琴城分校の教育

<学校教育目標>

 様々な社会的障害と闘いながら生きる生徒が、多文化共生社会の実現をめざして、自他を尊重しつつ自己実現を図ることができるよう、言語力をはじめ基礎的・基本的な学力及び健康で文化的な生活を送る諸能力を育てる。

 

〈本校の教育方針〉

 本校の生徒は、何らかの理由で義務教育を学び得なかった人たちである。この生徒に光を当て水を注ぐ最善の努力を続けるのが本校職員の使命である。このことを深く心に刻んで、きめ細かい指導に徹し、寸刻を惜しんで学校に駆けつけた生徒が、何らかの充足感を持って家路につけるよう、教育課程のあり方、授業の内容と方法をとりまく環境改善に着目して研究し、今後に生かせるよう、全員協力して本校の教育の向上を図る。
 
 本校の中心課題は、次の3点である。
 
1 学習指導
 学力の基礎となる言語力が大きな課題であることをふまえ、個に応じた指導を推進する指導形態や方法、学習意欲を高める教材教具の工夫改善を日常化し、生徒一人ひとりに学ぶ悦びを感じさせ、学ぶ力の向上に努める。
 
2 多文化共生教育
 様々な国籍の生徒が共に学習を進める上で、それぞれの文化的差異を認め、教師と生徒、生徒相互の温かい人間関係を深め、自尊感情と登校意欲が高まるよう、楽しい魅力ある集団づくりに努める。
 
3 健康教育
 多くの高年齢層の生徒が学んでいることをふまえ、教育活動全体を通して、各自の健康、体力の保持及び疾病の早期発見と治療の促進を指導し、その生活化に努める。
 
 
 
〈本校の教育活動〉
 
教科指導及びその他の教育活動の重点目標
 

国語(日本語)

 文字の読解能力を養い、語彙を豊富にし、言語表現の能力を養成する。
社 会 日本や世界の地理的、歴史的理解を深め、社会の仕組みについて学ばせる。
数 学 基礎的な計算能力や思考力の充実を期し、問題を反復練習し、基礎学力の定着を図る。
理 科 指導事例を多く収集して活用し、身の回りのことを認識していくための条件を整える。
音 楽 優れた音楽に親しませ、表現、鑑賞することにより、情操を高める。
美 術 絵画、工芸に取り組ませ、美術を愛する心を育て、豊かな情操を高める。
体 育 健康の維持、管理を目標に授業を進める。
  技術・
  家庭
 ものづくり体験や情報機器操作等の学習を通して、豊かな生活の実践方法を学ばせる。
外国語 日常生活に使う基本的な語彙や文を使う技能を習得し、異文化を受容・尊重する態度を育てる。
特 活(学級活動、学校行事、生徒会活動)
 ○生徒個々について理解を深め、きめ細かい指導を行う。
○学校行事への意欲的な参加を図り、相互に理解を深められる集団活動を充実させる。
○近畿夜間中学校連絡協議会の活動に参加し、社会的連帯の精神の高揚を図る。