平成24年度 体育科教育研修講座(2) (8月28日)

 

授業における柔道の安全指導について、専門的な立場から講話と実技演習をいただきました。
     
《内容》
1 挨拶
2 講話及び実技演習 「柔道の安全指導」~女子への指導を視野に入れて~
 
 
《講話》
  女子への指導の注意点
  • 体(関節)が柔らかく、筋力が弱いので、ペアを組むときは必ず体格を合わせる。
  • 体幹の緊張がしにくい(剛体の姿勢がとりにくい)ので、力の入れ方から練習させる。
  • 打ち身(青アザ)になりやすいので(受身の練習だけでも)、可能であれば運動用マットを用意したり、予め生徒・保護者に説明が必要である。

    など、具体的なお話をいただきました。
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《実技演習》

○ 実技指導の注意点

  • 取りと受けにそれぞれ別々に注意を与える
  • 受けが安全に倒れる練習がまず重要である(取りがどう投げるかは次)
  • 参ったの合図を最初に教える

授業前後の体調・ケガの確認など、実践的な実技演習を受けました。 受講者は、テンポのある講話  や実技演習に引き込まれるように集中して取り組み、あっという間の2時間でした。

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   寝ながらテレビを見る姿勢が、横受身の姿勢になる。

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投げ技を使っての横受身の練習。

《受講者からの感想》
  • 女子に柔道を教えるということを細かく分かり易く教えていただきました。
  • とてもわかりやすかったです。授業の進め方や具体的な例や声かけの内容など、今まではあまり自身がありませんでしたが、私にも柔道が教えられるかも、と思えました。ただ、1回2時間受けるだけでは半年も立つと柔道着の着方すらわからなくなるのです。それほど、基本から全く知らない者には、なかなか教えるというのは難しいです。
  • 授業の計画を組み立てるのに、とても参考になりました。練習をして、3学期の柔道の授業に備えたいと思います。

 

 
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