冬の自然体験学習

 1月29日(金)講師の先生を招いて、自然と豊かにふれあう体験活動を行いました。天気は快晴だったのですが、気温が低く、風も強かったので体育館で、換気を行い実施しました。

 トクサは、茎の表面がザラザラしていて、自然のやすりになること。刃物を研(と)ぐからトクサっと名前がついていること。

 タラヨウは、「ハガキノキ」という別名があり、郵便局の木とされ郵便局前に植栽されることもある。ハガキ(葉書)の語源になったことも教えてもらいました。また、落葉する葉、しない葉の特徴や、葉が分厚いので、防災のために植えられたことを教えてもらいました。

 和紙の原料となるコウゾに触れ、樹皮は最高級の和紙の原料になり、ミツマタやガンピも原料にされていることを教えていただきました。

 クロマツの葉を使って、すもうをしたり、弓矢・鳥をつくったりして遊びました。クロマツの葉っぱは、2本で1枚と数えること。クロマツは、海に多く、アカマツは山に多い。松茸が生えるのはアカマツで、クロマツよりも葉は柔らかいことも教えていただきました。

 尼崎は都市部にあり、本物の自然に触れる機会は少ないですが、ご指導いただいた、関学の山崎春人先生・(本校のビオトープづくりにご指導いただいた)瀬口和矩先生ありがとうございました。

 

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関学山崎春人先生(愛称マリオ先生)  トクサの茎で爪を磨ぐ

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コウゾの樹皮の特性を体験    タラヨウの葉に字を書く(葉書の語源)