2013年9月

学校ホームページ更新情報

 生徒たちの一糸乱れぬ集団行動の動きが見事でした。また、オリジナルの動きを創る学習活動ではグループでアイデアを出し合いながら一生懸命取り組んでいました。
 

公開授業及び講話
 「体育科 集団行動を基本とした体力づくり運動」
 授業者 立花中学校 主幹教諭 米田 十四郎 氏


1 公開授業「集団行動を基本とした体力づくり運動」
 (1) 本時の目標の確認
    整列・礼・腰を下ろして休め
 (2) 準備運動、筋力トレーニング
    起立・開列・ラジオ体操・筋トレ
 (3) 集団行動の実践
    点呼・行進(並足)・方向転換・隊列交差・停止・整列・番号
    列の増減(2列→3列、2列→5列)・行進(駆け足)・方向転換・停止・礼
 (4)グループごとの集団行動練習(4グループ)
    オリジナル「まわれ右」を2種類
    オリジナル徒手体操2種類
    開列と閉列
 (5)ミニ発表会


2 講話
 (1)講話「集団行動の指導について」
   ● 体力の向上だけでなく、1つの目標に向かわせていくことに
     意義がある。
   ● 単なる行進でなく、グループで創作させることで思考力や
     協調性を育む。
   ● 日本体育大学の集団行動の映像を見せ、意識を高めた。
 (2) 質疑応答
   ● グループのリーダはどのように決めるのでしょうか。
      → 体育委員と立候補です。
   ● 集団行動の特性の理解のさせ方はどうしたらよいでしょうか。
      → 目標とするところを映像で見せます。
      → 集団の美しさを理解させます。
   ● 7時間でできるのでしょうか。
      → 体育大会の練習などを含め、学校・学年で指導しています。
   ● 評価はどのようにするのでしょうか。
      → グループ学習時の発言などで思考や意欲の評価をします。
   ● 隊列や号令で参考にしているものはありますか。
      → 2列から5列は日本体育大学で、号令は東京や千葉
       での管外視察で見たものを参考にしています。
   ● オリジナルの動きを考えられない生徒への支援はどうすれば
    よいですか。
      → まず身体を動かすことを指示します。
        ビデオも参考にさせます。
 

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【研修アンケートより】
 ☆ 集団行動の公開授業は初めてでしたが、最初から最後まで、規律のある雰囲気の中で、吸い込まれるように見させて
   いただきました。自分がどこまで出来るか分かりませんが努力しようと思いました。

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名和小学校

立花西小学校

武庫北小学校

園田北小学校

立花中学校

梅香小学校

 以上の6校が、学校ホームページを更新しました。

 中学校理科マイスター教員 松島 修 先生に公開授業と講話をしていただきました。生徒自身が既習の知識を組み合わせて活用する力、『知恵』を身につけ、『わかる』楽しさを実感できる授業づくりについて、受講者は体験的に学ぶことができる研修となりました。

《 内容 》
 1 公開授業 第2学年理科「酸化と還元」
   (第2学年の内容を第3学年生徒を対象に授業を行う)
 2 講  話 「授業づくりについて」
   講  師 尼崎市立立花中学校 主幹教諭 松島 修 氏


《 公開授業 》
 (1) 導入(本時の目的を知る)
   ・ 「ある生徒の言葉」より
   ・ 「化学反応式」の意味を考える
   (化学反応式は、「暗記」するもの!本当にそうなの?)
 (2) 化学反応式の復習
   ・ 「分解」「酸化・還元」の復習
 (3) H2Oの還元(演示実験:水とマグネシウム)
   (酸化物は、何でも還元できる!)
   ・ もし水が還元されたらどんな物質が出現するか予想する
   ・ 演示実験の化学反応式を考える

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  (4) CO2の還元(グループ実験:二酸化炭素とマグネシウム)
    (矛盾対決!究極の還元剤「マグネシウム」は、何でも還元
    できるのか!)
   ・ CO2で満たされた集気ビン内でろうそくは消える(演示実験)
   ・ 実験前に化学反応式を考える
    (もし二酸化炭素が還元されるとしたら)
   ・ 予想通りならどんな変化が見られるか考える
 (5) 実験結果の確認
   ・ 「化学反応式」の意味を考える


