「1.17防災訓練(地震・津波)」を行いました(令和6年1月17日)

 1月17日(水)、防災訓練を行いました。今回の防災訓練は、行事予定表などに「避難訓練」と記載しないようにして、事前に予告することなく行いました。

 6時間目が始まって5分経過した時に、大きな地震が発生したという想定で、校内に緊急放送をしました。その2分後、揺れがおさまったとの想定で、グラウンドに避難するよう指示をする放送をしました。
 全員がグラウンドに避難し、点呼をして全員の無事が確認できるまでの時間を計測したのですが、生徒の皆さんが素早く、落ち着いて避難をしたことで、とても短い時間で避難をすることができました。本当に素晴らしい行動でした。

 続いて「地震による津波警報」が発令されたという想定で、4階にある体育館に避難する訓練を行いました。
 下の写真は、グラウンドへの避難を終え、体育館への避難の指示を待っている様子を撮影したものです。

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 体育館への避難を終え、校長先生から生徒の皆さんに話をしました。
 まずは、29年前に発生した阪神・淡路大震災について話をしました。大きな災害が起こると、平和な日常の生活が一変してしまうことや、追悼行事の様子が報道されていましたが、ご遺族の皆様の悲しみは、29年経っても癒えるものではないということを話しました。
 続いて、今年の1月1日に発生した能登半島地震について話をしました。余震が続いたり、厳しい寒さの影響があったりして、なかなか復興が進まない様子が報道されています。あらためて、一日も早い復興を願っていますという話をしました。
 そして『災害に対応するために大切なことの1つとして「備える」ということがあります』と話をしました。大きな地震は、皆さんが学校にいる時に起こるとは限りません。いろいろな場面を想定して「その時、どう行動すればよいのか」、できればおうちの方とも相談をして決めておいてくださいと、お願いしました。

 最後に、1分間の黙とうを行いました。

 皆さんには、阪神・淡路大震災での教訓をしっかりと学び、「自分の命は自分で守る」ことができるよう、日頃から「備える」ということを大切にしてほしいと思います。
 

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