平成24年度 音楽教育研修講座 (1月29日)

【これからの鑑賞の授業づくりと評価にいて】
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 鑑賞指導と言語活動の充実を中心に「感じる豊かな心」を育てる必要性をお話しくださいました。

  「従来、鑑賞と言えば、・・・”音楽を聞いて感じたことを文章に書いて児童が表現する。それを教師が評価する。”こんな風にしていることが多くありましたが、こんな時、作文上手な児童が『A評価』になってしまいます。これでは、鑑賞評価の観点が違いますね。」と藤原先生は、お話しされました。
 
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    こんなところから、低学年の鑑賞授業において大切にしたいことを6つお話いただきました。

     (1) 感じたことを言葉で伝える 
     (2) 発言しやすい雰囲気作り
     (3) 身近な打楽器の音を聴き取る
     (4) からだ全体で感じ取る
     (5) 聴く視点と〔共通事項〕を関連づける
     (6) 聴き比べる

  「授業作りには、この題材で、この教材を使ってどんな力をつけたいのかを明確にすることが大事です。」と強調されます。

 園田南小学校の低学年の授業風景をもとに、授業づくりに大切なことや発問、評価の観点、評価方法など詳しく教授いただきました。

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 ≪ アンケートより ≫

  • 実際の授業のようすのDVDを見せて頂きながらの講座だったので、イメージしやすく、授業の流れも詳しく説明して下さり、とてもわかり易かったです。
  • 中・高学年の具体例も、次回教えていただけるとうれしいです。それまで、自力で今日の学びをもとに工夫して指導していきたいです。
  • 教師自身が楽しんで授業をするという気持ちが大切と改めて感じました。
     

 

 
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