2012年12月

 本研修は、初任者の選択研修の一つでもあり、45名が受講しました。
 午前は本時の教材研究、午後は園田中学校での公開授業と研究協議を行いました。
 受講者は、実践の交流や授業づくりの仕方を学びました。
 

≪ 内 容 ≫

 1 教材研究  演   習 「思考力を育てる授業設計に挑む」 -教育目標を構造化する-

 2 公開授業  園田中学校 第1学年社会「九州地方」~自然環境の視点を中心にして~

 3 研究協議

 

≪ 教材研究 ≫

● 概念マップから授業設計へ

 はじめに、倉橋氏よりイメージマップを活用した思考力を育てる授業づくりについての説明がありました。
 その後、グループごとに、教育目標の構造化に取り組み、本時の教育目標と主となる発問について話し合いました。

 

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≪ 公開授業 ≫

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 シラス台地の火山灰はどんな感触?

 火山灰を触った生徒からは、予想以上にさらさらとした感触に驚きの声が上がりました。稲作や畑作が困難であることにさらに理解が深まりました。
  全国の畜産の統計から共通することは?

 畜産を展開している都道府県とその共通点である自然環境に注目し、そこに生きる人々の農業や生活の工夫との関連について考えました。



≪ 研究協議の指導助言より ≫

  • 子どものやる気を引き出す授業のポイント
     結果 ⇒ 原因 : 推理・考察を求める
     
  • 思考力を鍛える発問のポイント
     2つの言葉を教え、その関係の説明を求める「発問」をする
     
  • 授業は子どもを変える営み
     子どもの学力状態の変容(現状→教育目標)を促す授業を行う
     

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≪ 感想より ≫

  • イメージマップを作るのは、板書の「構造化」の手助けになると思います。結果から原因を考えさせるというやり方も新鮮でおもしろいと感じました。ぜひ、実践したいと思います。
  • 授業参観を通して、私自身も気を付けなければならない所や、実践していきたいと思うことなど、多くのことに気付きました。また、「ただ知識を教えることだけでは、子どもの成長はない」という言葉が心に響きました。子どもを動かし成長させる授業づくりをしていきたいと思いました。

 

 受講者は、立花小学校の特別支援学級における「話す・聞く」力を育む授業を参観しました。
 研究協議では、指示の視覚化などの個に応じた学習支援についての意見交流が活発に行われました。 

 ≪ 内容 ≫

1.公開授業
   教   科
    特別支援学級 生活単元学習
    「みんなに伝えよう」
    ~詩・ジェスチャーソング・お話タイム~

2.研究協議

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 ≪ 公開授業の様子 ≫

●「すうじのうた」を歌う。(右写真)

 「すうじのうた」を全員が覚え、リズムにのって笑顔で歌いました。
 大きく元気のある声で楽しそうに歌う姿が印象に残りました。

 

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●お話タイム(左の写真)

 話し手は声の大きさや話す速さに気をつけながら丁寧に話し、聞き手は話し手を見ながら最後まで熱心に聞きました。

 ≪ 研究協議にて ≫

  • 子どもたち自立について(「ごめんなさい」「ありがとう」の大切さ)
  • クラスの人間関係はよく、大きな声で丁寧に発表することができていた。
  • 一人一人に役割を持たせるなど、個々の課題に対応した指導が見られた。
  • 授業の見通しがわかる指示の視覚化など、工夫されていた。
  • 個別指導では、子どもの活動を根気よく見守り、適切な声かけができていた。
     

≪ 指導助言 ≫

  • 子どもたちが意欲的に活動できる学級・授業づくりについて
  • 冊子『みんなの特別支援教育』の活用について
     

≪ 感想より ≫

  • 今回の研修のように、他の先生方の授業を見に行く機会がこれからもたくさんあると嬉しいです。
  • 指導助言を色々と頂けて、とても勉強になりました。明日からの指導に役立てていきたいです。

 

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 園和小学校にて図工科の授業を見せていただきました。図工科と国語科のコラボレーションを図る授業でした。

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 興味をひく、おもしろい単元名により授業が構成されており、子どもたちからは、自然なつぶやきや自分なりの言葉がありました。 
 


【 単元の流れ 】

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1.


