わくわくランド・ふれあいランド
令和3年度の日時・主な内容を公開しました。
PDFはこちらから → 令和3年度園田幼稚園ふれあい・わくわくランド 日時・主な内容
わくわくランド・ふれあいランド
令和3年度の日時・主な内容を公開しました。
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兵庫県に
新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発出中(8月20日~9月30日)は
わくわく・ふれあいランド等の子育て支援事業は中止です。
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スカッとさわやか幼稚園 |
抜けるような秋晴れ。とてもいい気分です。 天気も良く、全園で「昆虫太極拳」をしました。ここのところ音楽が聞こえたら、年中、年長組の練習にとび入り、前でやっています。 小学校教員時代、体育主任として全校生の前に出て子ども達の動きに対して、鏡(子ども達が右手を挙げる時、私は左手を挙げる)の動きで体操をしていました。 若い時は、苦も無く頭の中で変換して出来ていたことが、今は少し考えると動作が遅れます。 「昆虫太極拳」は、カマキリ、ダンゴムシ、バッタ、カメムシのポーズをとります。 腰、右足に故障を長年かかえていますが、かえってリハビリになり改善されるかも、と期待して一緒にやっています。ただ、テンポが速くなってくると順不同に出てくる「カマキリ」「ダンゴムシ」「バッタ」「カメムシ」の音声に反射的に反応できず、毎日間違っています。 子ども達は、「えんちょうせんせい、こうだよ。まちがってるよ」と終わってから必ず教えに来てくれたり、体にタッチしにきたり、足に抱き着いて来たり、様々な反応が返ってきます。 全体の練習が終わり、毎月子ども達の様子を見ていただき、専門的な見地からご指導いただく先生と打ち合わせをしてから、年長組の部屋をのぞきました。先日の保健指導でのお茶の飲み方を指定された場所に座り飲んでいました。よく話を聞いていてすぐ実践できるのは、育ちを感じます。 下のもも組をのぞくと、「キャーキャー」歓声が聞こえます。先生のピアノに合わせて海の中を泳いでいます。そこへ突然大きなカニが襲ってきます。子ども達が歓声を上げて逃げまどいます。担任の先生がピアノを弾き、カニの役もしてたいへんです。汗びっしょりです。楽しそうなので、私も「カニ三昧!」と訳の分からないことを言いながら乱入しました。 あまり興奮するので、けがをしないか心配になります。何回かカニ三昧をして、サメに変わりました。「ガーー!シャー!クッ!」と、ここでも訳の分からないことをわめきながら追いかけます。グループごとで交代して何度も行います。もっとやりたいの声もありましたが、かなりの回数をしたので次回のお楽しみで終わりました。 一回目の入園説明会もスムーズに終え、明日の土曜日の説明会のブログで様子をお伝えします。(忘れたらごめんなさい<m(__)m> 土曜日登園日のため、月曜日代休日です) |
子どもが変わる深イイヨガ |
「みんなでジャンプ」「昆虫太極拳」「尼クル(ケンパ、青竹ふみ、三種ジャンプ等)」を2学期も継続しています。 以前お伝えしましたが、尼崎市の依頼で行っているものと自主的に行う研究グループのものを本園では行っています。 「尼クル」「昆虫太極拳」は体幹を整えることを目標にしたものです。もちろん「みんなでジャンプ」もその効果はあります。 なぜ体幹か。幼稚園で子ども達を見ていると、体幹がしっかりしていない子どもは、座っていても立っていても、一定時間じっとできません。集中も続きません。お話も最後まで聞くことも十分できません。 大人であれば、心の制御である程度身体をコントロールできますが、幼い子どもほど心と身体のつながりは近いようです。 逆に体幹がしっかりしてくると、姿勢、行動、集中が際立って良くなります。目力も違います。 ヨガを始めて数回しか修行(大げさ( ´艸`))しておりませんが、ポーズだけでなく、呼吸、瞑想、哲学、心の調整など、ヨガ本来のことを教えてもらっています。偶然の出会いですが、ダイエット目的ではなく本格的なヨガを教えていただいています。(数回の参加ですが...しかも師匠は男性です。生徒は圧倒的に女性です。年齢的にも異質な私) 体がポンコツでまわりはハイレベルで、指導者、プロも通ってきている中でヨタヨタして、普段以上にオジンガーZぶりを痛感してしまいます。 しかし、人それぞれの体格、体質、年齢、気質などに応じて取り組めば良いようで、他者と比べる必要はないようです。 ヨガを通じて子ども達に体幹を整え、集中、落ち着きを増すことにつなげられないかと考えています。その前に私自身がヨガに打ち込まねばなりませんが、大いに希望が持てるものであり、慎重に考えていく必要もあると考えています。 子どもですから動物に変身するということで、変身遊びでポーズ(アーサナ)をとり、数を数えながら呼吸を合わせるなど、色々考えると面白く、子ども達にどのような変化が出てくるのか楽しみです。日常で意識的に呼吸を取り入れて、心と身体の安定につなげることはあまりなく、鼻呼吸や長く呼吸することは、交感神経と副交感神経のバランスをとることに良い影響があると考えています。 まだまだ先になりますが、まずは自分自身で体感、体得し、ヨガの本質理解に少しでも迫っていきたいと思います。 (あ~(-_-;)、こんなえーかっこしたら、引くに引けないなあ~。ほんまに出来るんやろうか~[心の声]) |
