2014年2月

 
 大庄中学校を会場にして、道徳の授業づくりについて研修を行いました。公開授業では各学年の発達段階に応じた読みもの資料の活用を体感することができました。また、指導助言及び講話ではこれからの道徳のあり方や動向を知ることができ、参観者にとって、今後の実践につながる具体的な手立てや工夫を学ぶことができる良い機会となりました。  
 

【 内 容 】

1 公開授業

  第1学年 道徳 「知らない間の出来事」
  第2学年 道徳 「水引の里」
  第3学年 道徳 「五万回斬られた男」

  テーマ
  ● 第1学年「望ましい生活習慣と物事に積極的に取り組む姿勢を育てる」
  ● 第2学年「自己の役割や責任を自覚し、やりぬく態度を育てる」
  ● 第3学年「主体的に自己の進路を切り拓いていく姿勢を育てる」


2 全体会

 (1)挨拶

    開会挨拶      中学校道徳教育研究会会長
    会場校校長挨拶   大庄中学校校長
    来賓挨拶      教育総合センター所長


 (2)公開授業経過報告及び本日の授業を振り返って

    各学年道徳担当


 (3)指導助言及び講話

    講話  「道徳教育の現状と課題、道徳授業の指導法について」

    ・道徳の授業について
    (「終末」を意識することが最も重要 など)
    ・中学校の道徳教育の特徴 -小学校との違い-
    (思春期の中での自己の確立、キャリア教育との関連 など)
    ・教育基本法をめぐって
    (伝統と文化を尊重、我が国や郷土を愛する など)
    ・今日の政策動向 -道徳の教科化をめぐって-
    (検定教科書、文書による評価、社会一般の「道徳」に対するイメージ など)


 (4)閉会挨拶

 

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【 感 想 】

  ● 大庄中学校の先生方がアイデアを出し合いながら道徳の授業に頑張っておられる姿が良かったです。
  ● 同じテーマでも各学級によってやり方が異なり、工夫も見られ、勉強になりました。
  ● 全体会での各学年道徳担当からの話は、授業のねらいや手立てがよく分かり、参考になりました。  
 

 

南武庫之荘中学校の体育の授業を参観し、研究協議を行いました。
研究協議では、日頃の実践をもとに成果や課題、改善について話し合いました。同じ4年目教員ということで、授業づくりについての活発な意見交流の場となり、各自の指導力向上につながる研修となりました。
 

《 内 容 》

1 公開授業

  単元名 第2学年 保健体育科「バスケットボール」

  ねらい
  ● チームプレーを尊重し、仲間と協力して攻撃を組み立てることができる。
  ● 自分の技能の向上をめざし、失敗をおそれずに果敢にチャレンジできて
    いる。

  主な学習活動 
  ● 個人技能練習
     (ランニングシュート、パスランからランニングシュートなど)
  ● 対人練習
     (ハーフコートで2対1、3対2(オフェンスの動き方))
 

2 研究協議

  指導助言

  (1)会場校校長あいさつ
  (2)授業者から授業のねらい等の発言
  ● 生徒について(「動き方がわからない」という意見が多い。)
  ● 個人技能(シュート、パス、ドリブル)の向上について
  ● 対人練習(3対2など)について
     (ゲームに近い動きと連動することでノーマークの作り方を体感)
  (3)グループ協議(3~4人/班)及び、各グループからの意見や質疑応答
  ● 学習規律について
  ● 小中連携について
  ● 実技教科における評価について
  (4)指導助言
  ● 保健体育科の目標について
  ● 目指すゴール(児童生徒像)の設定について
  ● 今後の実践に必要となる15の力について 
 

3 グループ意見交流(4~5人/班) 
  ● 現在の課題への改善について
     (児童、生徒への個別対応や指導、教職員間の連携など)

 

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《 研究協議及びグループ協議での感想より 》

  • 体操での大きな声、活動間の素早い動きなど、学習規律の確立が見られた。今後の参考にしたい。
  • 対人練習では生徒同士がお互いにアドバイスし合う場面も多く見られ、授業の雰囲気がよかった。
    日頃の指導の大切さを感じた。
  • 日々の課題やその改善について話をする機会があり良かった。
    同期のがんばりを感じ、今後とも頑張っていこうとする気になれた。

日新中学校にて、午前中は授業を見る視点について講話と演習を行い、午後は、数学の授業を参観しました。
文章を読んで、コンパスや三角定規等を使って作図する授業でした。問題ができたときに、生徒から「すっきりした。」と達成した喜びの声があがる授業となりました。事後研究では自分の視点をもとに意見や質問を交流しました。
 

1 午前の部
 (1) 講話
    「授業改善のポイントについて」

 (2) 演習
    「日頃の授業において心がけていることについて」
     ア 個人で考える
     イ グループで考える

 (3) 授業者から授業の視点を聞く



2 午後の部
 (1) 公開授業
    第1学年 数学科 「基本の作図」

 (2) 授業者より

 (3) 質疑応答

 (4) 指導助言 
     ア 本時の授業のふり返り
     イ 数学科の授業づくり
 

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 【研修アンケートより】

  • 異なる校種の授業を観ることができ、学ぶことが多かったです。いつでも、子どもたちのやる気をひき出し、応用力をつけさせることが必要だと感じました。教育の具体的な支援の仕方等、アドバイスがもらえてよかったです。実践していこうと思います。
  • 小学校から中学校への単元の関連性がよく見えて勉強になりました。
  • 他教科の先生の授業は新鮮で、社会科で活かせる点はないかと探していました。生徒主体の授業をしたいと思います。
  • 小学校では基礎的な知識や思考する学習をしっかりとさせなければと自覚しました。

 

 
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