《 講 話 》
 (1) 「理科離れ」について
   ・ 理科を理科として教える
   ・ 教科書を教えるのか、教科書で教えるのか
 (2) 手持ちの知識を組み合わせて活用する『知恵』を身につけ、
    『わかる』楽しさを実感できる授業づくり
 (3) 教師間の情報交換が大切


《 感想より 》
 ○ 活動のひとつ一つがすべて、一つのゴールにたどり着くよう配慮された授業展開であり、もっと自分の授業を計画
   していかないといけないとあらためて思いました。
 ○ 今回見学させてもらった授業(実験)は、私の場合、説明しただけで終わってしまったので、実際にいきいきとした
   生徒の活動を観察し、今後の参考にさせていただこうと思いました。

 

  勘舎 晃行 指導主事の豊富な経験に裏打ちされた具体的な話しや異校種による意見交流により、受講者の特別支援教育における理解はますます深まりました。また、今後のかかわりの手立てについて、多くのヒントを得ることができる研修となりました。
 

《 内容 》

 講話及び演習 「特別支援教育 ~かかわりの手立てについて~」
 講師  尼崎市教育委員会 生徒指導・特別支援担当
        指導主事 勘舎 晃行
 

《 講話より 》

 
1 特別支援教育について(近年の動向)
   ・ 近年の国の動向
     (共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築)
 2 支援を必要とする子(幼児、児童、生徒)の見立て
   ・ 「困った子ども」は「困っている子ども」
   ・ 「できて当たり前」から「まだ、できるところまで到達していない」
   ・ 「なぜ」から「どうすれば」へ
 3 関わり方の考え方、アプローチ
   ・ 子どもたちへのアプローチの合言葉
     (視覚的、具体的、肯定的、予告、見通し、お楽しみ、言語化)
   ・ 環境を整える
 

《 演習より 》

 幼・小・中・高等学校の先生方かそれぞれ一つのグループに入るようグループ分けを行い、異校種による意見交流を行いました。

 悩みや課題、それに対する改善策など、今後の実践へ向けての活発な話し合いが行われました。

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《 感想より 》
 ○ 講師の先生のお話はとても分かりやすいので、幼稚園向けなど、シリーズで話を聞きたいと思います。
 ○ 異校種の先生方と情報交換したり、情報の共有ができて良かった。このような機会を多く求めます。
 ○ グループ活動(意見交流)をする中で、みんなが同じようなことで困ったり、悩んだりしているんだと思いました。
   チームを組で対応し、子どもを伸ばす一助となりたいと思います。

 

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・ 欧米文化における「魔法の言葉」 ( 『子どもが勉強したくなる授業の条件』 長瀬荘一 著)

 教育情報コーナーからのお知らせ 9月号(PDF)

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 演題 : 尼崎市のこれからを見据えた教育のあり方 ~学校・園に期待すること~
 講師 : 尼崎市長 稲村 和美 氏
 
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 尼崎市の10年後を見据えた教育のあり方についてお話いただきました。
 稲村市長のお言葉は、あたたかくも力強い響きのあるものでした。

「ひと咲き まち咲き あまがさき」

 「尼崎総合計画」に基づき、尼崎が進めていく、これからの町づくりのキャッチフレーズ
 

【 講演より 】

 「この尼崎市で、さまざまな人々やまちが、花を咲かせ、実を結び、種を残して、また次の花を咲かせていく。一人ひとりが成長し、活躍して、まちに活気を生み出していく。そして、その営みを未来に引き継いでいく。そんな思いがキャッチフレーズには込められているのです。・・・・・・」

稲村市長は、人とのつながりが大切だとお話されました。
 

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【 アンケートより 】

  • 尼崎市の現状や中・長期的な目標をわかりやすく説明いただき、ありがとうございました。今日の研修で学び得たことについては、今後の学校運営に活かして参ります。
  • とてもわかりやすいお話で、市長様に親近感を持ちましたちました。市政では、借金を抱え、扶助費も増えて大変ですが、10年後に光が見えているようで大変嬉しく思いました。地域は、仲間で共に学び成長していくというところは、そのとおりだと思いました。学校の方でも、多くの情報を発信していき、地域・保護者に尼崎市の学校がしていこうとすることを伝えていきたいです。
  • 日々、思い悩んでいることに対し、市長自らのお考えが聞けて、とても有意義でした。
    現場では、日々さまざまな動きがあります。そのことを知ってくださっていることがありがたいです。 

