5年生

4~6年出前授業(歌舞伎)

俳優との演技体験、実演や解説等を視聴することで、古典芸能「歌舞伎」について楽しく体験学習することをめあてに、出前授業を実施しました。

大阪松竹座から片岡りき彌(かたおかりきや)さん、中村翫政(なかむらかんせい)さんが来校されました。

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お二人が映像を交えながら、歌舞伎の隈取りなどについて説明してくださいました。

そのあと実際に舞台の上で動きを実演し、子どもたちも一緒に動きを体験しました。

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続いて『歌舞伎舞踊』を実演してくださいました。

流れるような動き。すばらしい!

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最後はお二人に子どもたちから質問する時間がありました。

「どうして顔を白く塗るの?」など子どもたちから素直な質問が出され、それに対して丁寧に回答してもらいました。

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伝統芸能である歌舞伎は、演じる人も見る人も減ってきているようです。

今回の出前授業を機に見たい、やってみたいと思う子もいるかもしれませんね。

なかなかふれることのできない文化にふれられる貴重な時間となりました。

自然学校おかえり!

9月6日(金)の15時前に、5年生一行が自然学校から帰ってきました。
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2日(月)から6日(金)までの4泊5日の間、一人も途中で体調を崩すことなくすべてのプログラムを終えることができました。

先生方や美方高原自然の家の方々のサポートもさることながら、子どもたちのがんばりが立派でした。

帰校式でも5年生の児童自ら司会進行してきちんと最後までやり遂げていました。

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自然学校での体験が、今後の学校生活や、人によっては人生にまで影響していくことでしょう。

多くの保護者のみなさんが帰校式に立ち会ってくださいました。ありがとうございました。

これからの子どもたちの成長が楽しみです。

自然学校出発!

9月2日(月)の朝。台風10号が過ぎ去って、まだ少し雨が残っているものの、自然学校出発の日を迎えました。

ものすごくゆっくりとしたスピードで進む台風でしたので、始業式の木曜日、翌日の金曜日、そして週明けの今日、月曜日まで影響があるかもしれないとヤキモキしましたが、すべて予定通り進めることができました。その事実だけで、今年の5年生たちは運をもってるなと感じます。

多くの保護者の方に見守られながら、体育館で出発式を行いました。

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児童の司会で、児童代表のあいさつ、校長先生からの話、そして5日間お世話になるリーダーさんや看護師さんの紹介がありました。

最後は見送りに来てくださった保護者のみなさんに大きな声で『行ってきます!』とあいさつして旅立っていきました。

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さぁ、どんな体験が子どもたちを待ち受けているのでしょうか?帰ってきたらたくさん話を聞いてあげてください。

あまがさき環境オープンカレッジの大原理事長様が、5年生向けにビオトープを通した環境学習の出前授業をしてくださいました。
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まずは視聴覚室に集まって、成文小学校におけるビオトープの歴史などについて話を聞きました。

そして場所をビオトープに移動し、お待ちかねの体験活動がスタートしました。

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最初は恐る恐るという様子の子もいましたが、そのうちヌメヌメした泥にも慣れて、自らどんどん入っていってザリガニなどを捕ったり、雑草を引き抜いたりしていました。

今回の活動が9月に実施される自然学校にもつながっていきます。

大自然の中で、自分でも気づいていなかったような姿が現われてくることを期待しています。

それにしても暑い一日でした...。

公益財団法人尼崎市文化振興財団主催の「おでかけアルカイック アウトリーチ事業」を5・6年生対象に実施しました。

オーボエ奏者の大島弥州夫さんとピアニストの大西隆弘さんが、成文小学校まで来てくださって音楽室でミニコンサートが行われました。

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演奏曲は『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.374d/モーツァルト』、『エリーゼのために/ベートーヴェン』、『ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「夢やぶれて」/シェーンベルク』、『涙そうそう/BEGIN』、『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.13/モーツァルト』の5曲でした。

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コンサート後半は、質問コーナーがあり、子どもたちからのさまざまな質問におふたりが答えてくださいました。

授業後の子どもたちからの感想には「演奏しているピアノ、オーボエのきれいな音、迫力のある音が混ざり、とってもきれいだったのが印象に残っています」「ピアノとオーボエだけでとても美しい音楽が演奏できることに感動しました。それから2人のタイミングとかも合っていて、すごいと思いました」ということばが見られました。

演奏が始まると音楽室の空気が変わりました。

普段の授業でも、子どもたちに感動を与えられるような授業ができたらいいなと感じる時間でした。

靴を描く(ひとり一授業)

学校の先生は「教育基本法」という法律で「絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない」と明確に規定されています。

