日新中学校の校則について
日新中学校では、「こども基本法」の成立に合わせて、子どもの意見を表明する機会の確保等を念頭にして、何よりも子どもの命を守ることが重要であり、安心して楽しく通うことのできる学校の環境整備に取り掛かっています。
本校では、各クラスでの学級討議を経て、全校生徒の代表者として生徒会執行部による校則検討委員会で校則等の課題について話し合う機会を定期的に持っています。このことにより、全校生が当事者意識をもって、「自分達の学校を自分たちの手で良くすること」を目標にしています。
また、生徒が主体的に意見を表明する機会として「専門委員会」を位置づけ、子どもの声を集約できる場面や機会を増やすようにしています。
中学校では、各種儀式的行事・トライやる・ウイーク、地域との交流会・進路(面接や試験)があります。学校生活の中で身なりに関して清潔感を保ちマナーを習得することやTPOに合わせた生活スタイルを自己管理することは大切な経験となります。そして自己選択自己決定する力は卒業後に生きていくために重要なスキルです。
日新中学校では、令和4年度より生徒指導委員会から、生徒支援委員会に名称を変更し指導から支援へ、生徒へのかかわり方を変えてきました。。
また、令和5年4月より、身なりに関する内容を校則で規定するのではなく、「身だしなみ」として定めることに変更しました。
<日新中学校の校則>
校則として規定する内容は、下記の①~⑤を基本としています。
① 校時表(時間割)
一日の計画を自己管理することを目指す。
② 他者を理解し尊重する人権意識を持つこと
個性を互いに認め合い、学び合い、助け合い、教え合うインクルーシブな環境を目指す。
③ 自他ともに「命」を大切にすること
何よりも命を守ることを最優先とする。
④ 清潔感とTPOを心得ること
地域との交流や連携、進路の妨げにならない、清潔感のある身だしなみを習得することを目指す。
⑤ 他者に迷惑をかけないこと
自己都合によって他者の権利を侵害しない。
身だしなみについて
(1)頭髪について
頭髪は、清潔感があり、学校生活に支障のないものを心がける。
[身だしなみの基準]
① 前髪は、手で押さえない状態で目にかからない程度にしましょう。
② 前髪が目にかかる場合は、黒・茶・紺のヘアピンでとめましょう。ヘアピンは飾りのついていないものにしま
しょう。
③ 髪全体は肩につかない程度として、長い場合は、黒・茶・紺の目立たない色のゴムで学業に支障のないように
結びましょう。セットするのに、必要以上に時間がかかるお洒落目的のものは控えましょう。
④ 奇抜なヘアスタイルはやめましょう。
⑤ パーマ・染色など、自然の状態を損なうようなことはやめましょう。
⑥ 整髪料の使用はやめましょう。
(2)服装について
服装は、男女とも身体の大きさに適した標準服を正しく着用しましょう。
1)ブレザー無し
① 半袖または長袖カッターシャツ(白無地)またはポロシャツ(サックスブルー)。
② スラックスまたはスカート。スラックスを着用する時は、ベルトを着用しましょう。
ベルトは黒で、標準的なもの。高価な物や華美な物(金属や穴が全面的にある物)は禁止。
③ ネクタイまたはリボン(着用は自由)。
④ 白・ベージュ・グレー・紺・黒の肌着(無地)を着用する。
※色つきの肌着は見えないように着用しましょう(Ⅴ首、U首など)。
2)ブレザー着用
① 学校指定のブレザー
② ブレザーの下には長袖または半袖のカッターシャツ(白無地)またはポロシャツ(サックスブルー)。
③ スラックスまたはスカート。スラックスを着用する時は、ベルトを着用しましょう。ベルトは黒で、標準的な
もの。高価な物や華美な物(金属や穴が全面的にある物)は禁止。
④ ネクタイまたはリボン(着用は自由)。
⑤ 白・ベージュ・グレー・黒・紺の肌着(無地)を着用しましょう。
※色つきの肌着は見えないように着用しましょう(Ⅴ首、U首など)。
3)防寒着・防寒具について
① 各自の体調に合わせて、Vネックのセーターやベスト(白・黒・グレー・紺の無地)を着用してもかまいません。
② マフラー・ネックウォーマー・手袋を着用してもかまいません。
※登下校時のみ。教室で脱着しましょう。
③ ウィンドブレーカー(上着)などの防寒着を着用してもかまいません。
※登下校時および教室移動時のみ。教室で脱着しましょう。
※部活動で使用しているウィンドブレーカーも可。