入園説明会前夜 |
明日は入園説明会です。 緊急時事態宣言が月末まで延長となりました。説明会にたくさん来ていただきたいのですが、またも人数制限をしなくてはならず残念です。 尼崎市は保幼小中高校と子どもの育ちの連続性を大事に考え、支援していくことを大事にしています。 公立幼稚園は保育所、小学校との連携を大切にしており、年間の取り組みに子ども同士の交流、職員の交流を計画し、相互理解と連携をすすめています。 乳児期から青年期の教育の中で、近年研究がすすみ、幼児教育の重要性について科学的な根拠が示され、注目されています。それは、幼児期の教育で培われた土台により、社会の中でよりよく生きようと、成人、壮年になっても取り組み続けていることが示され、この研究は今も継続中です。経済的な視点で見ると、経済的に安定した生活をおくっていることも示されています。 人の幸せはひとくくりにできませんが、安定した生活をおくりつつ、自己実現に向けて生きることに、幼児教育は大きく影響しているということです。 公立幼稚園は、子ども達が自分のしたいことをすすめ、課題を自ら考えたり、友達と力を合わせて乗り越えるよう、子ども達が主体的に遊び、体験するよう支えています。 「自分はできる」「友達と相談したり、助け合えばできる」という思いを遊びや体験で育まれ、ここで培われた資質・能力が土台となり、後の人生にもより良く生きる大きな力となります。このことを公立幼稚園では、従来から「あと伸びする力を育てる」と言ってきました。 改めて考えると、私たち幼児教育に携わる者は、重要で責任ある教育の担い手であらねばならないということです。 この文を書いているうちに、自分の書いたことに対して「え、そうなんだ。朝から子ども達とオジンガーZ!なんて言ってていいのかな?」(今朝、段ボールで仮面を作って暴れておりました)と、我身を振り返ってしまいました。 私の姿は上に書いていることと隔たりがありますが、各園ではより良い保育とそれを行う教員の資質向上を目指し、研究保育をすすめています。各園で行った研究保育をもとに、市内3部会で研究討議を行い、市内全体で成果を共有して幼児教育の充実を図っています。 明日、入園説明会で上記のことを本園教頭が丁寧にお伝えします。入園希望を取りやめとなってはいけないので、私は「オジンガーZ!」と叫ばないよう自重します。 |
多面的に考えよう |
朝から晴天です。日差しは夏ですが、青空を見上げると7月の濃い青さとは違い、水色に近く、季節は秋へ移り始めていると感じます。 今朝は園庭開放の予定が、コロナ感染拡大の影響で中止となりました。 日差しはきついですが、運動会の準備として、園庭の地割の下準備を行いました。 園庭のトンボかき、緑マットの泥取りから始まり、メジャーでポイントを打つ場所を確認、ポイントの釘の仮うち、テントの配置等の確認を行いました。 やはり暑いです。まだまだ夏です。間もなく始まる2学期も熱中症が要注意です。 子ども達へのコロナ感染も急に広がってきています。登園、保育、お弁当等の場面ごとの対応、入園説明会の持ち方と状況を想定した対応など、職員で再度検討を重ねています。 日々届く情報に変化があり、決めては変えて、変えては決めて...と、ぎりぎりまで修正を加えていかなければなりません。 日頃、ニュース報道を見たり、読んだりしていて、「なんでこんな対応をしているんだ」「この人たちは何をしていたんだ」「何でこんなことができないんだ」と私は考えたり、言ったりしてしまいます。 しかし、見えている現象、結果のみを見て短絡的に考えていることに、ふと気づくことがあります。 職員が、普段「こうしよう」「こうだったらこうなるかも知れない。だから、この用意をしておこう」...と、いつも話し合っています。きっと、このように世の中の人々も頑張っていることに思いを馳せると、簡単には出来事への批判や非難はできなくなります。 何事も反省は必要で、そこから改善すれば前進につながります。よりよくしようと考える職員を私は信頼しており、その姿からポンコツの私も何か出来ることをしようと考えます。(じゃまをすることがほとんどですが...)ほとんど、思うだけで出遅れて行動につながらないのがたまにきずですが... 話は大きくそれますが、ネットの書籍購入者のカスタマーレビューの一方的な見方のコメントのように、品位に欠ける文章が多くなってきたように思います。物知りだなあ、と思えるものもありますが、それをひけらかすものもよく見かけます。自分のものの見方以外を否定する、敬意をはらうとか尊重することのないありかたは、物事の見方を誤ることにつながると思い、自分も気をつけねばならないと思っています。 一方的なものの見方を戒め、子ども達の思いに寄り添う保育を大切にしなければなりません。 もうすぐ2学期、来週笑顔の子ども達が帰ってきます。感染予防に細心の注意を払いつつ、良いスタートを切りたいと思います。(後先になりましたが、現在9月8日です) |