 

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武庫中学校

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 講座Ⅰは「授業づくり」3回シリーズの3回目でした。1,2回目と合わせて、授業設計から指導と具体的な評価の一体化まで学びました。
 講座Ⅱは、学校安全について安全管理と安全教育の両面から考えました。両研修とも演習があり、また内容も身近なことであったため、困っていたり悩んでいた所が理解できた等の感想が寄せられるなど、すぐにでも活用できる実践的な研修でした。

1 講座Ⅰ

   講話及び演習 「授業づくりについて~発問や評価をとおして~」
   講師  教育総合センター 研修担当係長 桑野 光枝

    ● 授業設計とは?
      → 授業への考えをイメージ化し、具体的に計画し、
         実施してその成果を評価すること。
    ● 目標→指導(手段)→評価
    ● 発問について
    ● 評価について
    ● 正しく評価するには、具体性が求められる
    ● 行動目標化した評価について

 

2 講座Ⅱ

    講話及び演習「事故防止~理科実験を中心に~」
    講師 教育総合センター 研修担当指導員 太田 和樹

    ● 危機管理
      <演習1> 学校で起きる事故を考える
    ● 事故防止
      <演習2> アルコールランプの安全な使用について
      <実習1> アルコールランプを使ってみよう
      <演習3> ガスバーナーの安全な使用について
      <実習2> ガスバーナーを使って、水を加熱しよう

 

【研修アンケートより】

  • 改めて授業づくりの大切さと難しさを知りました。入り口と出口をしっかり決めて授業に望むことの大切さを知りました。理科では3学期から理科室を使っての実験が始まるので、今回の研修でたくさんのことを学べて良かったです。
  •  指導案の作成について、具体的な目標や評価を設定することの大切さがよく分かりました。今、指導案を作成しつつあるところだったので、今日学んだことを取り入れて作成させたいと思います。また日々の学習評価をしっかりしていこうと思います。また事故防止について、予見することの大切さを実感しました。細かいところまで予想して危険を避けたいと思います。

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 数学をじっくり学びたい生徒のコースでしたが、特にグループ学習の場面で、意欲的に思考する姿がみられました。伊藤先生の臨機応変の発問や支援は経験に裏打ちされた的確なものでした。講話では「生徒が考える授業」のポイントや数学科全体を見て年間指導計画を立てることを指導していただき、大変参考になりました。


 公開授業及び講話
   「数学科 3章 2次方程式 2節2次方程式の利用 ①2次方程式の利用」
    授業者 大庄北中学校 教諭 伊藤 美幸 氏 

 

 1 公開授業
  (1) 授業目標の確認

  (2) 例題の理解
     ● 例題を生徒とともに解く
     ● 生徒がつまずいたときは、平易な発問に切り替える。

  (3) 問題の理解
     ● 3人組になり、集団思考する。
     ● 巡回するが、質問されるまで指導しない。
     ● 互いに質問や説明をしていることを確認する。
 

 2 講話
  (1) 講話「子どもが思考する場面をどう仕組むか」
     ● 生徒自身の力量とは関係なく、活発に思考する時間を作る。
     ● 授業の流れ「一斉指導→グループ学習→一斉指導」
     ● 他教科でも「考える授業」づくりが大切。

  (2) 質疑応答
     ● 考える場面を単元の中でどのくらいの配分するのがよいか。
       → 充実コースとじっくりコースで配分を変える。
     ● コース希望制のメリット・デメリットは?
       → 自分で選んでいるから、そのコースの進め方に納得して
         いるのがメリット
     ● 低位の生徒にどこまで手をかけたらよいか。
       → 授業の時間ではフォローしきれないので、時間を切って、
         後でフォローする。
     ● 進度が早いようですがどのようにされていますか。
       → 全体を見て、選択と集中。

