平成25年度 図工美術科教育研修講座 (8月9日)

造形の過程から指導、評価にいたるまで、専門的に詳しくお話していただきました。
評価については受講された先生方で意見交流が行われました。 
 

講話及び演習
 「魅力的な先生による、素敵な図工・美術科の評価」
 講師 関西国際大学 准教授 松岡 宏明 氏
 

1 いろいろな造形過程
 A 発想、構想、ねらい、目的、イメージ
 B 素材、材料
 C 技法、形態、行為
 ①A→B→C  ②A→C→B  ③B→A→C
 ④B→C→A  ⑤C→A→B  ⑥C→B→A
 大人は①②から、子ども(幼少期)は③~⑥から造形を始める
 ことが多い。
 

2 造形遊びとは…
 必ずしも作品にすることを目的としない、色や形と格闘すること
 そのものを大切にした遊び。
 

3 作品主義的指導と解放主義的指導
 (1)作品主義的指導
   教師の「つくらせたい」作品を、子どもを使ってつくらせる
    → 作品の画一化
 (2)解放主義的指導
   子どもにただ任せるだけの指導
    → 放任

  ☆ 教師のねらいが子どもたちのやりたい気持ちに変換されるような
    授業を考えることが大切ですね。
  ☆ どんな力を身につけさせたいか → 授業のねらい → 評価
 

4 評価に関する考え
 (1)教師は素敵な鑑賞者であるべき
 (2)作品は作者が筆を置いたときに完成するが、アートはその時から
   始まる。
    → 教師の役割は形成的評価
 

5 「教育の過程は芸術表現の過程を含んでいる」
   H.リード(1893~1968)
 (1)芸術の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 表現 → 鑑賞
            (過程の中で鑑賞)
 (2)教育の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 実践 → 評価
            (過程の中で評価)
 

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 【研修アンケートより】
  ☆ 評価について、自分がわかっていないことばかりだったので、とても勉強になりました。
    「アート」の定義についても目からウロコでした。
  ☆ 評価の観点の考え方など、他の先生と意見を交わすなど、深く考える機会となりました。
 

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