講話及び演習 「魅力的な先生による、素敵な図工・美術科の評価」 1 いろいろな造形過程 A 発想、構想、ねらい、目的、イメージ B 素材、材料 C 技法、形態、行為 ①A→B→C ②A→C→B ③B→A→C ④B→C→A ⑤C→A→B ⑥C→B→A 大人は①②から、子ども(幼少期)は③~⑥から造形を始める ことが多い。 2 造形遊びとは… 必ずしも作品にすることを目的としない、色や形と格闘すること そのものを大切にした遊び。 3 作品主義的指導と解放主義的指導 (1)作品主義的指導 教師の「つくらせたい」作品を、子どもを使ってつくらせる → 作品の画一化 (2)解放主義的指導 子どもにただ任せるだけの指導 → 放任
☆ 教師のねらいが子どもたちのやりたい気持ちに変換されるような 授業を考えることが大切ですね。 ☆ どんな力を身につけさせたいか → 授業のねらい → 評価 4 評価に関する考え (1)教師は素敵な鑑賞者であるべき (2)作品は作者が筆を置いたときに完成するが、アートはその時から 始まる。 → 教師の役割は形成的評価 5 「教育の過程は芸術表現の過程を含んでいる」 H.リード(1893~1968) (1)芸術の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 表現 → 鑑賞 (過程の中で鑑賞) (2)教育の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 実践 → 評価 (過程の中で評価) |