  (3) 講話2「指導者としての思い」
     ● 経験により生徒に対して大胆にアプローチする力がついた。
     ● 「一方的な授業だけはやめておこう。」と心がけている。
     ● 子どもの考える活動が板書に残る授業にする。
 

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 【 研修アンケートより 】
   ● 伊藤先生の授業は2回目でした。見ている私たちが、のめり込んでしまうような雰囲気で、自分たちが生徒として
     受けたいなと思う授業でした。
   ● 考える授業とは何か、という事を改めて考えるきっかけとなりました。
     “考えるしかけ”を授業の中に入れる必要があると感じました。

 

 尼崎市の北部「産業技術短期大学 ものづくり工作センター」をお借りして研修を実施しました。

 午前中は、「ものづくり」についての講話が行われました。
  講話 「魅力ある学校づくり、ものづくり、ひとづくり」
  講師 産業技術短期大学 ものづくり工作センター 講師 久保田 憲司 氏
 

 1 挨拶が学校、生徒を変える
 2 最高の工業高校らしさを追究
 3 誇りの持てるものづくり
 4 科学するものづくり
 5 現在研究中のこと
 6 好きな言葉
 

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  午後は、同校のご協力により、「レーザー工作機」を用いてネームプレートなどを作成する、体験研修を実施していただきました。



 また、モーターショーに出品予定のスポーツカーや、「空飛ぶじゅうたん(超小型垂直離着陸機)」を見学させていただきました。


今後も、このような体験研修を企画していきたいと思います。

 

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 これまでも本市において、講演及び指導助言等で多くのアドバイスをいただいております関西大学 教授 今井 裕之 氏を講師としてお迎えし、協同学習による学び合いについてのお話をいただきました。
 豊富な演習や演習後の実践へ向けた意見交流を取り入れた講話は、受講者にとって、協同学習への理解をより深めることができ、また、今後の実践に役立つ工夫やヒントを数多く得ることができ、有意義な研修となりました。
 

《 内容 》
 講話及び演習
  「英語授業にもっと協同学習を:ピアの力をいかそう」
  講師  関西大学 外国語学部 教授 今井 裕之 氏
 

《 講話及び演習より 》
 1 協同学習を成功させる基本原則
  ● 他者の学びに貢献しようとする姿勢
  ● 他者をよく理解・解釈し、肯定的に応じようとする姿勢(Yes,and)
 

 2 小学校外国語活動(コミュニケーション能力の素地)
  ● コミュニケーション体験を通した積極的な態度育成
  ● 基本的な表現に慣れ親しむ
  ● 言語や文化についての体験的理解
 

 3 協同学習活動の4原則(ケーガンの協同学習の基本原則)
  ● 平等な参加
  ● 活動の同時性
  ● 互恵的な相互関係
  ● 個人の責任/役割
 

 4 中高の教室での学習
   与えられたテクスト(教科書本文や他者の発話)を
    自分のことばとどう結びつけるか
  ● 再生・記録・模倣型
    (Intake Reading ペアワーク 平等、同時、互恵、責任/役割)
  ● 縮小・拡大型(ディクトグロス、ノートテイキング)
  ● 対話型(ピアリーディング、ジグソー学習を取り入れて)
 


  《 受講者からの感想より 》
  ● 授業のやり方を教えていただき、実際に自分たちでやることに
    よって、児童生徒がどんな気持ちになるのか、どんな効果が
    あるのか等、よく分かりました。実際に授業でもやってみたいと
    思います。
  ● 実際に活動しながらだったので、とても理解しやすかったです。
    中学生レベルには少し高度かなと感じるところもありましたが、
    レベルを合わせて活かしていけたらなと思いました。
  ● ジグソー学習のことは知っていましたが、今回、英語の授業に
    取り入れる方法を学ぶことができてよかったです。
  ● 英語文の内容を絵にして話し合う、また、まとめるところに今後
    の実践につながるヒントがありました。

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 人間関係と心理的適応の関連、特に学校と子どもに関する人間関係(子どもの友人関係、子どもと教師の関係、教員同士の連携と協働等)について研究をされている秋光 恵子 准教授を招聘し、不登校への早期対応についてご講話をいただきました。
 実践的な研究結果に基づいたデータや心理学の知見を活かした説明は説得力があり、児童生徒理解や指導に偏りが無いかを常に客観的に確認することの大切さや効果的な指導のあり方について、受講者は理解を深めることができる研修となりました。

