2014年8月

8月8日(金)教務担当研修を第1研修室にて実施しました。

講話・演習 「 『風通しの良い』学校づくりのために 」

1 学校教育は巨大な公共事業である
  ● 学校という不思議な場-どうすれば「風通し良く」できるだろうか

2 「風通しの良い」学校づくりとは
  ● どんな方策があり得るか

3 「風通しの良い」学校であるための校内研究・研修について
  ● 校内研修がなぜか授業に特化される不思議
  ● 授業を研究するとはどういうことか
  ● 大分県教育センターでの取り組み
    「一層やりがいのある校内研究のために」
    『「一層やりがいのある校内研究」のための手引き』
  ● 収束させる発見ではなく、拡散させる発見へと転換する

4 学校での楽しさ、ユーモア ~笑い学の知見から~
  ● その集団へのこだわり、さらに誇りは、いかに生まれるか。
  ● 共通体験、共感-「わかる、わかる」
  ● 笑いは人を結びつける。真似をすることでわかる気持ち
  ● 認め合う関係、許し合う関係を促す。
  ● 「まじめな雑談」のできる環境を

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【アンケートより】
  • 「外から見た学校」を考えたことがなかったので、新鮮でした。今後に生かしたいと思います。
  • 自校のいろいろな問題点に改めて目を向ける良い機会になりました。グループ討議も有意義でした。
  • 校内研究の在り方のお話、興味深く同感できる部分がありました。
  • 今まであまり考えてこなかった視点・観点のお話だったので新鮮でした。
  • 笑いの絶えない職場づくりに寄与したいです。
  • 異校種の先生方とのグループ研修、様々な話が聞け、参考になりました。

 

8月7日(木)学級経営研修講座を視聴覚室にて実施しました。

講話・演習 「こんなときどう言い返す?~指導の優位性を保つための切り返しを考える~」

  ○ 自己紹介
  ○ 練習問題【先生役、児童生徒役】

 1 距離感を考える … 適切な距離感
    事実 ◎ 、価値判断 ×
    練習問題 1・2
    【選択、選んだ理由】

 2 信じると心配する
    心配する ◎ 、 疑う × 
    指導のストライクゾーンを絞る
    練習問題3 
    【教師の質問、生徒の言い訳、予想される事実】
   
 3 演習『こんな時はどう言い返す』
    練習問題4・5・6・7・8・9 
    【先生役、児童生徒役】
    ○ 正論に惑わされない。
      きちんと切り分ける。 時にはユーモアを。
    ○ 子どもの言葉を注意深く聞く。
      本当に納得したか。  誰を説教するのか。

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【アンケートより】

  • とてもおもしろかったです。「あるある」というシチュエーションだったので、2学期に生かしていきたいです。
  • 距離感の取り方実践します。
  • 2学期からのヒントがたくさんありました。
  • 子どもとの距離のとり方、関わり方がとても参考になりました。
  • つい感情が先に立ち、ユーモアで返すことができませんでした。
    短い時間で判断して切り返すことが大切だと感じました。
  • 演習が多く、まわりの先生方ともお話ができて大変有意義な研修でした。
  • とても興味深く、わかりやすく、実際に考えることができる研修でした。
    笑いがある中に真剣さもあり、またぜひ機会があればお話を聞きたいです。

 

 

8月5日(火)国語科教育研修講座を第1研修室にて実施しました。

講話・演習 「国語科授業の単元的展開 -子どもと共に創る意味を考える-」

● 小学校国語の現状
● キーコンピテンシー
  ① 社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力
② 多様な集団における人間関係形成能力
③ 自立的に行動する能力
● 単元を貫くイメージ
● 単元学習として意識したいこと 
→ ミステリーツアーはもういらない
● 3つの「ル」
  ツール (道具・学習材)
ロール (役割分担、体験・経験)
ルール (学び方・学習規律)
● シンキングツールは何のために
  ① 可視化の手立て ② 思考のきっかけ ③ 思考のプロセス
④ 思考のまとめ  ⑤ 言語化のきっかけとして(交流)
⑥ 国語科以外の教科への汎用性(ジェネリック)
● シンキングツール活用の方法(関西大学初等部での実践紹介)
  ① 国語科の授業として 話す・聞く、書く、読む
(例)ベン図
    比べ読み、意見の比較、登場人物の比較、
情報の比較(説明文)
ボーン図 
意見の根拠づけ、事実から意見への導き、事実と根拠と
ピラミッドチャート
    説明文の読解、自分の意見の組み立て、意見文のメモ
   ② 教師のツールとして 板書、教材研究(指導案作成) 
● シンキングツールを活用した演習
  ・発声練習
・ピラミッドチャート、Yチャートを使用して教材分析、交流

