平成27年度 算数科教育研修講座

7月28日(火)算数科教育研修講座を第1研修室にて実施しました。

講話・演習「アクティブ・ラーニング型 算数授業創り道場」
(関西大学初等部 教諭 尾﨑 正彦 氏)

 

1.算数で鍛える思考力とは
     帰納的な考え方,類推的な考え方,演繹的な考え方,一般化の考え方
     算数的読解力,再現力

2.「たい」を引き出す授業構成を
     友だちの考えとのズレ,予想とのズレ,感覚とのズレ,既習事項とのズレ
     ※算数授業創り演習① … 4年生「表とグラフ」 二次元表

3.2020年版学習指導要領「アクティブ・ラーニング」がキーワード
     アクティブになっていない問題解決 ⇒形式に授業を当てはめることが先行し,
     能動的追究がない

4.問題解決型の問題点
     課題提示  ⇒ その課題はおもしろいですか
     見通し   ⇒ 取組み前に解き方を聞いてしまう
     自力解決  ⇒ 全員が求答するまで待つ?
     考えの発表 ⇒ その発表本当に聞いている?
     練り上げ  ⇒ 一般化の視点は子どもから
     まとめ   ⇒ 子どもの思いとフィット?

5.「アクティブ・ラーニング」の創り方のポイント
  ○子どもが自ら動き出す仕掛けを創ろう!⇒「問い」が連続する自力解決
  ○子どもの素直な声を授業の舞台に載せる
  ○1時間完結型からの脱却で単元展開がアクティブに変身
  ※算数授業創り演習② … 4年生「表とグラフ」 折れ線グラフ
  ※算数授業創り演習③ … 4年生「小数のしくみ」
  ※算数授業創り演習④ … 4年生「四角形を調べよう」
  ※算数授業創り演習⑤ … 4年生「1けたでわるわり算」
  ⇒「いつでも使えるかな?」と一般性を問うことで,授業展開は複数時間に渡って
      連続する展開に変身します

 

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【アンケートより】

○「形式ではない」とおっしゃった尾﨑先生の言葉が心に残りました。自分がワクワクしないような研究から脱却し,
  子どもたちが「したい!」となるような授業ができるようにもっと勉強しよう!という前向きな気持ちになりました。
○自分も問題解決型の授業をしていたのですが,全然力がついていないなと思っていました。
  今回お話を聞いて,問題点がよくわかりました。2学期からは子どもの「たい」気持ちを引き出す授業をしたいと
  思います。
○子どもたちの素直な問いや考えの中に,たくさんの学びの種が存在しているんだと驚きました。
  その種に気づかず,自分は無駄にしてしまったこともたくさんあるのではとゾッとしました。
  子どもたちの問いを共有して,算数の本質に迫り,いっしょにワクワクできるスッキリする授業をしたいと
 心から思いました。
  

 

 

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