 

《 内容 》
 講話 「不登校への早期対応 ~お互いを認め合う学級づくり~」
 講師 兵庫教育大学 准教授 秋光 恵子 氏

 
《 講話より 》
 1 学級心理学における学級づくりの枠組み
  ● 学級全体を見渡したアセスメントが重要

 2 子どもの健やかな成長を促す「居場所」の役割
  ● 「居場所」としての学校の特徴、先生の存在とは

 3 教師はどんな子どもが「気になる」か(仮想事例より)
  ● どのタイプが「気になる」かによって指導スタイルが異なる 

 4 子ども理解の観点
  ● 『何」を「どう」見るか』が重要

 5 教師の視点の共通性と相違
  ● 「視点の幅を広げる」ことは教師同士でも必要かつ有意義

 6 人が他者を公平に見るのは難しい
  ● 同じ行動なのに「誰が」したのかで解釈が違う

 7 先入観が及ぼす影響
  ● 無意識のうちに先入観の影響を受ける

 8 子どもに対する評価によって教師の態度は違っている
  ● 教師が自分の判断を吟味する手立てが必要
 

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 9 教師が視点を確認することで子どもへの働きかけが明確になる
  ● QUによる学級状態の確認     ● 教師用RCRTの結果をフィードバック

 10 教師の働きかけは学級を変える
  (1) 「受け入れられている」という気持ちを育てる言葉かけ
  (2) ポジティブな言葉かけは「誉める」だけではない
  (3) 「受容的態度」と同等に重要なのは
      「自信・客観的態度」や「指導的態度・指導力」
    (例) ● 納得のいく理由で叱ってくれる     ● 悪いことをした時には、どの子も同じように叱る
        ● いじめなどがあった時には、見逃さずに必ず叱る     ● いつも落ち着いて堂々としている
        ● ルールを決めるときは、子どもの意見も聞いてくれる
  (4) 「怖さ」、「罰」、「外見」は、影響力は小さく一時的なもの


《 感想より 》

  • 先入観は怖いなと思いました。自分の見えているものは絶対ではないということを分かっておくことが大切だと思いました。周りの先生方に聞きながら、独りよがりでない判断をしていきたいです。
  • 心理学的なデータに基づいて話しをいただき、とても説得力がありました。自分の日々の取り組みについて考え直してみたいです。
  • 身近なテーマで役立ちそうな内容も多く、学びある研修でした。教育現場でも今日学んだことを活用しようと思いました。

 

 尼崎農業の改善と発展に向けて、中心的な役割を担って活動されている金子智子課長補佐を講師に迎えお話をいただきました。受講者は、尼崎の伝統野菜(尼藷など)復活の経緯や現在の取り組み、尼崎や日本の農業の課題や今後について理解を深めました。
 また、市政出前講座の活用や家庭科実習に使う尼崎産野菜の手配など、今後の授業実践における学校、尼崎の農家、市政の協同的な活動への一歩として、良き情報交流の機会となりました。

 

《 内容 》
 講話 「尼崎の伝統野菜と農業について」
 講師 尼崎市経済環境局農政課  金子 智子 課長補佐
 

《 講話より 》
 1 伝統野菜の取組み
  ・ 尼崎の農業分布、概要
  ・ 尼藷栽培収穫量の経緯、販売風景、製品化、ボランティアによる栽培
  ・ 尼藷焼酎「尼の雫」、製造行程、市民・企業・行政等の協働
  ・ 課題(事業継続、生産農家の組織拡充、援農市民ボランティアの拡充

 2 尼崎の農業の概要(尼崎市の農業に関するデータより)
  ・ 近郊農業としての利点と課題
  ・ 尼崎市内の自給率

 3 日本の農業の状況(いちばん身近な「食べもの」の話より)
  ・ 私たちの食べものはこんなに外国に頼っています
  ・ 常日頃から自分の国でつくることが大切です
  ・ 田舎の農業の利点と課題(北海道の酪農など)