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【アンケートより】
  • 子どもの思考を視覚化できるツールに驚きました。自分でも活用します。
  • この単元でつけたい力、ゴールを明確に意識し、それを子どもと共有しすすめていけたらと考えています。
  • ピラミッドチャートを使って説明文を読解してみて、自分の考えなどを視覚的にわかりやすく表せてすごいなと思いました。

8月5日(火)教頭研修を視聴覚室にて実施しました。

講話 「本市の教頭にのぞむこと-地域の中での学校(地域連携)-」

(1) 地域から見た学校
   地域の中では最も大きな公共施設
   地域の人は学校(校長先生・教頭先生)を
   知っているのか?

(2) 学校から見た地域
   学校(校長先生・教頭先生)は地域の人を
   知っているのか?

(3) 教頭先生は学校の窓口
   相談(苦情)→ 学校のファンづくり

(4) PTAは地域の窓口
   PTAとの連携・PTAの育成 (社会教育関係団体)
   目的は同じ → 子どもの為に

(5) 地域との連携
   子どもを通して地域との連携(学校側)
   「まちづくり」を通して学校との連携(地域)

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(6) 学社連携から学社融合
   学校教育と社会教育は車の両輪

(7) 学校区学習センター構想
   (小学校区学習センター構想)

   2007年 尼崎市社会教育計画

(8) 気づきと目覚め
   学校は地域の中での一施設

【アンケートより】
  • 「地域の中で花咲く」ことが大切だと認識しました。地域の方へ自分から「笑顔であいさつ」をはじめたいです。
  • 学校と地域社会との有機的協力・互助に取り組むことは子どもの学習環境を良くすることにつながる大切なこととして、今回の研修を通じて学ぶことができました。

 

8月4日(月)生活科教育研修講座を第1研修室にて実施しました。

講話・演習 「幼小連携のための生活科授業づくり ~アプローチ・スタートカリキュラムから“接続期カリキュラム”へ~」

1 生活科成立の歴史
  ● 小学校学習指導要領(生活科)、幼稚園教育要領、保育所保育指針 等
  ● 小学校教育の誕生 ~ 約200年前から
  ● 幼稚園の誕生 ~ 約180年前
  ● 生活科成立の歴史(創設) 平成元年 小学校低学年の理科・社会の廃止
  ● 生活科成立の歴史(第2期)第1回改訂 平成10年 10年間の成果と課題を踏まえて
  ● 生活科成立の歴史(第3期) 第2回改訂 平成20年
    PISA調査などを踏まえて、「生きる自分への自信」を!

2 生活科の概説
  ● 生活科の教科目標、指導計画と内容の取扱い
  ● 内容構成の具体的な視点、学習活動や学習対象
  ● 教科内容階層性
  ● 幼児教育 → 総合(第2期) → 生涯学習の時代へ

3 小1プロブレムについて
  ● 小1プロブレムはあるか? 幼児教育との段差
  ● 生活科の教科書の変遷
  ● 各地の動向 … 東京都、仙台市、横浜市
  ● 小学校生活科 → ・遊びと学びの架け橋 ・自立への基礎を養う

4 アプローチ・スタートカリキュラムから接続期プログラムへ
  ● 幼児教育「遊び」を中心とした学び 
  ● 小学校「教科」を中心とした学び
  ● スタートラインを幼児教育と考えると…
    生活科「接続期」カリキュラム
     → 幼保小がカリキュラム作成から連携して
  ● 「気づき」とは? ~ 生活科学習の核 ~

5 小学校 くぐらせ期の教育 遊びと学びをつなぐ 演習
  ● 折り紙を使って … くるくるコプター、しゃくとり虫、ドリル
  ● 新聞紙 … はしご使 → 使用後の新聞紙からしっぽ
    → ひらがな「し」の学習

6 グループ交流会
  ● 幼小連携について課題に思っていること 等

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【アンケートより】
  • 幼稚園で行われている学習内容をしっかりと知り、実践に結びつけたいと思います。
  • 幼稚園の先生と小学校の先生との交流の場があってよかった。
  • 幼小連携促進のために、お互いの教育を理解する場となるために、今後も幼小が共に学べる機会があればと思います。

 

