平成27年度 小学校 学力向上担当者研修(2)

9月16日(水)小学校 学力向上担当者研修を実施しました。

講話「評価を実践的に考える」  


「アクティブ・ラーニング」という言葉をよく耳にします。児童生徒が、課題を見つけその課題解決に向けて主体的・協働的に学習を進めていくという学び方をいいます。
この学習方法では、グループの形態が多くなります。だからこそ、ねらいある活動とその活動を評価していくことが更に大事になります。

今回は、 「評価を実践的に考える」 をテーマに、
立命館大学教育開発推進機構 講師・博士の河井 亨 氏からご講話いただきました。 

【ご講話から】
 「ルーブリック作成は、こどもたちの姿からはなれないことです。」と
  河井先生は、話さ れました。
 評価は、「説明責任はもちろんのこと、実践の 質の向上のため、
  「生徒と学びの成長」のためといった評価の側面があります。
  一緒くたにせずに、丁寧に腑分けして考えていくことが大事であることを
  話されました。
 ルーブリックは、あくまで評価方法の一つです。児童生徒の姿からはいることが
  大事です。
①児童生徒のつまづきを取り出す。
②つまづきを分解する。
③区切りをはっきりする。
④ルーブリックの箱に、はめていく。 
 



   
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【アンケートより】

* 授業を考えていく中で、何となくつまづきを考えていましたが、つまづきを改めて分解する作業は、
      自分の授業改善につながると強く思いました。今後、授業を計画する上でやりたいです。
*  ルーブリックを実際に作って、概要はよくわかりました。ルーブリックの良さや難しさも見えてきました。
      私自身が学校に広めていけるように理解を深めていかなければならないと思いました。
*  今回の研修でしたことを学校でも取り組んでみたいと思いました。
  

 

 
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