 4 技術・家庭の教科書を読んで
  ・ 遺伝子組換え食品の安全性について
    (遺伝子組替え食品を食べても大丈夫ですか)

 5 連携、ご提案
  ・ 市政出前講座(稲穂を用いた授業など)
  ・ 尼崎市産の野菜の手配(家庭科の調理実習など)
  ・ 課外授業(農業体験)
 

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《 感想より 》
  • 教師とは異なる立場からお話が聞けて、多面的な見方、考え方ができ、新鮮でした。尼藷を通して、子どもたちの住む尼崎の現状を知ることができました。
  • 遺伝子組み換えや酪農の話、TPPに至るまで、とても興味のある話ばかりで、おもしろかったです。
  • 特に自給率のことなど、家庭科、社会科で話ができることがたくさんありました。
  • 今日のお話を、9月からの授業に使わせていただきたいと思います。また、機会があれば、ぜひ学校で講演していただきたいと思います。
  • 農政課が授業実践においても協力していただけるとは知りませんでした。今度、5年生を担任したときは、米作りの指導をよろしくお願いします。
  • 尼崎産の野菜をいただいて、調理実習ができたらいいなと思いました。3学期にでも検討したいです。

 

 小学校・中学校・特別支援学校等の巡回指導・講演を年間50回程度行うなど、多岐にわたってご活躍されている関西国際大学 百瀬 和夫 准教授を講師にお迎えし、「たのしい学級づくり」について、特別支援の知見を交えながらの実践的なお話をいただきました。
 児童生徒をどのようにとらえ、指導及び支援をしていくのか、まずは先生が変わることが大切であり、そのために必要となるプロとしての教師の心構えや技能について学ぶことができる研修となりました。


《 内容 》
  講話 「たのしい学級づくり ~特別支援の知見を活かして~」
  講師  関西国際大学 准教授 百瀬 和夫 氏
 

《 講話より 》
 1 「子ども理解」について考える -特別支援の知見を通して-
  (1) これらの(暴力的、自分勝手、不登校など)、
     子どもたちをどのように理解しますか?
     ▲ 困った子どもたちである。
     ◎ 困っている子どもたちである。
     → 自分の自由意志で子どもたちのとらえ方を変え、
        指導・支援を変える。
  (2) 子どもの感情の獲得
  (3) 愛着の形成と障害
  (4) 荒れている子どもの悪循環
  (5) 「扁桃核」と「側座核」
  (6) 命を守る(危機管理)機能(好きか、嫌いか)
 

 2 大人(教師)の側の問題
  (1) 真面目な教師が陥りやすい思考パターン
  (2) マズローの欲求段階説
  (3) 学級経営の悪循環
  (4) 特別支援の知見を活かした子ども対応の三つの基礎・基本
     ① 「笑顔」と「微笑み」
       ・ 先手必笑 ・ 顔晴る ・ 自分の機嫌は自分でとる
     ② プラスの言葉かけ
       ・ YOUメッセージとIメッセージ
     ③ たくさん触れる(スキンシップ)
       ・オキシトシン(幸せ物質)効果を生かす
        → 学級経営の好循環
  (5) 笑育の実践≠怒らないこと → 共感力を上げる
     「共感」が「自尊心」を育てる → 自立の道
 

 

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《 感想より 》
  • とてもよいお話で、心のありようを変えられた気がします。多くの方が同じように思って、笑育を進めていけたら、学校はより居心地のよい場になると思いました。
  • 脳化学、特別支援の知見と具体的な実践例が結びついて分かりやすいお話でした。
  • 分かりやすく、実践しやすいお話で、目からウロコのお話もいっぱいでした。2学期からは、「笑顔」を大切に子ども達と接していきたいと思います。
  • 百瀬先生のお話は、いつ聞いても元気になり、明日から頑張ろうという気持ちにさせていただけます。

 

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 1日目 8月20日(火)

 暑い夏、町の電力需要の削減とお家の日中電力の節電対策、何より親子のふれあいをねらいとして、クールスポット映画会を開催しました。

 初日は、映画 「小さなバイキングビッケ」
            「3びきのこぶた」
          「泣いたあかおに」 を16ミリ映写機で視聴しました。

 
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 映像の調子が整うまで、クイズやゲーム をするなど、会場のお友だちとあそぶ時間もありました。

 後半は、尼崎市内の中学校の音楽の先生(坪井美津子先生、徳山加津美先生、玉村智代先生、太田保恵先生)による演奏や歌、琴演奏、琴の体験コーナーなど、大変楽しい時間をすごしました。
 

 ところで、琴の数え方ってしっていますか?