8月1日(金)総合的な学習の時間研修講座を第1研修室にて実施しました。

講話・演習 「シンキングツールを活用した考える力を育成する授業設計」

1 関西大学初等部の思考力育成の考え方
  ● 思考力を育成する授業デザイン
  ● どの教科でも使える6つの思考スキル
    比較する  分類する  関連づける 
    多面的にみる  評価する  構造化する
  ● 見えないものを見える形に → シンキングツール
  ● 思考力育成カリキュラム
  ● 思考スキルの習得・活用のカリキュラム案

2 シンキングツールを使って問題解決(演習)
  ● シンキングツール → 頭の中の情報を書き込むための図形
                → 考える力をつけるための道具
  ● 演習テーマ
    「LINEを使用することについての自分の考えを説明せよ!」
   『小学生や中学生がLINEを使うのは(   )である。』
   ① 「問題である」の立場,「よい」の立場を各グループに指定する
   ② 「イメージマップ」に付箋をどんどん貼っていく。
   ③ 「Xチャート」に分類する。(付箋を移動させる。
   ④ 「ボーン(魚骨)図」に根拠をまとめる。
   ⑤ プレゼン&意見交流

3 関西大学初等部での実践紹介
  ● 1~6年生 教科横断的な実践等を
    子どもたちが使用したシンキングツールをもとに紹介

4 質疑&リフレクション
  ● 今日の研修を振り返ろう 
    グループで「分析表(PMI)」を使用して
    P…よかった点  M…改善点  I…おもしろい点

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【アンケートより】
  • 「問いの連続のおもしろさ」を体感できました。最高の研修でした!本当にありがとうございました。
  • シンキングツールを実際に使ってみることで、学校での具体的に活用の場を考えることができました。
  • 結果を求めがちだったのですが、思考することにもっと重きを置こうと思いました。
  • 質の高い授業づくりのために教材研究に努めようと思いました。

 

8月1日(金)生徒指導・不登校児童生徒支援研修講座(2)を視聴覚室にて実施しました。

 講話 「不登校児童・生徒への支援の在り方と未然防止について」

1 (公財)こども教育支援財団とは
 東京大志学園とは「民間の適応指導教室」
 目指すもの = 学校復帰
 なぜ「学校復帰」なのか? → 東京大志学園「自信をつける」プロセス

2 東京大志学園の子どもたちを元気にするコツ
 ① 安心できる教員との関わり
 ② ありのままの自分を受け入れてくれる仲間
 ③ 勉強が分かるようになる
 ④ 自立へ

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3 教育シンポジウムの経験から見えてきたこと
 ○ 不登校の子どもたちが学校に求めていることとは
 ○ 保護者が学校に求めていることとは
 ○ お願いしたいこと
  ① 細くても継続した永い支援  ② 約束の厳守  ③ 別室登校児童・生徒への配慮  ④ 進路指導

4 「不登校に関する実態調査」から見えてきたこと
 ○ 進学率の上昇 65%から85%の上昇は喜ばしいことか
 ○ 不登校の継続理由
 ○ 5類型:「無気力型」「遊び・非行型」「人間関係型」「複合型」「その他型」
 ○ 不登校・ひきこもりの未然予防
 ○ 現在が輝けば過去は変わる

5 まとめ

【アンケートより】
  • 「積極的な声かけ・受容」、「居場所づくり(安心)」、「保護者との関係づくり」等、学ばせていただきありがとうございました。
  • 現場で直接不登校児童生徒と関わっていらっしゃる方の話はわかりやすく、実践しやすい内容でした。今回学んだことは、明日からの支援に役立てていこうと思います。

 

7月30日(水)に平成26年度 教職経験者(5年次)研修を視聴覚室にて実施しました。
 

1 「教職経験者(5年次)研修について」
  ● 根拠法「絶えず研究と修養に努めなければならない。」
  ● 「これまでの自分」 … 5年の教職生活を振り返って
    「今の自分」 … あなたはどんな先生ですか?   
    「これからの自分」 … 今後の教職生活をどう創るか?
  ● 教員の各ライフステージに応じて求められる資質能力 
    初任者の段階 → 中堅教員の段階
  ● 学び続ける教員像 → 最大の教育環境は教師である

