。
 自分で考えるのはもちろん、
人の話を「聴く」ということだ。
 これは、あなたたちの弱点だ。解散式のとき、校長先生から「聴く力が弱い」と指摘していただいた。へこむ必要はない。ラフティングの場面を思い起こしてほしい。あなたたちは、やりとげた。やればできることを証明した。
授業がまた始まる。あなたは知っている。人の話を聴いて準備することが、自分のプラスになることを。
 
5月26日はミニ中間テスト
6月1日は尼崎市内一斉テスだ。
 
体育大会の練習が始まる。どう準備したらいいかは、すでに玄関のところに掲示されている。あなたは知っている。しっかり準備して、うまく時間を使えば、よりすばらしい体育大会になることを。
 部活だって、進路だって、準備の大切さは同じ。ラフティングでの経験を、人生に生かしてみようじゃないか。
 
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