平成27年度 図工・美術科教育研修講座

8月10日(月)図工・美術科教育研修講座を視聴覚室および科学実験室にて実施しました。

講話・実技研修『はじめに子どもありき 子どもの心 絵の心 先生の心』
                  (北海道教育大学 岩見沢校 教授 阿部 宏行 氏)


1 講話『はじめに子どもありき 子どもの心 絵の心 先生の心-子どもの表現の発達と指導のあり方-』
 
 

図工って,何の役に立つの?
 →目に見えないけれど,数字では測れないけれど,たしかにある きっとある
◎感性を働かせて感じ取る
◎人生を豊かにする
◎表現することは自分をつくること絵はだれのもの?

指導の答えを出すのは子ども
「子どもの時代を力いっぱい生きる」 子どもの時間を大切にする →指導に完璧はない

子どもの資質・能力を育てることを視点にして題材を考える
子どもは心が動いて「主題」が生まれる 
「題名」は子どもが決める
○視覚的な題材にとらわれない
○指導のしやすさ 見本からの脱却
○「いいこと考えた」のつぶやきが多い題材
◎子どもの「つくりだす喜び」がある題材

作品は自分
○自分をつくる
○表現は子どもの成長そのもの

絵に表す
○「絵で表す」から「絵に表す」に
○子どもの絵は「かく」 大人の絵は「つくる」
○「創」は ①はじめ ②つくる ③きず … 創造
→子どもは生きていることの「思い」を絵にきざんで成長している

後悔しない自分をつくる

夢と希望
○学校は夢や希望を育むところである
○学習は子どもが夢や希望を育むためのものである。
○教師も,また,夢や希望をもち,子どもに夢を語る人である。

授業は子どもと教師が成長する営み

子どもの「あのね」を見逃さない:心の居場所
◆子どもを見ている先生から 
  子どもが見えている先生へ

子どもの見方を感じ取る
イメージを楽しみながら見る子ども
大人は見えるものしか見えない

子どもの思い
子どもの「思い」は,子どもの「命」のこと

2 実技研修『「ころころアート」から学ぶ子どもの心と教材化の視点』
○どんな転がり方をするのかな?
○この色をつけたらどうなるのかな?
○「こうしたら,どうなるんだろう」
○ためしてみる 造形遊びでとても大切
   造形的実験精神 子どもの時間に大切にしてほしい
   造形的実験精神を養う 造形遊びのなかでたくさん含まれている

3 作品鑑賞会
 

  

 
 




 
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【アンケートより】

○子どもの自由な表現を認めてあげられる教師でありたいと改めて思いました。
  楽しんで取り組める保育を今後も心がけていきたいと思います。
○子どものこころ,発達をしっかり見取る力が欠けているなと反省しています。形や行事に向けて…と
  意識が向いていたことに 気づかされました。
○「自分の授業をうたがってかかれ」という言葉がとても印象的でした。
○作品主義に陥っていた自分をとても反省しました。実技研修では,実際に授業をする時のコツを  
  たくさん教えていただき,今後の授業に生かしていきたいです。
○作品は子ども自身であるとお聞きして,重い言葉だと感じました。これまでの自分の図工の授業をふり返って,
  子どもたちにどう接してきたかを考えると,反省の思いがわきました。
○夢や希望をもつ教室であり,教師も!!「子どもを見ている先生」から「子どもが見えている先生」への言葉が
  とても印象的でした。心あたたまる研修でした。
○子どもが思いを表現することを心から楽しめるってこういうことかと実感できました。「うまくできるかな?」ではなく,
   「どうなるのかな?」「次はこうしてみよう!」と夢中で取り組めました。
  

 

 

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