2 「5年次教員に求められるもの」
  ● 優れた教師の条件
    ①教職に対する強い情熱
    ②教育の専門家としての確かな力量 → 専門的力量:授業力
    ③総合的な人間力→人格的魅力:資質と人生経験
  ● 5年次教員に求められるもの
    ①教科等の専門知識 
    ②若手教員への助言・援助などの指導力
    ③学校経営への参画
  ● 「接遇」について
    ①みだしなみ  ②応対  ③言葉遣い 等
  ● 「学級経営」について
    ①環境づくり  ②担任の目による観察
    ③保護者との連携・協力  ④教室内の安全管理
  ● 「学校安全」について

3 5年次研修交流会…サイコロトーキング
  ①これまでの自分 教職経験を振り返って
  ②今の自分 教職経験5年次をむかえて
  ③これからの自分 教職経験をどう積み重ねていくか…
 

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【アンケートより】

  • 「なぜ勉強するか」の問いは常に教師として持ち続けていたいと感じました。
  • 1~4年目の先生方にもう少し積極的にコミュニケーションをとっていこうと思いました。
  • 自分のことを話す機会は普段あまりないので、あらためて、今までの経験やこれからの目標等を考える機会になりました。
  • サイコロトーキングで今自分が悩んでいることを共有し、様々な意見を聞くことができ、非常に良かった。
    5年目として、同じような壁にぶつかっていることや校種間の違いもよくわかった。

 

7月29日(火)算数科教育研修講座を第1研修室にて実施しました。
 

講話 「思考力・表現力を鍛える授業創り」 

 1 思考力と言うけれど・・・
 ○ 何を鍛えようとしていますか? 
  漠然とした思いでは、思考力は鍛えられません。

2 指導要領改訂後に見られる授業の問題点
 ○ 「話す」「書く」こと自体が目的ではない
 ○ 言語活動を進める上で大切なことは、
   「なんのために」「どんな力を鍛えるのか」という活動の
   目的を明確にすること

3 思考力・表現力を鍛える授業創り
 (1) スキル指導が優先順位1位?
   【算数で鍛える思考力】
    帰納的な考え方、類推的な考え方、演繹的な考え方、
    一般化の考え方
    算数的読解力 、再現力
 (2) 考え「たい」、表現し「たい」・・・「たい」のある授業
 (3) どうすれば「たい」のある授業が構成できるのか?
   ① 友だちの考えとのズレ
   ② 予想とのズレ
   ③ 感覚とのズレ
   ④ 既習とのズレ
 (4)表現力を鍛える指導ステップ
 
4 思考力・表現力をどのように評価しますか
 

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【アンケートより】
  • 教材研究をすぐにします。変えたいなやっていきたいなと思うことがたくさんありました。
  • 導入部分でさまざまな工夫をされていたのが印象的でした。
  • 愉しい算数を9月から創っていきたいです。
    教壇に立てることは幸せであるとともに責任があることもあらためて感じました。
  • 子どもの問いの連続性、興味をひく導入、算数作文の指導、どの面でもためしてみたいと感じました。
     

 

7月28日(月)外国語活動担当教員研修を第1研修室にて実施しました。

講話・演習 「子どもと創る外国語活動の授業」

 1 英語の時間の楽しさ
   あ … 遊び感覚のある
   い … いろいろな活動で
   う  … 腕試し
   え … 英語楽しい
   お … お友だちと一緒に

 2 「体・口・心」
   ○ 体を動かす ○ 口を動かす ○ 心を動かす
    ・ 電子教材の活用アイデア
    ・ キーワードゲーム(真実の口)
    ・ ジェスチャーゲーム(2人、」グループ)
    ・ What's missing 等

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 3 大切にしたいこと
   ① ほめる
   ② めざせ「楽しく授業すること!」
   ③ コミュニケーションの相手を広げ、」コミュニケーションの場を豊かにする。

 4 実践例の紹介
   ・ クイズ大会 ・ うしろの正面だあれ 等

 5 まとめ
   ○ クラスの子どもをよくわかっている担任だからこそできる外国語活動の授業がある
   ○ 本時・単元のゴールは何かを見せておく

【アンケートより】

  • キーワードゲームひとつをとっても、」少しずつの変化で子どもをひきつけることができるのだと感じました。
    実践してみます。
  • 普段しているゲームに+αで難しくなるような技を教えて頂き、」2学期からすぐに実践できそうでした。
  • 学校にある絵カード等をそのまま活用しているが、少しの工夫で児童がより引きつけられるアイデアをたくさん教えて頂いたので実践していきたい。

 

7月28日(月)に平成26年度 教職経験者(15年次)研修を実施しました。
熱心に講話を聞かれる姿や交流会で現状とこれからの自分について力強く語られる先生方の姿が印象的でした。

