2024年3月

 3月25日(月)、令和5年度の修了式を行いました。

 修了式では、まず初めに、今年度最後となる校歌を斉唱しました。
 校長先生からは、1つ目に「この1年間を振り返って、自分が取り組んできたこと、自分なりに努力してきたことについて、自信をもってほしい」という話をしました。
 「皆さんには、それぞれに、努力をすればどんなことでもできるようになるすごい力があるのです。それは、皆さんが登下校の時に、門を入ったところで目にしている第41期生徒会スローガン『日進月歩 ~努力の継続が未来への一歩~』のとおりです。自分の力を信じて、努力を続けてほしいと思います。この1年間、自分らしく努力を継続してきた皆さんは、本当によく頑張りました。どうか、この1年間の自分自身の成長に自信をもってほしいと思います」と、話をしました。

 そして2つ目に「4月からは学年が新しくなりますので、あらためて、常陽中学校のより良い伝統を、皆さんの力でつくりあげてほしい」というお願いをしました。
 「皆さんは、卒業証書授与式の予行で、卒業生の姿を通して、式典の雰囲気、学年としての団結、一人一人のきちんとした動き、心に響く答辞や感動の合唱など、たくさんのことを受け継いだことと思います。次は、皆さんが、皆さんの力で常陽中学校のより良い伝統をつくりあげていく番です。どうか、4月の新学期、4月8日が始業式ですが、『さあ、今日からまた、充実した学校生活にするぞ!』という、自分らしい『やる気』を持って、登校してきてほしいと思います」と、話をしました。

門を入ったところに掲示されている生徒会スローガン
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 修了式の後、表彰状の紹介をしました。
 そのあと、生徒指導の先生からお話がありました。生徒指導の先生からも「皆さんの頑張りで常陽中学校は、より良い学校になっています」との話がありました。
 最後に、生徒会執行部の皆さんから連絡がありました。

 この日は、今のクラスで過ごす最後の学級活動の時間がありました。どのクラスも、1年間をともに過ごしたことで、魅力にあふれた良いクラスになりました。

 生徒の皆さんは、春休み、毎日を健康で、元気に過ごしてください。そして4月、皆さんが元気な顔で登校してくれることを、常陽中の先生方と一緒に、心から楽しみにして待っています。

 保護者の皆様、今年度も本当にお世話になりました。本校の教育活動に、ご理解とあたたかいご支援を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。 

令和5年度 学校評価

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尼崎市立常陽中学校 令和5年度 学校評価.pdf

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常陽中だより No.12(令和6年3月25日).pdf

 2年生は3月18日(月)に、1年生は3月19日(火)に球技大会を行いました。
 1・2年生ともに男子は体育館でバスケットボール、女子は運動場(テニスコート)でドッジボールを行いました。

 今年度最後の学年行事ということで、どのクラスも、大会が始まる前から気合いが入っていたのではないかと思います。

 2年生の球技大会は、競技の様子を見に行くことができました。女子はドッジボールでしたが、冷たい風にも負けず、熱戦が行われていました。男子はバスケットボールでした。見に行った試合では、試合をしている選手が一生懸命にプレーし、応援している人も一生懸命に声をかけている様子を見ることができました。男子も女子も、クラス全員が力を合わせている様子がよくわかりました。

 1年生の球技大会は、小学校の卒業証書授与式の日と重なり、最初の集合と競技の説明しか見ることができませんでしたが、学年の先生方に話を聞くと、1年生の皆さんもクラスで力を合わせ、一生懸命に取り組んでいたとのことでした。何よりも、みんなで球技大会を楽しんでいる様子が、先生方のお話からも伝わってきました。

 今年度のしめくくりの時期に、クラスや学年で、また1つ、楽しい思い出をつくることができました。

2年生女子 ドッジボール
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2年生男子 バスケットボール
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1年生女子 ドッジボール
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1年生男子 バスケットボール
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 3月11日(月)から3月15日(金)まで「日々努力Week」が行われました。

