1 小学校の算数科教育がなぜアクティブになりきれないのか? ○教え込み,繰り返しの練習,形式通りの展開に終始する授業… ○教師がアクティブになりきれないから? ○アクティブな展開によって,子どもが育った実感がもてないから? 「子どもたちがちゃんと学習をしているといえるかどうか」 教師が不安を感じている
2 具体的な算数の授業実践を通して (追究のプロセスを楽しむ子どもたち) ①のこりはいくつ(アニメーション) ②3けた+3けた=3けた 1,2,3,4,5,6,7,8,9 ③3けた+3けた=3けた ②に「0」も含めると…。 ④直方体の展開図は何通り?
○アクティブ・ラーニングのコツは,教師がいかにうまくボケるか →教師が動かない子どもの背中を懸命に押している →教師が半歩下がってみる 「たまたまじゃないの?」 →子どもが自分で動き出さないと意味がない 「たまたまじゃないよ。だって…」 ○「子どもってすごいな」と思える瞬間をたくさん味わう →最初から「教えること」に気負い過ぎない (教師である自分だけが答えを知り尽くしている…) →ときには子どもたちといっしょになってドキドキ、ハラハラする 時間を楽しむ ○ノートはきれいだけど,テストをやると理解できていない…。 →「まとめは写す」と「まとめは子どもが自分で行う」の間を考える。 →子どもは先生が書いたまとめにまちがいがあるとは思っていない。 →先生がまちがいを含むまとめを書いて 「先生のまとめ方でいいかなあ?」
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