研修Ⅰ 15年次研修について
  ○ 教員の各ライフステージに応じて求められる資質能力…中堅教員の段階
  ○ 学び続ける教員像 → 最大の教育環境は教師である

研修Ⅱ
 講話 「生徒指導および保護者対応について」
  ○ あいさつのできる学校に 教職員も 子どもも 保護者も
  ○ 学校の大きな要にならざるを得ない環境 → 学校全体のために
  ○ 生徒指導対応の基礎 → 学校全体で共通理解して取り組む
  ○ 保護者基本対応10カ条
  ○ 保護 者対応に回答はないが、基本を知れば解決しやすい!
    ① 傾聴とホウレンソウが重要
    ② 臨機応変さや瞬時の判断力が管理職にも先生にも必要
    ③ 初期対応が大きな鍵 ④誠実な対応が大切
    ⑤ 学校の共通理解で軽減
  ○ こんな学校をめざしてほしい

研修Ⅲ
 講話 「あなた方が学校を改革する中核です」
  ○ 教師の役割は子どもに好奇心の種をまくこと
    子どもに一生分の輝きを
  ○ いまの教育環境を考えるために 学習指導要領の変遷
  ○ 現状分析の中に課題(解答)がある
  ○ 学校教育の基本は、子ども達や学級の良さや強みを活かし、
    教師や学校の良さや強みを活かすこと
  ○ あなた方の使命は過去に学び未来に生きること
    未知の世界を切り開くには、片手に人類の遺産もう片手には
    夢と希望そして、しっかり顔を上げて笑顔で前を見つめること

研修Ⅳ 15年次研修 交流会
  ○ 今日の研修の感想、今の自分、これからの自分 等

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【アンケートより】

  • 今日のお話をどう自分に取り込むかが研修だと思いました。先輩方が創り出された目の前の子ども達に対応した実践に対し、自分はどうしていくか。2学期に向けて研鑽したいと思います。
  • 中堅教員として自覚し、学校や後輩のことを考えたり、自分を磨いたりしていきたいと思います。

 

7月25日(金)関西国際大学516教室にて小学校外国語活動指導力UP研修講座(2)を実施しました。

 講話・演習 「関西国際大学でクラスルームイングリッシュを学ぼう」(標準編) 

 1 英語で自己紹介・他己紹介(アクティビティ)
   名前,ニックネーム,行ったことのある国 等
 

 2 Hi,friends!2 Lesson5 Let's go to Italy.
   ○ 授業指導案サンプル
     → 授業プランを見直す,改善する
       ・ 個人で思考する
       ・ ペア,グループで交流する
       ・ 全体で交流する
   ○ 注意すべき発音(国名,都市名,名所,名物)
    ※ 固有名詞やカタカナ語として知っている語は,英語では
      アクセントの位置が異なっていることが多いので要注意
    ※ 英語以外はさらに発音が難しい
      (現地語の発音を優先するか、英語風に発音するか)
   ○ 繰り返し → 何度も聞く機会・何度も口に出す機会を設定する
 

 3 正しい英文をインプットするために
   ○ 教材を吟味する
   ○ 勝手に形を変えない
     → 形には意味があり,作成者の配慮が含まれている

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【アンケートより】
 ○ 子どもたちとの授業も,まず楽しくしようと思いました。早速校内で広めて,2学期から取り入れていこうと考えました。
 ○ うっかり間違いやすいところや授業に活用できる教材などを教えて頂くことができて,大変勉強になりました。
7月24日(木)関西国際大学503教室にて小学校外国語活動指導力UP研修講座(1)を実施しました。 

講話・演習 「関西国際大学でクラスルームイングリッシュを学ぼう」(基礎編)

 1 英語で自己紹介(アクティビティ)
   名前,ニックネーム,所属校,好きなもの,今日の昼食 等
 

 2 クラスルームイングリッシュ(アクティビティ)
   ○ 可能な指示やかけ声は,できるだけ英語を使って
   ○ 子どもたちが日本語を待ってしまうことがないように
   ○ 非言語的なジェスチャー 等を使って

  【指示】
    Please be seated.(席に着きなさい)
    Make a circle.(円を作りなさい)
    Go back to your seats.(席に戻りましょう) 等
  【かけ声】
    Are you ready?(準備OKですか)
    Don't be shy.(恥ずかしがらないで)
    Take it easy.(落ち着いて)
    Time is up.(時間です) 等
  【ほめる・反応する】
    All right.(OKです)That's right.(その通り)
    Excellent./Very Good./Wonderful.(すばらしい)等
 