2.


3.

 

鳥獣人物戯画の絵巻物を鑑賞し、その見方に気づかせる。

見つけた鑑賞の視点をもとに自分なりのイメージで鳥獣人物戯画カルタを創る。

カルタ作品を交流することで多様な見方や感じ方、考え方を理解し鑑賞を深めていく。

 

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【 指導技術アップで子どもを育てる その視点 】

1.導入の工夫
   部分的な鑑賞から全体的な鑑賞へ
   鑑賞カードの活用・グループ交流
   ワークシートの活用

2.場の工夫
   「一人で」「グループで」「みんなで」
   大型テレビの活用
   場所をかえてライブ感のある鑑賞

3.資料や方法の工夫
   鳥獣人物戯画プリント
   部分的鑑賞資料の活用
   交流で短冊にまとめる

4. 教材開発
   共通事項から題材を考える(コラボ) 


執筆されている著書
『私がつくる図画工作科の授業 ふぞろいな学習指導案』(日本文教出版)等も参考にしてください。
 

 【 アンケートより 】

  • とても満足しました。子どもたちの感性を深め、力をつける授業をめざしていきたいと思います。
  • すばらしいアイデアいっぱいの大津先生に教えてもらっている子どもたちは、幸せだなと思います。
  • 幅広く考えていける図工科を子どもたちに還元していけるよう努力したいです。

    園和小学校での算数科の授業を参観し、受講者は授業づくりについて学びました。

 研究協議では、本時の授業の手立てや学習規律などについての意見交流が活発に行われ、各自の指導力向上につながりました。 

 ≪ 内容 ≫

  1. 公開授業
      教  科  算数科 第1学年 「どんなけいさんになるのかな」
  2. 研究協議
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 ≪ 公開授業の様子 ≫

  • まほうのことば
    大きな声で「まほうのことばのうた」を元気よく歌う子どもたち。
    この「まほうのことば」を演算決定のキーワードとして、問題の文章からどん
    な計算になるのかを、子どもたちは意欲的に考えました。 
  • 文章や絵に〇や口や直線
    問題の文章や絵にしるしをつけながら、子どもたちは必要な情報(わかっている数)を見つけ出しました。 
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  • 自分の考えを紹介
    加法と減法のどちらを用いるか、ペアで理由を説明し合いました。 

 
 ≪ 研究協議にて ≫

  • 「まほうのことばのうた」は、子どもたちが加法か減法かを判断する根拠として役に立っていた。
  • 発表やペアでの交流において、日々の丁寧な指導が活きており、一人一人が安心して発言できる学習の雰囲気ができていた。
  • 今後の教育実践へ向けて・・・①スタイルをまねる。②自分なりにアレンジする。③新しいモノを取り入れる。

 ≪ 感想より ≫

  • 同じ2年目教員の授業を見て、そして話し合う機会をもって、貴重な時間を過ごせました。まねたいことややってみようと思うことがたくさんありました。
  • 同じ1年生の担任として、とても参考になるところが多く、明日から早速取り入れていきたいと思います。安全、安心な学習の場をつくれるよう、今後とも努めていきたいです。
  • 他の学校の、他の学年の授業が見ることができて、すごく勉強になりました。
   

 

今回は、教育総合センターにて「社会の中での教員」といった視点での、研修を行いました。
 
 h2411271nen1.jpg(1)知的財産権教育

 講話 「学校教育現場における知財教育について」
  • 学校教育現場での知的財産・・・著作権
  • 知的財産周辺の問題・・・肖像権
  • 著作権とその使用
  • 著作権法第35条について
  • ケーススタディ
(2)社会体験研修フォーラム