※式典(始業式・終業式・修了式・離任式・着任式・対面式・入学式・卒業式)の時には着用しないようにしま
しょう。
※体操服登校の時は、体操服・学校指定ジャージが優先。それでも寒い場合は着用してもかまいません。
④ 各自の体調に合わせて、うすだいだい色のストッキング及び黒色のタイツを着用してもかまいません。
※ストッキング、タイツの上に、靴下を着用しましょう。体育の授業の時はストッキングやタイツを脱ぎましょ
う。
4)服装についての注意事項
① 極端に小さかったり、大きかったりする標準服の着用はしないようにしましょう。
(入学初期の大きめに関しては例外。)
② 変形制服は着用禁止。
③ カッターシャツやポロシャツはスラックスのベルトやスカートのウェストが見えるように中にしっかり入れまし
ょう。
④ スカートはへその位置くらいで着用しましょう。無理に高い位置や低い位置ではかないようにしましょう。
⑤ スカートのすその位置は、膝のお皿が隠れるようにしましょう。ただし長すぎたりしないようにしましょう。
※入学時に大きめを購入して長いのはこの限りではない。
⑥ 式典の時には、白のカッターシャツを着用するようにしましょう。
⑦ ブレザーを着用する時は、ブレザーの1つ目のボタンを必ずとめましょう。
⑧ 式典でブレザーを着用するときは、ネクタイまたはリボンを着用しましょう。
⑨ ネクタイを着用するときは、きちんと結びましょう。
⑩ ブレザーの下に半袖のカッターシャツやポロシャツを着用してもかまいません。
5)名札
① 左胸のポケット部に名札(左が組章・右が委員章または生徒会役員章)をつけること。
② 校章はブレザーの襟につけましょう。
6)靴下
① 白・黒・紺色で無地のもの(くるぶしソックス可)。
白色で底に黒・紺・グレーの色がついている汚れ対策の靴下も可とsます。
② 式典の時には白色を着用しましょう。
③ ルーズソックスは着用しないようにしましょう。
④ ワンポイントは、スポーツメーカーのロゴで側面についているもののみ可。
7)靴(くつ)
運動に適したもの。色や形に指定はありませんが、サンダルやクロックスのようなかかとの無いものや厚底靴は、
運動時にけがの恐れがあるので、やめましょう。
8)衣替え
衣替え期間は設定しません。個人の体調を考えた服装をするようにしてください。
(3)持ち物について
1)かばん
学校指定のかばんを持参しましょう。
2)お金
① 不必要に多額のお金を持ち込まないようにしましょう。
② 用品購入や部活動の部費など、お金を持参する場合は、必ず登校後すぐに担当の先生に渡す。
渡せなかった場合は、担任の先生へ朝学活時に預けましょう。
3)本について
① 昼読書や休み時間などに利用する本の持ち込みは、図書室で貸出しているものに準ずるものとします。
(文庫本・小説など)
② 図書室で貸し出していないもの(雑誌・漫画など)は持ってこないようにしましょう。
4)自転車の使用について
① 自転車通学は禁止。
② 平日に部活動などで使用する場合は、顧問の先生の許可のもと、自転車を押して登校しましょう。事前に顧問から
登校時間、自転車の置き場を確認しておきましょう。休日に部活動で使用する場合は、顧問の指示を聞きまし
ょう。
③ 必ず自転車乗用に関する保険に入りましょう。
④ 部活動などで使用する場合は、できるだけヘルメットを着用しましょう。
⑤ 許可のない自転車通学を発見した場合は学校で預かり、保護者へ返却します。
(4)その他
① すべての持ち物には必ず名前を書きましょう。
② かばんには、1つだけキーホルダーをつけてもかまいません。大きさは生徒手帳の大きさ程度とします。
ただし、先がとがっていたり危険性のある物はつけないようにしましょう。部活動のかばんについても同じです。
③ かばんなどへの落書きはしないようにしましょう。
④ 学校生活に不要な物(スマートフォン・ゲーム機等の電子機器類、漫画、トランプ等のカードゲーム、おもちゃ等)
は持ち込まないようにしましょう。
⑤ 化粧、マニキュア、装飾品はしないようにしましょう。ピアスの穴を開けてもいけません。
⑥ 制汗シートは使用してもかまいません。ただし、無香料のもののみです。制汗スプレーは持ってこないようにしまし
ょう。また、虫よけシートも使用してかまいません。
⑦ まゆ毛を極端に細くしたり、抜いたりしないようにしましょう。
⑧ 熱中症対策のため、登下校時にアイスリングやアイスタオルを使用してもかまいません。