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 3 聞く→理解する→返事を考える→口に出す
   ○  口に出す(アウトプットする)ために
    ・ モデルをよく示す ・よく聞かせる 
    ・ 全員で口に出させる(口慣らし
    ・ 口をついて出るくらいに
    ・ チャンツ,歌,ゲームでの反復練習 等
 

 4 ゲームの紹介
    ・AGOカード ・カルタ ・ビンゴ 等
 

【アンケートより】
 ○ 外国語活動の学習に対する苦手意識があったのですが,楽しく学習できる方法を学びました。
 ○ 授業で使える教材や活動を具体的に示して頂けたので,これからの授業に生かしていきたいと思います。

 

演題 : 授業に役立つ教具づくり  ~電気にかかわるものづくり~


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 「導入が大事です。電気を知ることで、電気をコントロールしたいと思う気持ちを持たせることができる。そのためにも、しっかり電気を使ったおもちゃで遊ばせることが大切なのですよ。」そうあたたかい口調で語るのは、講師の松島修氏です。
 「だけど・・・おもしろいだけではすぐ飽きてしまう。つまり、探求心につなげることが大切なのです。」とも話されました。
 探求するための「武器」として、児童生徒の思考の手助けとなる教具づくりが、本日の研修です。 
 

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 【講話より】

  • 電気に関しては、「光るコマ」「光るバトン」「光るサーベル(剣)」「効果音つきの剣」などの夏祭り用の低価格なおもちゃがすぐれもの。
  • 電気は目に見えないから、テスターが有効です。テスターには、「ぴっかりテスター」「ブーピカテスター」etcがあります。
    この機能でスピーカーも作ることができます。他・・・・
     

 【アンケートより】

  • いろいろな実験をして、生徒に伝えていけるようがんばりたいです。
  • 大変おもしろかった。最初に見せていただいた電気のおもちゃもおもしろかった。
    こどもたちはすぐにとびつくだろうなと思った。遊び心が大切だと改めて思いました。
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 平成26年6月19日(木)に科学実験室にて、尼崎市開業獣医師会の先生方と尼崎市動物愛護センターの方に講師として来ていただきました。学校飼育動物の扱い方や飼育環境について、学校飼育動物の意義などを詳しく丁寧にお話しくださいました。
1 挨拶
  「学校飼育動物活動について」
  尼崎市開業獣医師会 会長 


2 講話

  「学校飼育動物の扱い方、最適な飼育環境について」
  「鳥インフルエンザについて、動物アレルギーについて」

  (1) うさぎの種類・特徴について
  (2) うさぎの扱い方・飼育環境について
  (3) うさぎの身体の成長について
  (4) 鳥の飼育環境について
  (5) 防疫について

  • うさぎのオス・メスの見分け方や身体的な特徴など、わかりやすく教えてくださいました。
    子どもにとっても動物にとっても安全で、気持のよい飼育環境づくりができるといいですね。


3 講話および実習

  「学校飼育動物活動について、及び生体を用いた実習
  (1) 学校飼育動物の意味・目的について
  (2) 課業中、長期休業中の管理(エサやり、掃除など)について
  (3) 生体に接触する際の注意点(見分け方や抱き方など)について
  (4) その他(困っていること、うまくいった実践例など)について

  • 衛生面を保つことが、人間・動物の両者にとって大切だということを考えました。
    2グループに分かれて、うさぎに触れながら情報交換をしました。獣医さんも中に入って、具体的なアドバイスをくださいました。
     

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【アンケートより】
  •  知らないことがたくさんあり、どのように活動していけばよいかわからなかったが、今回の研修でわかったことが増え、実践していける自信となった。
  • どんなところを見ていけば健康だとわかるのかを教えていただいたので、学校でしっかり見ていこうと思う。

8月6日(水)に特別活動研修がありました。
特活に関する講話のあと、第1研修室で行われている特活授業「いじめをなくそう!」を参観し、その後、活発な意見交流を行いました。

 

 講話 「特別活動について」
   (1) 特別活動について
   (2) 社会力育成事業について
   (3) 社会力育成事業夏季生徒会研修について
   (4) 見学
   (5) 見学のふりかえり 意見交流

 