 パネルディスカッション 「社会体験研修から学んだこと」
 パネリスト 初任者5名
  • 研修先で学んだこと
  • 学校教育にいかしていきたいと思うこと 等
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 h2411271nen3.jpg(3)コミュニケーション能力開発

 講話「学校運営に活かすコミュニケーション研修」
  • 行政を取り巻く社会変化とクレーム対応
  • 行政クレームの心理・特徴・分類
  • クレーム対応に必要なコミュニケーション
  • ケーススタディ

≪ アンケートより ≫

  • 知的財産権(著作権)について、気になりながらも分からずじまいでした。今日、勉強できて良かったです。
  • 社会体験研修で学んだことを、学校教育にいかしていこうと思います。
  • あらためて、表情(笑顔)の大切さをしりました。

 

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 武庫南小学校にて4年生算数「面積」の授業を見せていただいての研修を行いました。

 本研修のねらいは以下2点でした。


 1.算数科授業における指導案作成のポイントを知ること
 2.指導の工夫について協議すること
 


 午前中は、授業者以外の研修者が、まず指導案をたてました。
 それを交流する中で、教科の特性の知識を深め、指導の工夫についても話し合いました。
 児童の顔を思い浮かべながらの話し合いは、大変有意義なものでした。
 どの先生も、指導案の児童の実態に合わせて、様々な指導の手立てを考える姿は、真剣そのものでした。

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 ひとときの昼食の時間も、貴重な交流時間になります。

 小中の交流、異学年交流、学校交流など、短時間ではありますが、ミニ交流の中に笑顔が生まれます。

 午後からの公開授業に備えて、話し合う姿もみられます。

≪ アンケートより ≫
  • その場でつくった自分の指導案の検討を行い、他の人たちと考えを交流し、深め合えたのが面白く、大変有意義でした。
  • 授業内容を本当にしっかり練っておられて、とても参考になる授業でした。授業への入り方の工夫も、とてもいいなと思いました。子どもの発言から授業をつくるという立半先生の思いが授業を通して伝わってきました。
  • 明日から活用できそうなポイントをたくさん得ることができました。(1)自立解決に関すること (2)子どもたちへの関わり (3)子ども同士の学び合い等、わかりやすかったです。 

 

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 小園小学校にて2年生算数の授業を見せていただいての研修を行いました。

 本研修のねらいは、以下2点でした。

 1.算数科授業における指導案作成のポイントを知ること
 2.指導の工夫について協議すること


 午前中は、自分で指導案をたて、交流する中で、教科の特性の知識を深め、指導の工夫の可能性をめぐって、話し合いをしました。

 児童の顔を思い浮かべながらの話し合いは、大変有意義なものでした。

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 授業では、次々と意欲的に問題づくりが進んでいました。

 できた問題をお隣同士で、解き合いして、いい問題かどうかを確認する姿がありました。

≪ アンケートより ≫
  • 先生と2組の子どもたちの関係が、とてもあたたかく、生き生きしていて、ステキな学級経営がなされているなあと感じました。
  • 細かい配慮もされていて、子どもたちがとても安心して授業を受けていました。視覚的にとらえる教材をつくることで、子どもたちのやる気や興味を引きつけており、問題づくりに意欲的に取り組む姿がありました。
  • 事前研修では、自分の考えと違う考えを知ることができてよかったです。
  • 同期の授業をみることができ、非常に刺激になりました。指導案の内容や授業から自分の授業を振り返るいい機会となりました。

 

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 園和北小学校にて第6学年国語科「やまなし」の公開授業及び講話を行いました。

 授業のはじめにパワーアップタイムを実施し、子どものやる気を喚起します。そして、今日の学習目標は、「賢治はなぜ『やまなし』という題名をつけたのか考えよう」です。

h241130mai82.jpg 場面を一言で表したり、課題について一人で考えたり、グループや全体で交流したりしながら、目標に迫っていきます。
h241130mai83.jpg 友だちの考えを聞き、自分の考えを深めることができたかどうか、この時間にわかったこと、発見したこと、共感できることをまとめていきます。

