2021年2月アーカイブ

 幅広い地域住民等の参画により、地域全体で未来を担う子供たちの成長を支え、地域づくりに資する活動(地域学校協働活動)のうち、その内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ表彰する。(文部科学省HPより)

 

浜小学校の地域学校協働本部は平成30年度に設置され、学校、PTA、学校支援ボランティア、主任児童委員、地域団体、行政の方々が集まり、年3回(学期に一度)の協働本部会議を開催しています。

 
協働本部が設置される以前より、図書ボランティアや登下校の見守り活動が行われていましたが、設置後には各ボランティア活動にとどまらず、学校の教育目標「心豊かでたくましく 自ら学び続ける子」、「おかげボ(思いやりのある子、考える子、元気な子、ボランティアの心)」を地域と共有し、学校が求める支援と地域としてできる支援をすり合わせながら、学校の思いに寄り添って地域全体での教育活動を行っています。
 
これらの中心を担っていただいているのが、地域学校協働本部推進員(コーディネーター)の島田さん。協働本部会議では、「子どもたちのために何ができるのか」を念頭に話し合いを進めてくれています。また、その内容を「コーディネーター通信 はまっこ まんまるねっと」として発行し、家庭・地域へ広く発信し、理解者・協力者の輪を広げています。
 
こういった活動が認められ、文部科学大臣表彰を受けることになりました。
 
今までの主な活動
■まち探検(2年生)
幼稚園、米屋、コンビニ、工場、不動産屋など校区内にある企業の協力を得て、訪問・見学を実施。地域や校区のことについて理解を深めます。
 
■工場見学(5年生)
社会の学習に合わせて、校区内にある町工場の協力を得て社会見学を実施します。
 
■キャリア教育(6年生)
保育所、警察署、消防署、花屋、ホテル、パティシエ、ペットビジネス、プログラマーなど地域の企業、職業人から、「仕事の話」「仕事のやりがい」「小さいころの夢」「仕事に就くために努力したこと」などの話を聞きます。将来に向けて生きる力を育みます。
 
■人権講演会の実施
「心と命を大切にする」という学校の教育ニーズに応え、年に数回実施しています。今までに「赤ちゃん先生」「パラスポーツ選手による講演と体験」「プロスポーツ選手による講演」「お笑い芸人による話し方講座」「子育て支援専門家の話」などを実施しています。
  
■登下校の見守り活動の充実
以前より、各地域における登下校の見守りはありましたが、校区内における歩道橋及び周辺施設の大規模工事により大幅に通学路を変更した際には、子どもたちの安全確保を第一に安全策を検討するとともに、登下校の見守り体制の強化に取り組んでいます。
 
■楽しめる給食中の7分間プロジェクト
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、静かに給食を食べている子どもたちに、少しでも楽しみながら給食を食べてもらおうと発案。PTA活動で、以前より行われていた大型紙芝居を動画にて放送したことをきっかけに、コロナ禍で活動が制限されている地域の中学校や高校、大学の各種発表の場としてマッチング。絵本の読み聞かせやペープサート、感染症対策や食育の啓発動画、中学校からは吹奏楽部の演奏や体育大会や合唱コンクールの映像が届きました。テレビ局も取材に来られ(ベイコム、NHK)放送されました。
 
■PTA夏祭りへの協力
夏祭りを盛り上げたいとニーズと、地域貢献をしたい団体のニーズから、地域学校協働本部のブースを設置し(体力測定や健康相談など)、参加するようになっています。
 
■家庭・地域への発信「コーディネーター通信 はまっこ まんまるねっと」
<リンク><はまっこまんまるねっと過去号>
 
 <リンク><尼崎市教育委員会社会教育課>
 
<リンク><文部科学省 表彰小学校一覧>

学校だより No.21

R2No21.pdf

学校だより No.21を掲載しました。

先週は懇談会にご来校いただき,ありがとうございました。

早いもので3学期も折り返しを回りました。

子どもたちの様々な「育ち」の姿が見られ,とてもうれしく思います。

3学期のまとめをしっかりと行い,新年度への希望も膨らませていきたいと思います。