子ども達の伴走者でありたい |
秋を迎える頃、いつも「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」(古今和歌集)のうたを思い出します。 高校時代、古典の授業にはあまり身が入りませんでしたが、なぜかこのうたはその時の気分に合ったのか、すっと覚えることができました。 今朝の登園時にも、さわやかな風を感じ、このうたがうかびました。 幼稚園の一日は毎日多忙なのですが、このようにうたが浮かぶ心のゆとりといいますか、ゆとりある心の持ち方が子ども達にとって安心につながるのでしょうね。 2学期が始まり、個人差はありますが、幼い子ども達ですから、生活の変化にすぐには順応できないところがあります。 しかし、先生方がゆるやかに受け止めて、忍耐強く声がけし、様子を見て待ち、最終的には、子ども達は自ら次の一歩を踏み出せています。私たちは決して責めることはしません。良い在り方、態度、行為に向かえるよう粘り強く支えます。 この支えがあり、子ども達は自分の足で歩みをすすめ、自分はできるという自信を持てるようになるのでしょう。尼崎市立幼稚園が育む『あと伸びする力』の土台作りがここのところです。幼児期の教育の重要性がここにあります。世界的な研究者によるエビデンスにも示され、よき大人(信頼できる人が世の中にはいるのだ、と思える人)が、この大事な時期に子ども達に関わることが必要です。(個人的な見解ですが、3年じっくり保育できたら、さらに大きくすてきな展開ができると考えています) 先日終了したパラリンピックは、東京大会でもあり放送が多く、パラリンピアンの活躍を目にする機会が多かったと思います。 パラリンピアンは持てる可能性をフルに活かし、独創的で多様なスタイルで競技に臨みました。その姿は私達に驚きと勇気を与えてくれました。従来ならスポーツはできないとあきらめるのが当たり前と考える状況でも、できない、無理と道を閉ざすのではなく、進む道を探し、狭い道を広げ、進むオリンピアンの姿に敬意を感じ感動をおぼえました。 できないことに注目するのではなく、子ども達が自らの可能性を広げられる園田幼稚園でありたいと思います。 |
カタパラ、カタパラ(滑舌をなまらかに、いや、なめらかに) |
2学期が始まりました。 昨日、園庭の砂場の固まった土おこしから、運動会のテント張りや日よけの片付け、運動会のポイント打ち、草抜き、保育室の整備、準備等、暑い中を汗まみれになりながら行いました。限られた人数での作業でたいへんです。 出張や研修で全員がそろった時でないと、大がかりな作業を組み込めない状況があります。点検や書類処理、対外的な対応、園内運営の庶務、保育指導の研究会等、その合間で全員がそろって取り組む調整が必要になります。この日にやろうと予定し、天候による変更があれば、この日に当てる、ということで、全員でかかる作業は一気にしなければなりません。 昨日は、日中の陽ざしが肌がチリチリ痛いぐらいでした。 いつも以上にお肌のケアには気をつけねばなりません。 さて、2学期初日は、クラスごとの始業式を行い、水分補給の時間をとり、7月、8月のお誕生日会を行いました。 お誕生日会では、毎回絵本を読んでいます。園の絵本や図書館で借りた本、家にある本などを読んでいます。教育的に効果的か、とは考えず、子ども達が喜んでくれるかな、絵本を手に取ってみようかな、と考えています。もちろん、私自身も面白いと思うものを選んでいます。 お話を聞いて、絵を見て想像をふくらませるような読み方がいいのでしょうが、私はついつい芝居がかり、オーバーアクションで、動きまで入れて大げさなものになってしまいます。調子に乗り出すと、アドリブまで入れてしまうこともあります。作者には怒られそうな読み方になっているかも知れません。 今回は、年中さんも年長さんも同じお話を選びました。「おならまんざい」という本で、おならとまんざいをするという、だじゃれのくだらなさがかえって笑いを誘うものです。 私にはぴったりなのですが、子ども達にどれぐらい面白さが伝わったのか定かではありません。絵本室に探しに行ってくれれば成功です。 始業式の元気な「ハッスル、ハッスル!」から始まった2学期が、子ども達の大きな成長の学期となるよう願っています。
※最近、指に油分がなくパサパサで、絵本のページがめくれません。滑舌も悪く、かみかみで、テンポが悪く、間が悪い。反省。 やはり、日頃の鍛錬がここでも必要である。今日、改めて思いました。 |