【アンケートより】

  • 今日見せていただいた話し合い活動は中学生でしたが、方法や声かけをしてあげれば小学校でも実践できそうだなと思いました。
    特活の担当になってまだ間もなく、勉強不足ですが、様々な場で学んだことをいかして2学期実践していきたいです。
  • ポストイットの使い方、ダンボールの使い方がよかったです。
  • 貴重な体験、ありがとうございました。

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8月5日(火)に7年目教員研修がありました。平成20年度採用の先生方の研修会です。
教育現場の若返りが進む中、そろそろ中堅どころとなる先生方に前向きな気持ちをもって2学期に活躍されることを期待する研修会となりました。
 
講話 「中堅教員に望むこと」  
 (1)  はじめに
 (2) あるべき姿
 (3) あるべき姿に近づけるための学習
 (4) 生きて働く教師の支援
 (5) 授業の場での教師の「はたらきかけ」
 (6) 根底となる教師の発想の転換と資質の向上
 (7) おわりに
 
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【アンケートより】
  • 子どもを変えるには、まず、教師が変わらなければ・・・ということばが印象に残りました。
  • 環境が変わり、中堅として求められていることが大きくなったのを感じています。改めて考え直すことができました。
  • 様々なお話を聞かせてもらい、教師として高い志を持ち、子ども達の成長と幸せのために精進してまいります。
  • 7年目になり、責任ある仕事を任されるようになりましたが、恥ずかしくないように、頑張っていきたいと思います。
     

 

7月29日(火)に平成26年度尼崎市1年目教員必修研修(第7回)がありました。
今回は午前の部で「人権」について、午後の部で小学校向けに「学級経営」中学校向けには「クラブ活動」についての
講話がありました。初任者の真剣な取り組みがみられた1日でした。
 

1 講話Ⅰ (人権教育のすすめ)
  「あーよかったな あなたがいて
         ~「優しさ」という温かい貯金~」

    (1) 「出会い」「気づき」「広がり」
    (2) 人権を学ぶ・・とは?
    (3) 教師の姿は、子どものお手本。
    (4) 「優しさ」という温かい貯金
    (5) 差別をなくす3つの心


2 講話Ⅱ (小学校)
  「学級経営について」
    (1) はじめに
    (2) 学級経営を振り返って
    (3) 授業経営の振り返り
    (4) 通じる・響き合う・作り合うコミュニケーション
    (5) おわりに


3 講話Ⅱ (中学校)
  「クラブ活動について」
    (1) 自分理解
    (2) 教師としてのクラブ指導
    (3) 自分・人・チームを育てる
    (4) 指導の基本
    (5) 指導の注意点
 

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【アンケートより】
  • 「人権教育のすすめ」は、自分の学校とよくにたケースの話が多く、とても共感できました。
    まだまだ自分には、言うことを聞かないヤンチャな児童をつつみこむほどの心の広さがありませんが、今日のお話を聞いて、どういう方向性で努力していくべきなのか、はっきりしたような気がします。
    さらに心を広げられるように自分を磨いていこうと思いました。
7月28日(月)に拠点校指導教員研修がありました。
平成26年度採用の初任者教員のこれからの活躍を支える先生方の研修会です。
後半の意見交流会では、活発な意見交流ができました。
 
講話 「初任者研修に係る拠点校指導教員について」  
  1. はじめに
  2. 初任者研修に係る拠点校指導教員について
    (平成26年度 第1回初任者研修に係る拠点校指導教員研修会資料から)
  3. 書類提出について
  4. 昨年度の初任者から 「Welcome! あま」から
  5. 今年の初任者について
  6. 情報交流会
     
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【アンケートより】
  • 拠点校は、まわりとのコンタクトがとりにくいので、今回の研修は助かりました。
  • 1人でどうすればいいのか悩んでいますので、どのようにしておられるか情報をいただけてよかったです。
  • 初任担当になり、どのように指導をすれば良いかわからず、知り合いの初任指導の先生に何度も会いに行き教えてもらいながらの1学期間でした。
    今回、同じ仕事をする方のお話を聞かせていただき、大変参考になりました。
    また、指導主事の先生のお話もわかりやすく、有り難く思いました。
     
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7月24日(木)に国語科教育研修講座(2)がありました。
小学校、中学校の代表的な教材単元を取り上げていただきながらの講話、演習は受講者の心に残る、とても印象深い実践的な研修会となりました。
 
講話 「言語活動の充実に向けた授業」
      ~考える力を表現する力へ~

  1. 初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について
  2. 教育課程における「総合的な学習の時間」の位置づけ
    (相澤案)
  3. 書くことの意義
  4. 発問とは
  5. 学びあい
  6. 描写とは・・・
  7. 「ごんぎつね」
  8. 「走れメロス」
  9. 「平家物語」(朗読)

