体験型人権学習~相手のことを知るために~

 12月13日(水)、総合的な学習の時間に「体験型人権学習」を行いました。

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1年生は手話体験。

「指の会」から11名の講師の方が来られ、聴覚障がい者の方との接し方や、生年月日や家族構成の聞き方・答え方の手話を教えて頂きました。
聴覚障がい者の方にとって、手話は重要なコミュニケーション手段です。
今回、初めて手話を教わった生徒も多く、聴覚障がいについて考える良いきっかけとなりました。
この日に向けて、手話で自分の名前や数字の表し方を事前に練習していたこともあり、生徒たちは講師の方の説明をよく理解したようです。
ペアでの実践練習も、上手くできました。
手話をするときは、しっかり相手の顔を見て、口も動かすことで伝わりやすくなるということも教わりました。
1時間では足りないくらい、まだまだたくさん教わりたいことがありました。
これからも、相手のことを知ろうとする気持ちを忘れないで生活していきましょう。

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2年生は点字体験。

「点字サークルつくしんぼ」から8名の講師の方に来ていただきました。
視覚障がい者との接し方や、いかに耳を研ぎ澄ませて生活しているかなどのお話を聴き、実際に点字も打ちました。
なかなか上手く打てず、四苦八苦しながら点字で自己紹介カードを作りました。
自分で打った点字の感触に、「うわっ。なんかすごい」と感動したり、「視覚障がい者も点字を打つ」と聞いて驚いたり・・・自分で点字を打ったり触ったりすることによって、これまでとは“点字”のとらえかたが違うものになったようです。
視覚障がい者の方は、声をかけてもらえると「見守られている」と感じるそうです。
もし街中で見かけることがあれば、積極的に声をかけたいですね。

 

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3年生はアイマスク体験。

視覚障がい者についての理解を深めるための活動をされている「グループモリモリ」の方を講師にお招きしました。

はじめに、「数年後に目が見えなくなる」と診断された時の気持ちや、歩きなれた場所ではなく、初めての土地で何も見えないことの不安など、いろいろなことを語ってくださいました。

そして、全員が【アイマスクをする役】と【手引きをする役】の両方を体験。 

上の写真のように、

 ①手に壁が当たるまで直進し、壁に沿って歩くと段に当たる。

 ②段を乗り越えたところで、やっと「こんにちは、何かお手伝いしましょうか」と声をかけてくれる人が登場。

 ③手引きをしてもらいながら階段の上り下りをし、周りの状況を説明してもらいながら、角を曲がるルートを通る。

という内容で行いました。
その中で、視覚障がい者の方と接するときは、「こ・て・せ」(声かけ・手引き・説明)をすることが大切だと教わりました。

体験後、生徒は「当たり前にのぼれる階段が今日はとても怖かった」「手引きをしてもらうと安心するとわかったから、勇気を出してやってみたい」と話していました。

最後に、「“ありがとう”の反対は、なんという言葉だと思う?」と講師の方が質問されました。
答えは「当たり前」です。
今、自分が置かれている状態を“当たり前”と思うのではなく、いろんなこと感謝しながら生活したいですね。

 

 

 

 

北中生みんなが、体験学習を通して「相手のことを知る」ことができた1時間となりました。

講師の皆様、ありがとうございました。

 

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