平成24年度 英語科教育研修講座 (8月27日)

若手教員の育成に力を注がれている授業改善アドバイザーの尾﨑 一郎 氏と前授業改善アドバイザーの今本 芙佐子 氏を講師として迎え、尼崎市の英語科教育について実践的な立場からお話をいただきました。
     
《内容》
1 講話 「4技能をバランスよく育てる言語活動のあり方」
 
 
・ 小学校外国語活動から中学校英語へのスムーズな移行
 小・中連携、小・小連携、中・中連携、複数の中学校区内の小・中連携など、多様な連携が大切です。
 
・ 高等学校で英語で授業を受けられる素地をつくる
中・高連携や中学校での言語活動を増やすことが必要です。特に、クラスルーム・イングリッシュやティーチャー・トークのレベルの向上と日々の繰り返し、またALTの活用が大切です。
 
・ 公立高等学校入学検査への対応
語彙力をつける活動や長文を読む練習がポイントとなります。
 
・ 目標をはっきりさせ、ゴールに向けて1年分の指導計画を立てておく
教科書の内容をそのまま教えるのが目的ではない。児童生徒の状況を把握し、最終的にどんな力を身につけさせるのかを常に念頭において、授業に取り組むことが大切です。
 
など、受講者は尼崎市の英語科教育の現状と課題を知り、今後の教育実践における方向性やその具体的な対策について学びました。


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 《受講者からの感想》
  •  自分自身の授業を振り返って、今のままで良いと思える点や改善した方が良い点などに、気づくいい機会となりました。ありがとうございます。
  •  語彙力、単語力はどんな時にも需要なので、他教科でも繰り返しが必要ですね。計算もしばらくしないとすぐ忘れてしまいます。整数、分数、小数がはいってくると約束ごとを忘れ自分流で解いてします。定着させることがとても大切だと思います。
  •  日々の授業内ではその時間にすべきこと、生徒対応に追われ、“ゴール”を中心にしての授業展開ができてきいないなぁ・・・と反省しました。今後も尾﨑先生、今本先生のお話しを楽しみしています。

 

 
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