 講話では「授業づくりは人づくり-子どもが変わるために自分を変える-」をテーマに熱く語られました。

 受講している先生方も、熱心に聞き入っていました。
 

 ≪ アンケートより ≫

  • ほめほめシャワーが出た時は胸が熱くなりました。
  • 先生のように情熱を持って取り組む決意ができました。
  • もっともっと教材研究をしていかないといけないと思わされました。
  • 国語の学習だけでなく、学級経営についても、とても勉強になりました。

 

 北難波小学校にて体育の授業を参観し、受講者は授業づくりについて学びました。
 研究協議では、授業者も受講者も2年目教員であり、本音の部分で意見を交流することができ、各自の指導力向上につながりました。

≪ 内容 ≫

  1. 公開授業  教  科  体育科 第5学年 「跳び箱運動」  (器械運動)
  2. 研究協議及びグループ交流

≪ 公開授業の様子 ≫

  • 個人の技を高め合う(右の写真)
    各グループに分かれ、お互いの跳び方を評価し、アドバイスの声をかけ合う児童たち。「大きな開脚跳び」や「大きな台上前転」を合い言葉に、意欲的な学習姿勢が見られた。
     

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  • 良き実践や優れた声かけを交流(上の写真)
    「ゴムひもに腰があたるように」「前転の際、膝が曲がらないように」「□□さん、○○ができていたよ(みんなで拍手)」など、各グループの良き実践や優れた声かけが全体の場で交流された。

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  • グループの活動がさらに充実(上の写真)
    目標達成に向けての工夫や活発な意見交流が見られ、各グループの実践は深まっていった。

 ≪ 研究協議にて ≫

  • 跳び箱運動が苦手な友達にも励ましの言葉が自然に出るなど、日頃の良好な学級経営が伺える素晴らしい実践であった。
  • 一人一人の児童や生徒の前向きな学習を保証するためには、安全で安心感のある学習環境が大切である。
  • 児童や生徒にどのような力をつけさせたいのか、明確な目標設定が大切である。
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  ≪ 感想より ≫

  •  自分と同じ二年目の先生方の授業を見て、意見を交流することができて、とても勉強になりました。これから研修等の機会を大切にして、自分の力を高めていきたいと思います。
  •  2年目になると研修も減ってさみしいです。同期の人たちが日々がんばっている話しが聞けて、また自分もがんばっていこうという気になれました。
  •  大変勉強になりました。体育の授業をしてみたくなりました。

 

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 水堂小学校にて国語科(ごんぎつね)の授業を公開しました。

 「読んで考えたことを話し合おう」を目標に、音読、一人学習、グループ交流、全体交流等の学習場面を設定しながら授業を展開します。

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 今日の学習場面(5)を音読し、課題を確認します。

 「おれは引き合わないなあ」と思ったごんの気持ちは?の問いかけに、本文を読み返します。

 ワークシートを活用し、課題に迫ります。

 

 自分が考えたことを、まずはグループで交流します。(発表する機会を確保し、全体交流への自信が持てるように設定しています。)
 

 司会や発表の仕方等、回を重ねる毎に上達していきます。

 グループ及び全体交流を通して、意見の共通点や相違点について気づくことができました。

 また、考えが変わったり深まったり、話し合うことで変容する姿が見られました。

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 研究協議では、グループ交流の意義や読み取りについて等、次々と質問があり、多くの指導法について交流することができました。

 同期による交流会では、最近の課題について話し合い、情報を得たり、励ましを得たりすることができました。

  ≪ アンケートより ≫
  • グループ協議は良かったと思う。
  • 同期なので、困っている点など共感できる所がたくさんあって良かった。
  • 他の学校の様子や実践が聞けるので視野が広くなる気がします。
  • 明日からまたがんばろうと思えました。

 

 
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