平成24年度 理科教育研修講座(7 月25日)

≪ 内容 ≫
1 講話 「児童生徒が輝く授業とは?」
2 演習 授業を振り返って(個人)
3 グループ交流(5人×6グループ)
4 全体交流(各グループでの話し合いの内容を発表)

 講話では、生徒指導の基本、学力向上の基本として、1時間1時間の授業を1分1秒でも大切にすること、「授業で勝負」を熱く語られました。

 また、数多くの優れた実践(掲示物の工夫、デジタル教材の活用、実物や実験結果のサンプルの用意、生徒による演示など)が紹介され、即実践的な内容でした。

平成24年度理科研修1

平成24年度理科教育2.jpg

 

平成24年度理科教育3.jpg

 グループ交流では、付箋を用いたブレーンストーミング
を行い、「授業規律の定着」や「授業内容」についての各
自の実践や課題を情報交換し、解決に向けての糸口を
模索しましまた。

 「小学校・中学校で、課題に対して共感することが多か
った」などの声も聞かれるなど、グループ交流を通した新
たな教師間の横のつながりも見られました。

 全体交流では、各グループより今後へ向けての工夫が
数多く発表されました。以下に一部を紹介します。

≪ 授業規律の定着 ≫
・ 4月からのルールの徹底
 (一人一人の子どもをよく見る)
・ 教室、実験室の環境整備
 (掲示物、持ち物整理など)
・ ほめ方の工夫や教師の笑顔

≪ 授業内容 ≫
・ 授業内容のスケジュールをはじめに提示し視覚化
・ 発問・指示の工夫
 (興味を引き出す、簡潔な説明、2つの活動を同時に指示しない)
・ ビンゴや小テストによる学力定着
・ 発表の工夫
 (「同じです」ではなく「自分の言葉で」)
・ ノートを書かせる工夫
 (時間短縮として絵などはプリント配布、優れたノートの紹介)
・ 実験における相互評価(振り返りシートの活用)
・ 実体験や疑似体験を大切にする

 ≪ 感想より ≫
○ 忘れ物調べを教師がする間に教科係が主導してビンゴゲームをする。デジタル教材を生徒に操作させるなど
  よいアイデアだなと思いました。他校種の先生方と話すことでいろいろ参考になることを学ばせてもらったり、
  同じような工夫をされている先生がおられて心強かったりしました。
○ 一緒にワークをした先生方にアイデアを頂けたことも大きな収穫の一つです。
○ 『授業で勝負する』という最も大切な部分を今日は再確認させていただきました。又、意見の交流会があった
  ので、2学期にすぐに生かせることがたさんあったので良かったです。有難うございました。
○ 中学校のことをあまり知ることがないのでとても参考になりました。改めてしっかり規律について考え、徹底し
  いこうと思います。ありがとうございました。

 
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