 一面、二面・・・と言うそうです。


 この日は、舞台上の六面のお琴に、 子ども達が、きちんと正座して美し
い琴の音色を楽しみました。 

 

 2日目 8月21日(水)


 大庄小学校で活動されている「エプロンママ」グループに「ペープサート劇」をしていただきました。

 釋氏(きくち)さん、中村(なかむら)さん、大智(おおち)さん、竹元(たけもと)さん、上野(うえの)さん、秋田(あきた)さんの6名の方がしてくださいました。

 「エプロンママ」は9年前から活動されていて、今は月(つき)に2回、学年ごとに本の読み聞かせや紙芝居などをしています。

 道具はすべて、「エプロンママ」のお母さん方がつくられました。

 「うさぎとかめ」物語のはじまりです。

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 16ミリ映写機で「がんばれスイミー」と「アンパンマン」の映画をみました。

 会が終ったあとも、お琴をさわってみたいお友だちが、次々とならんで、お琴にちょうせんしました。
 
 『ことづめ』をつけてお琴をさわる子ども達の後ろ姿が、しゅっと伸びるのを目の当たりにしました。

 

【 参加した保護者の感想より 】

 ★16ミリ映写機の映像が味わい深くよかった。
   このような機会をつくってもらえてうれしい。
 ★琴演奏やわらべうたが体験できてありがたかったです。

 

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 構成的グループエンカウンターの手法のみならず、道徳教育の方向性や心の教育・命の教育の重要性についてご講話いただきました。教師自身が心を裸にして、子どもに向き合うことの大切さがわかりました。
 

講話及び演習
  『「命の大切さ」を実感させる道徳指導の在り方について考える』
    ~「命の大切さ」を実感させる指導のポイントを探る~
  講師 環太平洋大学 教授 住本 克彦 氏
 

1 道徳教育でSGE活用をする際の留意点
  (1)SGEは手段である
  (2)ねらう価値を明確に持つ
 

2 構成的グループエンカウンターとは
  (1)「構成」の意味
    3つの条件:時間、人数、テーマ
  (2)エンカウンターの意味
    出会い、触れ合い
  (3)なぜ、道徳でSGEか?
    →SGEを活用することにより、ねらいをより効果的に達成できる。
    →ポイントは、教師自身の「自己開示」
  (4)教材は身の回りにある→自作教材の紹介
 

3 日本の道徳教育の方向性

4 人間関係づくり、自尊感情の育成、
  保護者とのより良い連携に効果

5 保護者とのよりよい連携をめざして
   →「予防」を心がけることと「誠実な対応」が基本
 

6 構成的グループエンカウンターの演習
  (1)となりのとなり
  (2)一言自己紹介
  (3)「いつ、どこで、誰にどんな影響を受けたか」
 

 ☆ 初対面の先生同士でグループを作りましたが、どのグループも
   真剣に話を聴き合っていました。子どもたちもそんな風に向き合
   ってもらえると幸せだろうと思います。

 

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【 研修アンケートより 】
 ☆ 2学期からの授業や学級づくりに活かせることが多く、とても勉強になりました。
   身の回りを教材化する方法が学べてすごく良かったです。

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難波小学校

若葉小学校

西小学校

成文小学校

立花西小学校

小田北中学校

琴ノ浦高等学校

 以上の7校が、学校ホームページを更新しました。

 子どもに多様な読書活動を展開させる手法を具体的にご講話いただきました。
 自転車と同じように読書も技術を習得するには大人のサポートが必要だということがわかりました。