つまり先生とは、常に学び続ける人でなければなりません。

そう固く考えると、教育は非常に難しいものですが、要は子どもを育てるということはそれだけ重い責任を伴っているということです。

成文小学校では研究授業に力を入れています。

すべての先生が1年に1回は授業を公開し、他の先生から意見をもらっています。

今回は図工の授業「靴を描く」が先生方に公開されました。

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「身近にある靴を描くことで、材質の特徴を捉え、自分の思いを表現していくことの楽しさを味わうことができる」ことを目標にした授業でした。

ただ靴を描くだけでなく、靴になったつもりで想いを詩のように表現することも併せて行われていました。

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ある児童の詩

「このまま ずっとはいてくれ 

 ボロボロになるまで はいてくれ

 小さくなるまで はいてくれ」

この詩が、描かれた靴の横に書いてあると、何とも言えない想いを抱きます。

図工とは、ただ作品を作るだけの教科ではないということを強く感じた授業でした。 

大庄地域課の地域力創生事業のひとつに、生き方探求キャリア教育支援事業というものがあります。

その事業を活用して、5年生を対象に出前授業をしてもらいました。

内容は福祉落語家の壽 文寿(ことぶき もんじゅ)さんに来てもらってお話を聞かせてもらうというものです。

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壽文寿さんは、もの心ついた頃から吃音で、ひどいいじめにあっていたそうです。

吃音を治したいと考えた文寿さんは、ラジオで聞いた落語に感動したことから落語の世界に飛び込み、落語に打ち込んだ結果、吃音を完全に克服したそうです。

今回、文寿さんが自分の半生を語り、そのあと楽しい落語を聞かせてくださったことで、子どもたちは多くのことを学んだようです。

子どもの感想(一部抜粋)

・しゃべるのがはずかしかったのに、しゃべることが仕事になっているということが本当に強いなと思いました。

・いやなことがあっても自分の道を歩んで、やればできるということを教えてくれて、自分もがんばろうと深く思いました。

子どもたちの感想を読むと、『人は、他者から多くのことを学ぶ』ということを改めて感じました。

今後もこのような機会を持ちたいと思えるすばらしい出前授業でした。

新体力テスト

文部科学省が昭和39年以来、「体力・運動能力調査」を開始し、国民の体力・運動能力の現状を明らかにしようとしてきました。

平成11年度から「新体力テスト」となり、これまでのテストを全面的に見直して、現状に合ったものになったそうです。

そんな歴史ある調査が、今年度も成文小学校で実施されました。

3~6年生を対象に記録を取りました。

種目は「長座体前屈」・「反復横跳び」・「立ち幅跳び」・「上体おこし」・「50m走」・「ソフトボール投げ」の6つでした。

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尼崎市スポーツ振興事業団からサポートに来てもらい、スムーズに測定が進められました。

今日以降、「握力」・「20mシャトルラン」も記録を取る予定です。

どの子も真剣に、楽しそうに取り組んでいました。

4月19日に4年生から6年生までの、今年度初めてとなる授業参観と懇談会が行われました。
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画像ではすべてをお伝えすることが難しいのですが、どの学年、学級も担任の先生の得意なことを活かしながら、工夫した授業を展開していました。

4月17日の1~3年生の参観日に引き続き、多くの保護者の方にご来校いただきうれしい気持ちでいっぱいです。

令和6年度も素晴らしいスタートがきれています。

この調子で子どもたちの可能性をグングン引き出せるようにがんばってまいります。

5年生の研究授業

教師たるもの日々研修(研鑽と修養)に努めなければなりません。

人を教え育てるためには、自らを高める自覚と責任感が必要です。

2月27日(火)の5時間目に兵庫教育大学の羽田潤教授をお招きして、5年生の国語『大造じいさんとがん』の研究授業が行われました。

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従来のように教科書とノートを使い、教師が主導で授業を進めていくだけではなく、タブレット端末を活用し、子ども同士が話し合いながら授業が進行されていきました。(当然、必要に応じて従来型の授業も組み入れていきます。)

授業終盤は、大造じいさんの気持ちを子どもたちがイメージして、吹き出しに考えを書き込んでいきました。

書き込んだ内容は、すぐに電子黒板の画面上に共有されていきます。

これまでのように口頭での発表を聞かずとも、みんなの考えを知ることができるようになっています。

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授業後、特別時間割ということで子どもたちは5時間目で全員下校し、事後研究会が実施されました。
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今日の授業で感じたことや考えたことを語り合うことで、自分の実践している普段の授業を振り返ることにもつながっていきます。

最後は羽田教授から授業を総括してもらい、先生方の質問にも答えていただきました。

羽田教授からは「子どもたちは質の高い話し合い活動ができている」、「もっとレベルアップが可能だと感じた」とお褒めの言葉や次につながる励ましの言葉をいただきました。

常に学び続ける教師でありたいと改めて感じることができる時間となりました。