「わかる学力」を伸ばそう!

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 いつもの教室とは違う広い教室で、池田先生の数学の授業を受ける1年4組のみんな。

 2月16日(金)にGLT校内研修会が開かれました。GLTとは、Group Learning Time の略称で、4人グループを作り、ともに教え合い・学び合う活動をのことです。大庄北中学校では4年前から実践しており、授業の中に、生徒同士の学び合い活動を取り入れることにより、受け身的な授業ではなく、積極的な学び合いを通して、より深い知識の獲得を目標としています。さらに、生徒同士の関わり合いを通して、相手の考えを聞いたり、自分の意見を相手に伝えることができるなどの「人間力」のレベルアップも目指しています。

 今回は、校内の先生だけでなく、市内の小中学校の先生も来られ、1年4組の学びの場を参観しました。また、研修の指導助言として、東京大学大学院 教育学研究科 藤村宣之教授に来ていただきました。藤村教授は、協同と探求を重視した学習(協同的探求学習)のプロセスと効果について研究されており、全国の色々な中学校に指導助言されています。本校は、昨年度からGLTの実践課題や組み立て方などについて指導助言をいただいています。

 公開授業では、正方形をつなげた棒の本数の求め方を考える授業が行われました。最初は具体的に正方形が2個、3個、5個作るときの棒の本数を求める課題に取り組みました。本数を1本ずつ数えたり、計算で考えたりする意見が出てきました。そして、「15個は?」という問題が出ると、まず自分で考え、その後ペアで教え合いや確認をしながら取り組みました。発表する場面では、どのように考えたのかが分かるように発表しました。多くの先生が見ている中で、たくさんの生徒が発表してくれました。とてもすばらしい!

 GLTで解決を目指す課題は、「正方形をx個作るとき、棒の本数をxを使って式で表しなさい」というものでした。ホワイトボードに求め方を書くときには「どうやってする?」「こうすればいいやん!」など活発な意見交換が行われました。また、答えの式はすぐ作れたけど、説明の仕方に悩みながら相談している班もありました。発表の場面では、多くの班が色々な考え方を発表することができました。そして、聞く姿勢も1年4組のみんなは大変良く、各発表後の拍手も温かったです。1年4組のみなさん、いつもとは違う場所で緊張もあったと思いますが、良い表情で発表もよく頑張りました。

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 藤村教授の講演では、「わかる学力」は、協同的探求学習【導入問題の提示→個別探求→協同探求(クラス or 班)→個別探求(発展問題)】によって形成されること。また、協同的探求学習を取り入れることで、学びと育ちの基盤としての人間関係作りにもつながることもわかりました。GLTをするときに大切なことは、個人で考える時間をしっかり取ることも大切である。それによって、対話的な学び・深い学びが深まることが分かりました。先生たちも頑張っています!

 今回の研修を通して、大庄北中のGLTは先生も生徒もさらなるレベルアップを目指したいと思います!

 

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