平成27年度 就学前教育に係る研修

12月15日(火)教育総合センター 視聴覚室にて就学前教育に係る研修を実施しました。
「就学前の教育・保育について実践事例をもとに学ぶ」について、講話をいただきました。


【講話】

(1)遊びの中の学びとは
・学びとは「心が動く」「くり返す」というプロセスを踏みしめることである。
・学びとはそんなに難しいことではない。⇒環境の再構成
・表現する結果を求める幼稚園もあるが、表現する過程、
  「やってみよう」という気持ちを大切にする。
  過程においていかに子どもたちが楽しんでいたか 注目する。
・心が動かないと身体も動かない。⇒心が揺さぶられる環境を用意する。

(2)学びを育む「生活性」と「多様性」
・「生活性」とは⇒
  子どもが主体的に遊びを展開できる生活が
  存在しているかということと、保育者はその生活を支えるために、
  共同体の中での協働的な実践者として存在しているかという視点。
・「多様性」とは⇒
  「多様性」とは、子どもが学びを踏みしめ始める「心が動く」場面と、  
  遊びにのめり込み、何度も何度も「繰り返す」それぞれの場面において、 
 環境構成や援助が、 個々の子どもに適切であるように、
  様々に用意されているかどうかという視点。
・人的環境を整え、子どもたちをいざなっていく。
・ごっこ遊びの中からルールを作っていく。 
 
h271215syuugakumae01.jpg
【アンケートより】

○行事前の自分の保育を思いながら研修を聞かせていただくと、心の痛い内容もありました。
  子どもの「心の動き」を大切に心にとめ、毎日を過ごしていきたいと思います。
○やってみたい!(心が動く)遊びをどんどん経験し、園全体で楽しい、わくわくする遊びができるよう、
  私たち大人が遊びを楽しんで過ごしていきたいと思いました。
  共同、協働の大切さを改めて感じ、明日から楽しんで保育したいと思います。
○映像も取り入れていただいて、とても分かりやすかったです。保育でつまずいていたところを見直したいと思います。

 

 
研修カレンダー
2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
色付の日にちをクリックすると当日開催の研修内容が表示されます

サイト内検索