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【アンケートより】
  • 自分の今の授業の仕方を見直し、本日の講話を参考に、よりよい授業が展開できるようにしていきたいです。
  • 発問の型を学ぶことができました。
    また、文章を読んで書くことを、改めて大切にしなければと感じました。
  • 是非とも毎年受講したいと思います。改めて、授業を考えさせられました。
  • とてもお手本となるもので、二学期に使えるものばかりで、シリーズ化してほしいと思いました。
    小学校の先生もいて、違う見方も発見できたと感じました。
     
7月23日(水)に食育研修講座がありました。
医学に裏付けられた、興味深い「食」に関わる講演に多くの学校関係者も納得の研修会となりました。
 
講話 「子どもたちの心と体を健やかに育てる食育」
  1.  脳科学から見た子どもの育ち
  2. 神経回路とは?
  3. 神経伝達物質の受け渡し
  4. シナプス密度
  5. エリクソンの発達段階区分と発達課題
  6. お子さんはどう反応しますか?
  7. セロトニン神経をきたえるには?
  8. 感情をつくる神経伝達物質
  9. 時間栄養学が教育に影響している!
  10. 「おふくろの味」
  11. 愛する人のために「手間」をかける
     
 
【アンケートより】
  • 違った切り口での“食育” とてもおもしろかったです。2時間あっという間でした。
  • とても印象に残る研修でした。教育現場での実践はもちろん、自分の生活でも実践したいと思いました。
  • 医学博士の立場からの食育、いろんな事例をあげて、わかりやすくお話いただきありがとうございました。
  • 給食時の子どもとの関わり方を考えさせられました。
  • 平野先生の講座は毎回楽しみにしています。
    教師が聞くことも大切ですが、尼崎として、小さい子どもの母親にぜひ聞いてもらいたい内容だと思います。
     

 

 尼崎市は環境モデル都市に選定され、CO2の排出削減に取り組んでいます。前半は尼崎市の取り組みについて、後半は学校で取り組めるゴミの減量やリサイクルについてお話しいただきました。「心に節電所を」未来の地球のために、身近なところから自分にできることを考えていきたいです。
 

【 前半 】

 講話 「環境モデル都市について
     ~「ECO未来都市あまがさき」へのチャレンジ~」

    1 環境モデル都市とは

    2 地球温暖化について
      (1) 地球温暖化の基礎知識
      (2) 日本への影響

    3 環境モデル都市の取組について
 

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【 後半 】

 講話 「尼崎市におけるごみの減量とリサイクル
        ~子どもごみマイスター制度を中心に~」

    1 子どもごみマイスター制度
      (1) ごみ出前教室「マイスタースクール」
      (2) 啓発冊子「わたしたちはごみマイスター」

    2 尼崎市のごみの減量とリサイクルに関する歴史と施策
 

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【研修アンケートより】
  • 環境教育を進める上で身近な内容だったので、活用させていただきます。
    今後もこのような地元のテーマをお願いします。

 

【 午前の部 】

 (小学校)
  講話及び演習  「明日から使える学級活動のヒント」

  • 学級会における話し合い活動の流れを中心にご講話いただき、実際の学級会の様子も映像で見させていただきました。
    その後、模擬授業を通して実践的に学びました。


 (中学校)
  講話及び演習 「特別活動の位置づけとできること」

  • 特別活動について、交流を取り入れながら考えを深めました。
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【 午後の部 】

 (小学校)
  講話及び演習 「教材研究の仕方
          -国語科文章構成図の作り方を学ぶ-

  • 文章構成図をグループで作成する演習を通して、教材研究の仕方を学びました。


 (中学校)
  講話及び演習 「授業で子どもを変える
          -教科と学活と言語力

  • ブレーンストーミングの手法を用いてグループで話し合う活動を通して、生徒の言語力を養う方法を学びました。

 

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【 研修アンケートより 】
  • 学級会を1学期、挑戦したのですが、上手くいかず悩んでいたので、方法が知れてうれしかったです。
    早く学級会がしたいです。
  • 両講座とも実践的な内容でイメージしやすく、2学期より活かせそうです。
    子どもたちに還元できるように夏休みに頑張りたいです。
  • 授業や特活での進め方で迷うことがよくあるので、とても為になる研修でした
     

 

 
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