 講話「なぜ、子どもに読書が必要か」~子どもの力を引き出す学校図書館の活用~
 講師 関西大学初等部 教諭 塩谷 京子 氏
 

1 子どもの発達段階における読書の理解度
  →加齢とともに「聞くこと」より「読むこと」の方が理解は深まる

2 学校図書館の役割
  (1)読書センター
  (2)学習情報センター

3 読書とは?
  (1)読書を例えると→自転車乗りや水泳に似ている
  (2)読書は教えるもの?→小中学校における読書の最終目標がある

4 小学校学習指導要領、中学校学習指導要領
  国語科 読書の目標
  (1)1,2年 楽しんで読書しようとする態度
  (2)3,4年 幅広く読書しようとする態度
  (3)5,6年 読書を通して、考えを広げたり深めたりする態度
  (4)中学1年 読書を通して、ものの見方や考え方を広げようとする態度
  (5)中学2年 読書を生活に役立てようとする態度
  (6)中学3年 読書を通して、自己を向上させようとする態度

5 楽しむ読書と考える読書→両方できるよう幅を広げる

6 読み聞かせにおける留意点

7 読書の世界を広げる手立て
  (1)平行読書①本の紹介②おはなし動物園③登場人物図鑑
  (2)点検読書
  (3)分析読書
 

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【研修アンケートより】
 ☆ 先生の本に対する熱意の伝わる講義で、とても勉強になりました。おはなし動物園や登場人物図鑑など具体的な
   方法を教えて頂き、わかりやすかったです。子どもの心を育てるためにこれらの考え方も役立てたいと思いました。
 ☆ 「読書をしなさい」ではなくて、子どもが楽しんで本にふれるためには大人の助けが必要だということが分かりました。
   2学期がますます楽しみになりました。

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 中学校〈公民〉”金融のしくみと働き”についての研修を行いました。楽しい模擬授業ワークショップや実際に銀行に携わっている方の専門的で丁寧な解説は、受講者の金融や経済への理解を深める上で、また、今後の授業づくりにおける具体的な手立てを考える上で学ぶべきことが多く、大変有意義な研修となりました。


《 内容 》
 講話及び演習
   「大好きなアーティストから考えるあなたと銀行のかかわり」
 講師
   一般社団法人全国銀行協会 企画広報室 室長 小倉康介 氏
   株式会社 キャリアリンク 教育コーディネーター 吉澤秀樹 氏

《 講話及び演習より 》
 1 アイスブレイク
   「中学生のお金に関する認識度チェッククイズ」

 2 金融・経済教育プログラムのねらい
  (1) 新学習指導要領の重点項目「思考力育成」
  (2) 楽しみながら考えるしかけを盛り込んだプログラム

 3 基本授業(模擬授業ワークショップ)
   「あなたとアーティストにかかわる銀行の役割」
   ● 中学生を主人公とした身近なストーリー仕立てのプログラムで
    「金融のしくみ」に対する児童生徒の興味関心を高めることがで
    きる“授業で使える”教材
   ● 教科書と連動し、金融・経済単元への興味関心を高め、
    知識習得につなげる

 4 発展授業①「銀行の役割:資金仲介」(模擬授業ワークショップ)
   「銀行はどのように世の中の役に立っているのだろう」

 5 発展授業②「金融機関の業務:融資(貸出)」
   
(模擬授業ワークショップ)
   「融資(貸出)を決定するために必要な情報は何だろう」

 6 発展授業③「直接金融・間接金融」
   「企業に必要なお金はどのように流れているのだろう」
 

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《 感想より 》

  • 大変勉強になりました。金融は、授業でも取り組みが難しいところなので、いろいろな教材を教えていただき、助かりました。
  • 企業と連携して教育活動を行うということは、今後必ず求められてくると思うのでその足がかりにできると感じました。
    社会とつながることができる教師を目指したいです。
  • とても身近でおもしろかった。わかりやすかった。できるだけ早い段階から金融の仕組み、社会の仕組みを知ることは、とても大切だと感じた。

 

・ 「若い先生を育む学校」  尼崎市立北難波小学校 校長 宗和 一隆

・ 特別臨時研修から  教育総合センター 研修担当 指導主事 仁科 良久

・ 子どもとの関わり方について 教育総合センター 教育相談担当 係長 井上 満夫

・ 教育情報コーナーへどうぞ

・ 視聴覚ライブラリーからのお知らせ

  教育総合センターだより No.129(PDF)

 

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