 第41期生徒会スローガンは「日進月歩 ~努力の継続が未来への一歩~」です。スローガンにあるように「努力することの大切さ」を感じてもらうために、生徒会執行部の皆さんが「日々努力Week」を企画してくれました。また、仲間が努力していることを掲示することで、お互いを高めあい、勉強や部活動などのモチベーションをあげるということも、目的の1つとのことでした。

 3月の生徒朝礼で、生徒会長から全校生徒の皆さんに「日々努力Week」を予告し、3月11日(月)から掲示が始まりました。

 「日々努力Week」は、いろいろな足跡の形をした用紙に「学校に関する努力したこと」や「これから努力しようとしている決意」などを書いてもらい、山の形をした台紙に貼っていきます。
 貼ってある足跡の内容を読むと「勉強のこと」や「部活動のこと」、または「球技大会に向けて」の決意や努力を書いてくれていました。中には「提出物についての努力」を書いている人もいました。

皆さんの「努力」で頂上を目指しました!
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いろいろな足跡の形をした用紙に「努力」を書き込みました。
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 上の写真は、3月15日(金)の午前中に撮影したものですが、その日の放課後にもう一度見に行くと、足跡が見事に頂上まで到達していました!皆さんの「努力」で一歩一歩進み、頂上に到達するという、まさにスローガンの「努力の継続が未来への一歩」を形にあらわしたような、素晴らしい掲示物になりました。

 この「日々努力Week」をきっかけにして、皆さんのやる気がさらに高まっていくことを期待しています。
 生徒会執行部の皆さんは、素敵な取組を計画・実行してくれて、本当にありがとうございました。
 3月8日(金)、第40回卒業証書授与式を挙行しました。
 当日は、卒業生の皆さんにとって、思い出に残る素晴らしい卒業証書授与式でした。

朝一番の式場。静かに卒業生を待っているように見えました。
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 当日、在校生は生徒会執行部の皆さんだけの参加となりました。
 2年生、1年生の皆さんは、3月6日(水)に行われた卒業証書授与式の予行に全員が参加し、卒業生代表生徒による答辞と卒業生による式歌を見ることができました。予行の式歌も、本当に素晴らしい合唱でした。卒業生の皆さんは、予行での自分たちの姿を通して、在校生に常陽中学校の伝統を引き継いでくれました。

 その思いに応えるように、在校生の皆さんは、前日の会場準備や掲示物による装飾、校内の清掃活動など、卒業生が最高の環境で卒業証書授与式を行えるように、一生懸命取り組んでくれました。
 また、式場内の後方には、在校生と教職員からの卒業生へのメッセージを書いた「桜の花型の画用紙」で『卒業おめでとう』の文字を作った装飾を掲示しました。
 在校生の皆さん、心を込めた準備等、本当にありがとうございました。

 卒業生を送る階段アートです。
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   卒業生を送る階段アートです。
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卒業生へのメッセージで作った装飾です。
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 当日、卒業生が入場する直前に、卒業生から保護者の皆様に「ありがとう」の気持ちを伝える動画を上映しました。
 また、保護者の皆様が式場(体育館)に向かう階段の壁面には、卒業生から家族にあてた「感謝の気持ちを伝えるメッセージ」が掲示されました。メッセージは「いつも味方でいてくれてありがとう」「いつも支えてくれてありがとう」「15年間育ててくれてありがとう」「沢山の笑顔をありがとう」「産んでくれてありがとう」「幸せいっぱいありがとう」・・・など、自分の名前とともに記されていました。素直な感謝の気持ちがあふれた、とても素敵なメッセージでした。

家族への感謝の気持ちをメッセージにしました。
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あたたかい気持ちで式場に向かうことができました。
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 卒業生が入場し、式が始まりました。まずは卒業生に、卒業証書を授与しました。
 学校長の式辞に続き、育友会長から心あたたまる祝辞を頂戴しました。在校生代表生徒からの送辞では、卒業生への感謝と別れのさびしさ、そして、常陽中学校の伝統を受け継いでいく決意の言葉が述べられました。

 卒業生代表生徒による答辞では、この3年間を振り返り、お世話になった先生方への感謝、いつも味方でいてくれた家族への感謝が述べられました。そして、3年間をともに過ごした仲間への思い、感謝の言葉。さらに、これから待ち受ける新しい生活について「私たちならきっと大丈夫、どんなことも乗り越えることができます」と、仲間を励ます言葉が述べられました。心に響く、素晴らしい答辞でした。

