平成25年 体育科教育研修講座(3) (8月2日)

 昨年度に続き、武庫川女子大学 健康・スポーツ科学科 教授 北島 見江 氏を講師として迎え、創作ダンスの授業における導入部分の演習を行った。受講者を生徒に見立てた授業形式の演習は実践的であり、受講者は講師の経験や理論に基づいた具体的な指導方法を学ぶことができた。また、テンポの良い授業展開と講師の適切な声かけにより、授業が進むにつれて、受講者同士の仲間意識も深まっていった。

《 内容 》
 1 開会の挨拶    園田東中学校 校長 德田 尊嗣 氏(体育科教育研究部会 会長)
              学校教育課 係長 澤嶋 伸 氏

 2 講話及び演習  「ひと流れの動きの体験 ~新聞になりきろう~」-ダンス-
              講師 武庫川女子大学 健康・スポーツ科学科 教授 北島 見江 氏

 3 閉会の挨拶    大庄北中学校 校長 中 俊弘 氏
 

《 講話及び演習より 》
 (1) ウォームアップ(2人組)
   ・ ストレッチ体操やゲーム的要素を取り入れた心と体をほぐす運動

 (2) グループでの創作ダンスづくり(ひと流れの動きの体験)
   ・「新聞紙」から受けるイメージをもとにダンスを創造する
  ①「新聞紙」を体感する(2人組)
   ・「新聞紙」を体に密着させて走る、走りながら「新聞紙」を受け渡す 等
  ②「新聞紙」の多様な動き(イメージ)を引き出し、それを体で表現する
    (2人組)
   ・ 片方が「新聞紙」を動かしたり丸めたり、放り投げたりし、他方が
    その動きを真似る 等
  ③ 「新聞紙」から得た多様な動き(イメージ)より、即興ダンスを創造
    する(2人組)
   ・ 片方が特に気に入った動き(イメージ)を即興ダンスとして踊り、
    他方がそれを真似る
   ・ お互いの即興ダンスの良さを合わせ、ダンスにメリハリをつけていく   
  ④「新聞紙」のイメージをもとに、擬態語をつけて踊る。(2人組)
  ⑤「新聞紙」以外の「紙」にも視野を広げ、イメージを膨らませて踊る
    (4人組)
   ・「厚紙」や「色画用紙」など、いろいろな質感や色合いの
     「紙」をイメージし踊る
  ⑥ 初めと終わりを決め、一連の作品にまとめる(4人組)
  ⑦ 隊形の集・散・移動などの変化をつけて踊る(4人組)
  ⑧ 各グループの創作ダンスを発表し合う。
   ※ 体育館をステージに見立て、観客を意識した隊形をつくる。
  ⑨ 創作ダンスのまとめ
   ・ 運動課題(走る、跳ぶ、回る 等)に何かのイメージ
    (風に吹かれるように 等)を融合し、工夫する
   ・ ロンド・カノン形式など「繰り返しの活用法」を利用し、工夫する

 (3) 意見交流
   ・ 各校の実践について
   ・ 指導における悩みや課題について

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《 感想より 》
  ● 「イメージを表現する力」を子どもたちにつけさせたい。
   現代リズムは子どもからの需要が高く、受け入れやすく、現代リズムばかりの授業になっていた。
   エネルギーを発散する、思考をめぐらすなどの活動を今後取り入れていきたい。
  ● 小学校4年生の担任をしています。運動会で利用できるところは、どんどん活用していこうと思います。
  ●  キーワードがはっきりとしていて、とても分かりやすかったです。表現での創作の仕掛けを学べて役立ちました。

 

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