教育目標
< 教育目標 >
豊かな心とたくましい体を持ち、自ら考え意欲的に学ぶ子どもの育成
< めざす子ども像 >
自ら考える子 自他を愛する子 健康でたくましい子
< 学校像 >
・子どもが通いたくなる学校
・保護者や地域が通わせたくなる学校
・教職員が働きがいのある学校
< 教師像 >
・子どもに寄り添う温もりのある教師
・的確に優しくも厳しく指導できる教師
・子ども・保護者・地域から信頼される教師
< 経営の方針 >
ー地域の子は地域で見守り育てられる核となる学校づくりー
(1)人間尊重の精神を基にした人間性豊かな児童の育成
(2)豊かな心を育成するための人権・道徳教育の充実
(3)特別支援教育の充実
(4)いじめ・不登校の根絶と生徒指導の充実
(5)学習意欲の向上と基礎・基本の徹底
(6)学校組織力「チーム難波の梅」による教育活動の推進
(7)児童の安心・安全と健全育成に向けた保護者・地域・関係機関との連携
< 校内研究 >
研究テーマ
認め合う子どもの育成
- 友達の意見を大切にする授業を目指して -
領 域
学年、専科で任意
研究テーマについて
本校は、本年度より旧北難波小学校と旧梅香小学校が統合し、難波の梅小学校として新たなスタートをきった。本年は、各学校で研究してきたことから共通点を見つけ出し、新たな研究テーマを設定することとした。 北難波小学校では、国語科を通して「伝え合う力の育成」の研究に取り組んできた。話形を覚えさせて発言のしかたを指導し、ワークシートで語彙を増やし、短文作りで表現力の基礎を養うなど様々な工夫を凝らして「話す力」を育ててきた。 梅香小学校では、算数科を通して、常に子どもたちの現状分析から始め、何を目標にどんな手立てを打つのかを時間をかけて話し合い準備してきた。新学習指導要領に照らし、新しい教育機器を駆使して、子どもたちに多くの感覚を使わせ、数量や図形を体感させ、目と手を使った操作活動を組み合わせ、自分の考えを持って討議し、数学的な考え方が身につくように工夫してきた。 両校ともにこれまでの研究実践の中で「伝える力」や「自分の考えをもつ力」など少しずつ成果が見えてきた。しかし、まだまだ友達の意見を聞くことや、友達の意見を聞いて自分の考えを深めることが苦手であることから、「認め合う」という言葉をキーワードとして研究テーマを設定した。 また、本年はこれまで、両校が実践してきた経験を生かすために、本年は教科を絞らず、色々な教科で「友達の意見を大切にする授業」を実践する。そこでは、特に「聞く」ことを大切にした授業を行っていく。そのためには環境作りが大切であり、学びの土台となる学習規律を全校共通理解のもと、指導していきたい。児童が安心して聞くことができ、発言することができる「学級」をしっかりと作りあげていきたい。 授業の実践方法としては、まず、自分の考えをもつ。次に友達の意見を聞く。そして、自分の考えと比較し、再度、自分の意見をもつといった思考の変遷を児童がたどることができる授業の構成を研究していきたい。その実践の中で、「A君の意見はとても良かったね。」「B君の意見を聞いて、こう思ったよ。」など子ども同士が互いに「認め合う」授業を作っていきたい。
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- 友達の意見を大切にする授業を目指して -