 そして「卒業生 別れの歌」。
 歌の前に、卒業生から感謝の言葉が述べられ、サプライズで先生方へのメッセージが述べられました。3年間の思いを込めた卒業生の合唱、ピアノ伴奏、指揮は、式場にいるすべての人に大きな感動をあたえる、素晴らしい式歌でした。式に参加したすべての人にとって、思い出に残る素晴らしい卒業証書授与式となりました。

式場全体が感動に包まれた式歌でした。
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 卒業生の皆さんには、常陽中学校での思い出を忘れることなく、これからも「自分は自分らしく」「笑顔を忘れず」、希望に満ちあふれた幸せな人生を歩んでいかれることを願っています。
 3月5日(火)、1年生が「語る会」を行いました。今回は、学年の代表として18名の皆さんが、自分のテーマについて語ってくれました。下の写真は、語る会が始まる直前の様子を撮影したものです。

 校長先生も、1年生の皆さんと一緒に、代表の皆さんが「語る」話を聴きました。
 あとから学年の先生方に話を聞くと、学年代表ということで、クラスで「語る会」をした時よりも緊張した様子の人が多かったとのことでしたが、緊張しながらも、皆さんは堂々と自分のことを語っていました。

 テーマはそれぞれでしたが、皆さんの「熱い思い」が伝わってきて、笑ったり、胸にジーンと響いたり、「う~ん、なるほど」と考えさせられたり...。あっという間に時間が過ぎました。本当に素晴らしいスピーチでした。語ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
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 前で話をしている人だけではなく、話を聴いている皆さんの態度も素晴らしいと思いました。皆さんが、しっかりとお話を受け止めて聴いている、とてもあたたかい雰囲気が伝わってきました。

 これからの学校生活や人生において、「自分のことを自分の言葉で話ができる」ということは、とても大事なことです。同じぐらい、人の話を聴くということも大切なことです。
 ぜひ、2年生になっても、学年の仲間とともに、より良い「語る会」をつくってほしいと思います。
 2月26日(月)から3月1日(金)まで、朝読書週間(図書委員会)を行いました。これは、朝学習の時間に、読書を行うという取組です。
 この朝読書週間は「読書を通じて知識を深め、自己表現や情報を的確に伝える能力を育てる」ことや、「読書をする習慣を身につけ、自らの人生をより豊かに生きていく力を身につける」ことを目的として行われました。本から学ぶことは、本当に多いと思います。

 朝の短い時間だけでしたが、集中して読書をする時間は、皆さんにとって、とても有意義な時間だったのではないでしょうか。

 この読書週間をきっかけに、ぜひおうちでも読書に挑戦してみてほしいと思います。また、学校の図書室には、たくさん本がありますので、自分が読みたくなるような本を探してみてはいかがでしょうか。

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 2月28日(水)、2年生を対象に「がん教育」の講演会を行いました。当日は、講師として関西労災病院から先生をお招きし、生徒の皆さんに向けて講話をしていただきました。お忙しい中、本校までお越しくださり、ありがとうございました。
 また、講演会の開催にあたっては、尼崎市教育委員会保健体育課の方々にもお世話になりました。ありがとうございました。

 校長先生も、2年生の皆さんと一緒に、先生のお話を聴きました。
 「がん」についての基礎的な知識や、予防、検診、治療などについて、わかりやすく教えていただきました。
 お話の後半では、事前にお送りしていた「生徒の皆さんからの質問」に、ていねいに答えていただきました。また、実際に「がん」の治療をされている方のお話も紹介していただきました。

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 先生からのお話の中には「大切な人を守るための検診です」「自分のことだけでなく、ポジティブな声かけで検診をすすめてください」というお話や、「患者の方への気遣いについて、少しでも患者さんの気持ちに寄り添うこと」というお話がありました。「自分のことだけなく、他人のことも考える」というお話は、とても印象に残りました。

 生徒の皆さんには、今日学んだことをおうちの方にもお話して、今後の生活に生かしてほしいと思います。

 

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