認定NPO法人「国際地雷処理・地域復興支援の会」の代表である高山良二さんをお迎えし、カンボジアについてお話をしていただきました。
高山さんは元自衛官。PKOでカンボジアに出向き、内戦が終わった後も地雷がたくさん埋まっている状況をなんとかしたいと、定年後もカンボジアと日本を往復しながら地雷処理や地域の復興のために活動しておられます。育友会のご協力を得て、ちょうどカンボジアから帰国したタイミングでお越しいただくことができました。
現地には今でもたくさんの地雷が埋まっています。それを誤って踏むことで、手足を失くしたり、命を落とす人がいなくなるよう、地雷処理の方法を現地のスタッフにも教えて、一緒に活動しているそうです。また、復興には教育と水の確保、産業振興が欠かせないため、学校や井戸の建設、芋焼酎など加工品作りにも取り組んでおられます。
子どもたちは事前に学習をしていましたが、話を聞いてより身近に感じ、さらに深く知りたいと思ったようです。
カンボジアの人々は穏やかで、欲がないとのこと。家庭料理がとてもおいしいそうです。 | 以前、ニュース番組で取り上げられた時の映像を見ました。 | |
現地では親しみを込めて「ター」(カンボジア語でおじいさん)と呼ばれているそうです。 | 現地スタッフとオンラインで交流しました。 | |
終わってからも話を聞きたい子どもたち。 | 地雷の原寸大模型。 |